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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第40話

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ルビ振ってあった・・・
原作:74話~76話冒頭まで
アームストロング少将が中央に呼ばれた。
レイブン中将失踪の実行犯が少将である疑いが云々・・・と
こういう嫌疑は中央の一番黒いところのみで語られるべきで
一兵卒が語るとどうにも軽くて困る。

この中佐(?)はいわれた任務をこなしているだけなんだろうが
コミック版ではもう少し含みのある表情をしているし
余計なことは喋らない。
「視聴者に優しく」との制作者の配慮が世界観に違和感を抱かせる原因とは
なんとも複雑な思いだ。

この二人の会話にも奥深さが感じられない
ただの遊びで崩している部分と、
シリアスな中に緩急つけて挿入している重要な感情表現は
ちゃんと使い分けてほしい。

フラスコの中の小人の声はボイスチェンジャー使ってるけど家弓さんですね。

コミックでは、フラスコの中の小人と出会うまでのホーエンハイム(23号)は
奴隷だからでしょうが、疲弊して、世を儚んだようなすさんだ目をしていました。
今作では、さすがにそこまで描き分けはなされておらず
見た感じ、ただ若い頃のホーエンハイムという感じなのは残念。
クセルクセスが一夜にして滅びた事件の真相

何が起きたのか分からないホーエンハイムに向かって
ホムンクルスは
「自分の中に意識を集中してみろ、聞こえるだろう?
 お前が不死身になるために引替えになったこの国の全ての人間の声が…」

ここはコミックでは、さらっと流している部分。

というのは、ホムンクルスにとって国中の人間の魂というのは
肉体を得るためのただの道具でしかなく、個々の人格など意識すらしていない。
今後も、子どもたちを生み出したり錬金術を使うための材料でしかない。
反面ホーエンハイムは、ひとつひとつの魂と対話をするという
ホムンクルスが考えもしなかった方法をとるわけで
そこへ通ずる発想を、この時点でホムンクルスにさせてしまうのは
ぶっちゃけ大きな間違い。
これも視聴者に親切にしたつもりだと思いますが・・・
ニーサン出番少なかったね。

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