世界の甲板から Vol.24「アラバスタ王国 -ビビ18歳-」
国民から愛され立派な姫に成長したビビの姿が描かれていますが
期待していたほど目新しい発見はありません。
僕たちは、たわわに育ったビビの肢体をすでに見ていますから。
散歩(国内視察?するビビ程度に驚くことは何もない。
お忍びでコーザに会いにユバに来てるとかなら少しはドラマがあるが。
唯一ここから新たに読み取れることは
マツゲが希望通り超カルガモ部隊に入隊したであろうことくらいか。
そういえばコブラ王が出てきてないけど
アラバスタまだ引っ張りますか・・・
そうか、Vol.25は「ビビとコーザのお忍びデートを陰から見守るコブラ王」
だったりして。今回はそのネタふりだとしたら納得だ。
本編:
広場のあちらこちらでバトルが始まっています。
穴を掘ったり、姿を消したり、槍を振り回したりと
ホーディ旗下の幹部たちもそれぞれ個性的に暴れ出しましたが
なんというか、掛け合いがいちいちギャグみたいで真剣味がない。
ここから、かつてのゾロ vs Mr.1とか
ウソップ・チョッパー vs ミス・メリークリスマス・Mr.4とか
ウソップ vs ペローナ のような
鬼気迫る名勝負や名ゼリフが産まれる予感がまったくしない。
フランキー将軍 vs イカロス・ムッヒ
ブルック vs ゼオ
ウソップ vs ダルマ
チョッパー vs ドスン
ナミとロビンが余っていますが、
敵軍で知名度の高いのは、もうハモンドくらいしかいません。
新たな幹部クラスが登場するとも思えないので
何か別の役割を担うような気がしますね。 カリブー・・・?
それはそうと、
魚人島にようやく辿りついた麦わら一味を
えらそうに出迎えたのがただの戦闘員:ハモンドでした。
スルメや海獣たちを威圧し
人間に対する根深い確執について講釈を垂れ
幹部級の扱いを受けている傭兵:ヒョウゾウをも従えている
かのような登場の仕方だった割には
ホーディに対してハンパでないビビリ方してるわ
すっかりザコ扱いとなり、それ以来登場していません。
しかし注目すべきは
ナミだけが気付いた首元のアーロンマークです。
ざっと見た感じ、
ホーディ以外にアーロンマークを刻印しているのはハモンドだけ。
尾田先生のマンガが読めるのはジャンプだけ。
子供の頃からホーディと志を同じくしているであろう幹部たちですら
アーロンマークを刻んではいないのです。
これに何か意味があるのか
ホーディのトライデント同様ほったらかしになる可能性もありますが
とりあえず一度書いておこうかなと思ったので記しておきます。
閑話休題
上へ上へと逃げるしらほしにコースを変えさせることができないまま
デッケンが勝手に気絶、マトマトの能力の枷が解かれたノアは
落下を開始・・・さて、どうなる
次号はお休みです。