海底1万mに陽の光が射す理由
それは地上の光と酸素を根まで運ぶ
“陽樹イブ”のおかげだとか。
地上で受けた光をその根に灯し、その樹の根の呼吸は
空気をも海底へ供給する神秘の樹。
地上に陽が射せば海底も明るく
地上の夜には光を失う
世界で唯一、太陽の恵みを受けた海底のこの場所に
遙かな昔、魚人たちが住み始めたのが魚人島のはじまりだそうです。
ウソップが気付いたように、サニー号の船体を作った
“宝樹アダム”と何らかの関係があるのはもちろん
下手をすれば、この世界の根幹を揺るがす秘密を握っている可能性があります。
ある戦争をくり返す島に、
たとえ島に住む人間が砲弾の降り注ぐ戦争を始めようが、
島中の人間が死に、町が死に、廃墟と化そうが、ものともせず立ち続ける巨大な”樹”。
何が起きても倒れねェ
人はまたその樹に寄りそい町を、国を作る
世界にたった数本の最強の樹。それが“宝樹アダム”
小生命が激しく抗おうとも動じない父なる強靱さと、精神的支柱としての存在感
陽の光と空気=すなわち命の源をもたらす母なる慈愛
なんらかの星の意志を感じませんか。
名前からしても
ワンピ世界の創世に絡んでいる気がします。
ただ気になるのは
“陽樹イブ”は世界でここにしか無いのに比べ
“宝樹アダム”は数本存在するということ。
世界にたったひとつの母なる存在が、
世界の中心というべき偉大なる航路中間地点に存在し
天竜人が住む”聖地マリージョア”もここに在るというのは
決して偶然ではないはずです。
果たしてどんな謎が隠されているのか
説明されるのはずっとずっと先のことになりそうですが・・・
あと、まったくの余談ですが
陽樹イブって軌道エレベーターに似てるなあって・・・思ったりしました。