手に入れた”グラグラの実”の能力に
「これからはオレの時代」とばかりに有頂天の黒ひげ
白ひげがしたのと同じように地殻を揺さぶると
近海のシャボンディ諸島では大津波警報が。
黒ひげ自身が「うまくコントロールできない」と言っているように
センゴクが言うところの“世界を滅ぼす能力”をいかに制御していたか
白ひげという男のデカさが伺えます。
エース処刑と白ひげの打倒という
当初の目的は出来すぎなほどに果たされ、すでに大勢が決した戦場は
暴走といってもいい一種異様な海軍の押せ押せムード。
上層部の命令や海兵としての使命などからどこか逸脱し
己が正義のみを信ずるスモーカーとたしぎだからこそ
この異常に気づいていると思いきや
ここにひとりニュータイプに覚醒する男が。
バギーからジンベエとルフィを受け取ったローにも黄猿が迫り
劣勢きわまりないそのとき
「なんだこのコマ?」というような少し不思議な絵ですが
中央に「赤犬の前に立ちふさがるコビー」
マストの上に「一瞬気を取られる黄猿」がちゃんと描かれています。
作品開始当初から、海軍に世界平和の高い理想を見ていたコビー
コビーが言うのはあくまで理想論で秩序を守る組織の”正義”とは
全然ベクトルの違うものなのですが、それはまた別のお話。
実力はルフィと対等に戦うに遠く及ばないまでも
強い信念を持ち、それを行動に起こせるまでに成長していたようです。
そしてコビーの行動で生じた数秒のスキに
どこからともなく現れたのがこの男
再び麦わら帽子を手にするシャンクスの心中やいかに。
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なんでしょうかこの違和感
オダッチは早く次の展開へ進みたいのか
テコ入れじゃないのかと思うくらいワンピらしからぬ急展開です。
余談ですが
以前白ひげの船を訪れ、ティーチ討伐をやめてほしいと言いに来たときと
シャンクスの剣が違いますね。あのとき破損したんですかね。