扉絵:世界の甲板からVol.13は
「バラティエ -連結式鉄板焼艦”ナスガシラ号”」
前回のパティとの対比で、カルネが別館を任されるようです。
マストが1本で2階建てと、
旧バラティエをひとまわり小さくしたようなデザインに
サンジの手配書画像をモチーフとした看板が取り付けられています。
ナスガシラのナスとは、半人前のサンジに対するゼフからの呼称
しかし
サバガシラ1号は頭部そのものが分離したから”カシラ”だったのであって
これでは『ナスフェイス』とか『ナスオモテ』とかの方が相応しい気がします。
その辺り、カルネの教養のなさとか、ベタさが出ているのでしょうか。
どこに立っているのかとか、もうどうでもいいです。
てか、まさかバラティエで三週引っ張るとは思わなかった・・・。
本編:
ジンベエによる、魚人島にまつわる16年分の昔語り
真に魚人族の未来を考え、人間との共存を訴えたオトヒメ王妃は死んだが
その遺志は王子たちに力強く引き継がれ、
強く深くとは言わないまでも国民にも定着したのです。
(ここ、めっちゃ端折ってます)
そして独白を終え、
アーロンが行った非道の責任を何なりととる覚悟をナミに告げるジンベエ
ジンベエのせいではないし、
今の自分はもう大丈夫だから気にすンな、とナミ
そしてハチからホーディの企みが明かされる。
過去編でも何度か触れていましたが
世界会議レヴェリーは4年に一度開催されており、
今年はその開催の年に当たります。
そこで
10年前にオトヒメの死によってうやむやになった魚人移住計画を
多数の署名を携えて提案する予定だったといいます。
ホーディは
それを邪魔するために今回のクーデターを起こしたらしいのですが
ハチの話には続きがありそう
おそらくは、
ネプチューンの代わりに王座に就き、世界会議に出席し、
世界会議の場で何か大きな問題を起こそうと企んでいるのではないでしょうか。
たとえば、人間の王たちを無差別に大量殺戮とか・・・
おっと急に話が大きくなりましたね。
ただ、僕がもう一つ気になるのは、ホーディたちにE.S.を提供した者の存在。
ホーディは捨て駒でしかないような気がしてなりません。
誰か黒幕がいるハズなんです。
・・・・・・コアラ・・・・!?・・・とか
余談:
オトヒメ王妃を狙撃した実行犯らしき男は
人間の海賊でした。
どうにも納得できません。
動機が不明だし、何の伏線もなかったからです。
この犯人を島民に公表することで
人間への嫌悪と恐怖心を利用して
繋がりかけた人間との絆をスッパリ切断しようと
意図的にホーディが企んだものだと
先週に引き続き僕は思っているんですが
だとすると
「やっぱり人間は信用ならねェ」とばかりに
ワナワナ震えるホーディには少し違和感もあります。
その上、
他のどの兵よりも早く犯人を断定し
射殺したのは他ならぬホーディです。(ホーディの持つ銃から煙)
いくら尋常でない人間嫌いだとて、
ホーディがそんなに職務に忠実でしょうか。やはりあやしい。
真相はどうなのでしょう。
とにかく、この海賊が自身の意志で撃ったのでないことは
間違いないと思うのです。
気になりますが、次週はお休みですよ。
余談その2:
僕はまったく気付かず見過ごしていたのですが
前回のこのコマの右下をよく見ると
10年前のケイミーとパッパグが居ますね。
あとその少し上には・・・