原作:56話~57話
この世界で普通に使っていることに少し違和感を感じます
当然コミック版には出て来ません。
ハガレンの世界では街並みの描写に
ビルに沿うパイプのようなモノが多く描かれているので
うっかりスチームパンクの空想世界をイメージしがちですが
鉄道こそ蒸気機関であるものの、人々の日常を支えるエネルギーとしては
確かに”電気”も立派に存在してます。
しかしそれは、電話やラヂオといった、ごく微量の電力供給で賄えるもの。
大きなものを動かす動力として使われているのかというと少し疑問です。
その根拠は「ラヂオはあるけどテレビはない」
この微妙なテクノロジーの発展具合からそう感じるとしか言えないのですが。
もう少し先の話で、ブリッグズ砦ではでっかい搬送用リフトが出て来ますが
こういうのこそ蒸気機関かなんかでガシガシ動かしていそうで
とにかく、テレビすらない世界でエレベーターは不自然じゃないかって話。
電力はラヂオと電話止まりの文明形態だと考えたいのよ。
大佐がこういう表情で狼狽えツッコむところは見たくありませんでした。
コミック版ではその辺うまく処理しており、
そのすぐ後に狼狽するのは他ならぬホークアイ中尉を心配するシーン
ホークアイ中尉、ただ今お手洗いから戻りました。
このセリフは本来少佐に向かって言うべきセリフ。
どうも今作ではこういうキャラを大事にする細かい描写が
蔑ろにされているのか、気に入らない箇所が散見されていやだ。
計らずして、ノックス医師の家で出会うランファンとメイ
コミックでは、シンの言葉で罵りはじめる二人に
事情が分からず焦るアルと、
事情なぞお構いなしに怒るノックス医師が面白いシーンなのですが
二人が分かる言葉で話しているので、
本来、リン側の事情を知ってるアルなら、話の内容が理解できるはず。
こういう演出も詰めが甘いというか・・・
トドメに、
このハンカチとか・・・20年前のマンガかよ
スカーとの戦いで壊した街を修復して廻るエド
ベランダを直した女性にお礼を言われてますが、
このベランダを壊すシーンは、22話でハブられてたはず。まあいいか。
あと、どうでもいいけど、
街を修復し終わったエドに話しかけてきた憲兵の二人組って
22話でスカーとの戦いに巻き込まれて気絶し、
拳銃をウインリィの目の前に落とした張本人でした。
見返してみたら、コミック版でも同じ人でした。
あ、やべぇ!今回文句しか書いてないじゃん