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ONEPIECE ランブルボールの扱い

> 昨日のテレビ放送を見ましたけど、クラーケンの攻撃を
> チョッパーが防ぐシーンがありました。
> ランブルボールを食べるような仕草はなかったですね。

Mr.K さんからご指摘を頂きました。
そもそもの問題は、
636話、再会後のチョッパーの形態が5つ登場した時点で

“ランブルボール”が必要な変形は一つだけ
自ら発言したことに端を発します。
そして646話で、7つめのフォーム…かつての暴走シカゴリラ形態だけが
ランブルボールを必要とすると言い放ったのです。
しかし、605話、下降流に乗る際のクラーケン戦で

ランブルボールを使っている描写がすでにあるという
矛盾が発生し物議を醸しているのです。
ところで、
よいタイミングでアニメの方でクラーケン戦が行われたようで
普段アニメ版は見ない僕ですけれども
これはさすがに気になるので確認しました。

なるほど、何やらポーズを取って“毛皮強化ガードポイント!”
叫ぶだけの描写になっていますね。
いろいろ考えられますが、僕の結論はひとつです。
尾田っちの考えでは最初からランブルボールを必要とする変形は
シカゴリラひとつだけと決めていたのだと思います。
しかし、まだ序盤に
「あぁ、ランブルボール不要になったんだ」
読者に悟られたくなかったので、
605話ではランブルボールを使ったかのように見せたのでしょう。
ポイントは

「ガヂ..」というこれまでランブルボールを噛むのに
使われていなかった効果音。これまではだいたい「ガリッ」でした。
それと目を回している点ですね。
646話のスレでも書いたように
気が動転したチョッパーがつい昔のクセで
ランブルボールを噛む動作をしてしまった。
「ガヂ..」とはただ歯を噛み合わせた音。
というのが真相だと思います。
でも歯の間に何か噛んでいるようにも見えるんだよなぁ・・・
尾田っちはSBSかどこかで読者に突っ込ませて
後から弁明する気でいるに違いありません。それもおそらく狙いです。
SBSを読んでる読者なら、605話を読み返すことも簡単でしょうから。
アニメの場合、それをもう一度見返して確認することは容易ではありません。
だから、アニメではその回りくどい描写を端折ったのだと推測します。
一味がどれだけ強くなったのか、どんな技を身につけてきたのかは
一番イイ場面で格好良く描写したい。
それに付随する注釈はその後で入れるのが望ましいでしょうから
触りを見せても本当のところを掴ませない尾田っちに感服しました。
これは、サンジが海中を走るのを見ても、
空中を走ることができるようになっている
(さらにそれが月歩である)ことに気付かせなかったり
ルフィがギア2ndを使うのに足ポンプをしなくなっていることや
ギア3rd後に縮まなくなっていることに気付きにくいこと
さらに、扉絵のカラーイラストにロビンを二人描いたりした仕掛けを
周到に仕組んでいたのも同様です。
すばらしいと言わざるを得ません。もう脱帽です。

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