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ONEPIECE 617 「サンゴヶ丘で大事件」

居なくなったしらほし姫をデッケンが追っていった。
世界の海を統べる海神ネプチューンともあろうお方が
ありえない狼狽えぶり。

愛娘のためなら兵士たちの命も厭わないとは
ずいぶん無法なカミサマもいたもの・・・

かと思ったら、今度は我が身を呈して
ホーディ・ジョーンズの攻撃から兵卒を守る『デキた主君ぶり』
いったいどっちが本音ですか。
ホーディ・ジョーンズは
やはりアーロン一味に憧れた若造で

その言葉からは、自身や近しい人が直接人間に虐げられた風ではなく
種族の怨みを晴らすという行為の”痛快さ”に憧れた
という風に感じられます。
いわゆる、自分の行動に酔ってるタイプ・・・かと。
ただ、薬で身体をボロボロにしてでも成し遂げたいと考えているとすると、
いったいどこまでホンキなのか・・・。

部下の盾になったネプチューンを「王の器ではない」と言い、
自らは身を滅ぼす薬物を使いながら率先して先頭で戦う
というこの矛盾。
王国を乗っ取った後、自ら王座に就くつもりはないのでしょうか。
アーロンを崇拝しながら
その人柄については「粗暴で器用さに欠けていた」と評している点から
自分はコマとして働き、アーロンを王座に就かせる
つもりにも見えません。
僕にはどうもホーディ・ジョーンズの言葉が軽く聞こえてならないのです。
何か上っ面だけで、一本スジが通っていないような。
そうはいっても遂に戦闘開始です。まずはゾロ vs ホーディ・ジョーンズ

他の幹部たちはいったいどこに行ったんでしょうか。
それはそうと、
ホーディ・ジョーンズとアーロンの縁の話を聞いたナミは
いったいどこへ行ったんでしょうね。

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