ONEPIECE 877 「甘くない」

   




サニー号を取り戻すため、わずか二人で奮闘をしていたチョッパーとブルックの善戦もここまで。


ふたりはペロスペローの能力に捕らわれてしまった。

そこにルフィたちが現れた。半狂乱のママを連れて・・・。
サンジたちがケーキを作り上げるまで、サニー号で出航し時間を稼がなければいけないのだが、ペロスペローとカタクリがあの手この手で行く手を阻む。


サニー号になんとか乗り込んだものの、ペロスのキャンディに包まれたチョッパーとブルックは、このままではあと数十秒で死に至る。


海岸の周囲には沖より多数の軍艦が迫り、それを「クー・ド・バースト」で飛んで逃げようにも、サニー号そのものをキャンディの波で固められてしまった。

包囲して待ち受ける前門の軍艦、迫る後門のママ、地道に邪魔をするペロス&カタクリ。

その時、飛び出したのはペドロ

ペロスペローを倒せばサニー号の拘束は解け、退路が開ける、と同時にチョパ・ブルも命を永らえる。
ペロスは7億の賞金首、ビッグ・マム海賊団の長兄とは伊達ではなくその強さは折り紙つきだが、ペドロの狙いは「ペロスを戦闘不能にすること」それだけだった。

最悪、倒せなくても構わない。ペロスが今その能力を持続できなければそれでいい。ペドロはそう判断したに違いない。


最後に不敵に笑い、自ら腹マイトに火をつけた。

5年前、ネコマムシの旦那が言う「世界の夜明け」の一助となるべく、ビッグ・マムが持つ「歴史の本文」を狙い、失敗したペドロ。相棒ゼポを失った以上、自分だけでも生きて戻らなければ、その旅の行程と失敗で得た知識も経験も何の役にも立たない。「命は惜しくないが、ここは死に場所ではない」と考えたペドロは、


生き恥をさらそうとも、片目を差し出し助命を願った。

そして数週間前、ジャックの一団にあわや全滅という危機を、麦わらの一味に救われたモコモ公国のミンク族。


彼らを束ねる2人の王が、カイドウを敵に回して主君を救う計画への助力を願い、主君に由来する秘宝で本来なら門外不出の「ロード歴史の本文」を麦わらの一味に開示した。

2人の王がルフィたちに海賊王ロジャーを重ね、いずれルフィたちに「ロード歴史の本文」が必要となることを確信している。その時こそネコマムシの唱える「世界の夜明け」が訪れる、とペドロは考えたのだ。
今この島で麦わらの一味が全滅していれば、ペドロは再びなんとしても生還する道を考えたかもしれない。しかし此度の同行によって、ペドロ自身のルフィたちへの信頼もより強固となり、彼らを先へ進ませることこそ、今ペドロが為すべきこと、今こそ、この命の捨てどころなのだ。


ここでルフィ達を生かし出航させる事がどれ程に意味のあることか、いずれ分かる!!


ペドロ散る。

う〜ん・・・腹マイトはヤバいな。
だが、アラバスタでは直径5キロを壊滅させる爆弾を至近距離で食らってもペルは死ななかったから、僕はペドロも死なないと思っている。なにせワンピでは過去編(回想)以外ではめったなことで重要人物が死ぬことはないからな。
願わくば、やはり例のカカシ騎士はペドロの魂を持っており、本人の魂だから取り返せた、おかげで死なずに済んだ・・・とか、そんな展開が望まれる。
モスカートの魂を拾い集めさせてたのは「本人の魂なら戻せる」ことの布石だったんだろう。

さて、扉絵特集は、サイ編の第二回


許嫁ウホリシア「ねェ結婚式の日取りなんだけど」
サイ「大事な話があるんやいウホリシア」


あぁ・・そういえば爺ちゃんがそんなこと言ってたわ。

ウホリシアは「二宝水軍」棟梁の娘で、「八宝水軍」跡取りのサイとの政略結婚が図られていた。もともと女にさほど興味がないサイは、「八宝水軍」のためにそれを受け入れるつもりだったのだが、ドレスローザの戦いにおいて、自分の意思でベビー5を娶ると宣言したのだ。


経緯はともあれ、今さらその言葉を翻すようなサイではない。

「八宝水軍」は、どうやら世界政府加盟の「花ノ国」の正規の軍隊のひとつ。
サイが自分を超えたことで、爺ちゃんドン・チンジャオはサイを棟梁と認めたが、サイが「八宝水軍」棟梁であると正式に認定されていないなどの理由で、拒否権を認められない可能性もあるし、無理を通せば、下手すれば内乱が勃発する可能性すらある。ウホリシアはサイとの結婚にノリノリの様子。…一体どうやってケリを付けるというのか。

「戦って勝ち取れ」とかいう話になったらベビー5ちゃんが勝ちそうだが、結局遺恨を残すことになる。代わりにサイの弟ブゥが結婚して済む話でもないだろうしなぁ・・・。

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