原作:20話~23話少し、24話すっ飛ばして、25話冒頭まで
カーティス夫妻のCVは前作と同じ。
しかしイズミ師匠はなんとなく雰囲気が変わったような・・・
僕的には前作の時の方がイメージに近いんですよね。
まぁギャグ表現の使い方は演出家それぞれでしょうが
コレをリアル描写でするかよ
父親を気にかける兄弟の描写が微妙に変わってました
原作では
まだ見ぬ父に好機を寄せるような表現でしたが、
今作では名前を聞く前に「どんな人でした!?」のセリフがあり
名前を聞くなりホーエンハイムが家を出て行くシーンの回想とともに
頑なに父を拒絶するエドのみをフィーチャー。
原作にはない、
ホーエンハイムの帰りを涙ながらに誤魔化すトリシャの映像が挿入されています。
過去の修行編では、原作6巻の表紙を飾ったメイスンさんが登場しません。
尺の都合で仕方ないとはいえ、この一ヶ月間の描写もなんと薄っぺらいものか。
そして、禁忌を犯したことを告白し、イズミに優しい言葉をかけられる刹那のシーン
エドとアルの位置が逆になっているために、
原作では機械の右手でイズミの身体を抱きしめる、
罪深さを再認識するかのような表現だったのが
左手に変わっているのは肉体の暖かみを実感しているという意味かもしれないが
原作では「すいません」が徐々に「ごめんなさい」に変化するのが、
ごく近しい人の愛情に触れている表現として描かれている。
アニメでは「ごめんなさい」というのはアル、「すいません」はエド
と区別されているだけという
これは、僕のようにいちいち比較していないと実感できない改変。
原作通りやり直す趣旨の今作で、なんでこういう改変をするかなという疑問は
毎回尽きませんが、ただ原作をなぞるのはダメという意気込みの表れなんだろうと
好意的に解釈することにしています。