扉絵シリーズ 世界の甲板から
Vol.17「ウイスキーピーク-ある賞金稼ぎ一家-」
アラバスタ編導入部のウイスキーピークで
ビビのパートナーだったMr.9と
イガラムのパートナーだったミスマンデーが結婚し
一子をもうけているようです。
100人がかりでゾロに敗れ
ヘタレながらもビビを逃がすことに協力してくれたふたり。
あのあと、
というよりあの時がきっかけで二人は急接近したのでしょうか
子供の首がすわっていることから、
そう間を置かず憎からず思う関係になったのだと想像できます。
・・・え? 想像したくもないですか?
ただ、
バロックワークスなき今、
彼らは自分で食い扶持を稼がないといけないワケで
シスターをしていた縁で
教会に住まわせてもらうことができたのは幸いでした
商売敵だらけのこの島にとどまって出産。
実力から考えてもミスマンデーが出産まもなくから出稼ぎに出、
賞金稼ぎとして活躍、かたやMr.9はいいイクメンに。
久しぶりに子供のもとへ帰ってきたミスマンデーは
新聞を読み
ふっ、何の因果かこいつらと出会ってなきゃ
こんな生活してなかっただろうねェ・・・でも悪くない・・・
とか想いふけってるのかなぁ・・なんて、
あ、やっぱり想像したくもないですか。そりゃ失礼しました。
しかし、こんな再登場も無いと思っていたどうでもいいキャラにまで
ドラマを持たせる尾田っちって、いい作者だなぁと思うのです。
さて本編:
思った通り、ネプチューン3兄弟の快進撃は先週限りでした。
ドーピングしたホーディ一味の幹部にこてんぱんにされたようで
ギョンコルド広場でネプチューン王と並んで磔に。
ホーディがクスリのキメすぎで白髪になったことと
ネプチューン王がE・Sのことを知っていたことから
E・Sは玉手箱に由来するのではないかと『ヤマカム』さんで書かれており
ほほぅなるほどと思いましたが、
とりあえずその件については保留します。
そして海の森を飛び出したジンベエとしらほし(&メガロ)もまた
しょーもない罠に引っかかり広場へしょっ引かれてきました。
周囲に集まってきた民衆のなかにはマダム・シャーリー
なんとアーロンの妹だったそうです。
何?サメの魚人とか人魚は特別なわけ? サメばっかり特別扱いで
この辺ちょっと気に入りませんが、ここに来て少し思いました。
ホーディ一味の幹部たちがサメばっかりなのは
読者に「こいつら強そう」というイメージを植えつけるためだと思います。
本当に強い敵幹部なら、姿はハマグリでもアメフラシでも構わない
というか意外性からしても、そっちの方が盛りあがるハズですから
この幹部たちとのバトルは重視されていないんじゃないでしょうか。
マダム・シャーリーに魚人島の脅威はお前じゃなくて麦わらだってよ
と嫌なお告げを食らい
どいつもこいつも俺のことをもっと恐れやがれ
とばかりに、別に言わなくてもいい言葉を繋ぐホーディ
オトヒメ王妃を殺したのはおれだ!!!
残酷にも魚人の負の感情の限りをしらほしにぶつけるホーディに対し
しらほしの告白に一同驚愕
しかし気になるのは、ホーディの物言いです。
邪魔だったんだよ!!! なァしらほし!!!
しらほしに同意を求めるホーディ
はたしてオトヒメ暗殺の影で
ホーディとしらほしにどんな繋がりがあったというのでしょうか。
まさか、兵士時代のホーディに
しらほしが懐いていたとか懸想していたとか・・・あるのかな。
そしてホーディが被ってた帽子のトライデントマークがその辺に関係あるとか・・・
気になりますが次回は尾田っち”急病”で休載です。
デッケンがノアを投げたこととか、今回はもういいです。