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ONEPIECE 629 「立ち塞がる元七武海」

前回からの続き
ゾロ達を助けに竜宮城へ行きたいルフィに対し
立ち塞がるジンベエ
ルフィの言い分は「仲間を助ける。ついでにホーディをブッ倒す。」それだけ

かたや、ジンベエの言い分は

「アーロンの件ですら、魚人ゆえに駆逐されたと考えるものが少なくない」
「結果、魚人島が救われても、敵対する魚人を狩る人間を強く印象づける」
「今また人間に心を開こうとする魚人たちの心の古傷を開くことになりかねない」
ルフィは詳細な話は理解していないが、いつものように行動原理は単純で純粋
言っていることはルフィの方が正しい。
ジンベエの言っていることは魚人側の一方的な都合でしかない
従って、アーロンの件で腹切って詫びる覚悟があったのなら
ここは、頑として行かせないという立ち位置は本来ならばおかしい。
ただ、自分の命ひとつでカタが付くレベルで収まらない
島民たちの人間への印象を悪化させないという譲れないラインがあり
またルフィの人間性を鑑みた結果、
言うより力ずくの方が解決が早いと判断したということでしょう。
時間もないのに二人の言い分は膠着状態に。
そんな中、
ロビンとブルックの新能力が。
 

ルフィとジンベエの間に割って入ったと思ったら
「フワッ」と消えて、別のところから出てきたロビン

元々、手だけではなく”耳”とか”顔”とか
身体の他の部位を咲かせることもできた“ハナハナの実”の能力ですから
パワーアップして全身を咲かせることができるようになったのでしょう。
前回の扉絵での違和感がこれで解決です。
そして

霊魂を抜いて自由に幽体離脱できるようになったブルック
まぁ元々“ヨミヨミの実”が発動したその瞬間には
ブルックはこの状態だったわけで
今さらながら、できるようになったとて何の不思議もありません。
霊魂の状態で黄泉の国から蘇り、すぐに肉体に戻れば普通に生きられたのに
白骨化してから戻ったので動くガイコツになったってことは
ガイコツはただの入れ物でしかなく、この霊魂の状態こそがブルック本体ってこと。
純粋に自我が反映されるべき霊魂の姿がガイコツっぽいのは
読者に分かりやすく・・・という配慮なのでしょうか。
ブルックにはアフロの姿でラブーンに会いに行く目的があるので
ガイコツの肉体を捨てることはないでしょうが、
意識を失っている他人の肉体を操ったりとかできるかもしれませんね。

いろいろ使い勝手が良さそうなので、今後の活躍に期待します。
余談:
ホーディの一味で最も小柄ながら凶暴な性格が露わとなったダルマ

3ページも使ってその性格を強調するほど重要なキャラには見えないので
僕にはこの3ページがどうにも違和感ありまくりです。
次回、ネプチューン王の公開処刑とルフィの到着を待つ間に
その他の幹部たちの能力も軽く説明されるのかもしれませんが
邪推ですが、もし、そうでないのだとしたら
今回のこの3ページは
おかし工場を破壊されたビッグ・マムが参戦する伏線かもしれませんよ。
注)邪推なくしてこのサイトは成り立ちません。

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