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ONEPIECE 650 「知っておくべき2つの変化」


世界の甲板から Vol.33「ロングリングロングランド -孫ができてたトンジット-」
10年間竹馬から降りられず仲間に置き去りにされたトンジット
青キジのおかげで集落に追いついたようです。シェリーも元気です。
タイトルの「孫ができてた」ってのが
はぐれている間の出来事だったことを表しているようです。
嫌われなくてよかったね、おじいちゃん。
今では普通に家族と暮らしているトンジット。それなのに
いまだに腐ったチーズを食べているのは何故だ・・・はまったか・・・
本編:
今回は衝撃の新情報が満載です。
ジョイボーイとか約束とかの話はひとまず放置されましたが
ロビンの口から貴重な情報が出ました。

“神”の名を持つ3つの古代兵器
「プルトン」「ウラヌス」「ポセイドン」

古代兵器は全部で3つ。あとひとつは予想通り「ウラヌス」らしい。
ジンベエの口からはこの2年間における勢力の変化。
まず海軍の新元帥は
赤イヌ
センゴクは青キジを推したが、政府上層部は赤イヌを推挙し

ここばかりは「だらけきって」いなかった青キジはそれを許さず
青キジ vs 赤イヌの死闘が繰りひろげられた。
結果青キジは敗れ、命は奪われなかったが
赤イヌの下に就くことを良しとせず、海軍を抜け、以後消息不明。
そして黒ひげ
白ひげのナワバリを熟知していた黒ひげは瞬く間に勢力を広げ
今や“四皇”の一角に。
ヤミヤミの能力を使い、最強の能力を求めて能力者狩りをしているとか。
その頃、しらほしを拉致ろうと企むカリブー
やだ、なんかエロい
捕まえたらカリブーが盗んだ財宝は全部もらえるとかで

カリブー探索に目がベリーのナミ
(魚人島の通貨はベリーなんだろか・・・?空島は違ったけど)
一方、

そろって老人になってしまったホーディ一味
E.S.は10年前に盗まれた玉手箱に入っていた伝説の薬
1000人力のパワーと引換に年齢を奪う。
『国宝』なんて上等なものではなく、
危険ゆえに国で管理する必要があったらしい。
じゃあカリブーが持って逃げてる玉手箱の中身は何?
そして最後に問題が。
祝宴に出してしまったので、ビッグマムに納める”お菓子”が足りない。

相手は菓子のために国さえ攻め落とす怪物“四皇”ビッグマム・・・
ええと、順番にいきましょうか。
まず古代兵器については追加情報を待ちましょう。
「ウラヌス」については
ここではこれ以上詳しいことは分からなそうです。
次に、赤イヌと青キジについて
センゴクがコングに後任として推挙したのは青キジでしたが
赤イヌを推してきたのは”政府上層部”だそうです。
センゴクよりももっと上・・・ですね。

五老星のことなのか、ドフラミンゴと密談していた謎の人物なのか
彼らにとって元帥が青キジでは都合が悪かったのでしょうね。
そして大将ふたりの闘いについて
能力者どうしのバトルは、戦い方次第で
ある程度の戦力差は埋められるようで
闘いが10日間にも及んだというのは、さぞ均衡した勝負だったのでしょうが
マイナス270度程度までしか温度を下げられない青キジの能力に対し
1200度まで上げられる赤イヌの能力に軍配が上がったようです。
さて、海軍を去った青キジ、
各所で期待を込めて「仲間になるのでは・・・」と囁かれていますが
ジンベエに続いて、僕はならないと思います。
理由はなんとなくです。
青キジは若い頃「燃え上がる正義」を掲げていたそうです。
しかし、オハラや幾多の戦事を経て、紆余曲折の末
確固たる意志を持って「だらけきった正義」に辿り着いたとか。
一方の赤イヌは、手段を厭わず”悪は根絶やしに”という
「徹底的な正義」をかかげていますが、
青キジはその主義にも、それを推し薦める上層部にもどうしても従えなかった
それは彼個人がどうとかではなく、
“海軍”という組織の在り方を考えた上で猛反対したのだと思います。
青キジは若い頃の主義を変えるきっかけとなったオハラの事件の
顛末を見届ける責任を自らに課しています。
海軍が良からぬ方へ変容してしまうのを止められなかったとはいえ
自身の持てる力で、それに抗うことを考えるのは容易に想像がつきますね。
状況次第で味方をしてくれることはあるでしょうが
「冒険」なんぞにかまける余裕はないのです。
仲間には決してならないと考えます。
そこで無謀にも僕の予想は
「革命軍入り」「X・ドレークと結託」の二択です。
ジンベエの時にも書きましたが
あくまで僕の好みでは「麦わらの一味は未熟者の集まり」であって欲しい
自然系ロギアは・・・ないっしょ・・・
余談ですが:
赤イヌが昇格し、青キジが抜けた後の大将人事について。
3人でないといけないことはないでしょうが、
黄猿ひとりではいささか荷が重いでしょう。
中将だった誰かが昇格してると思われ、ひょっとすると
ガープが「名前だけ」の大将になっているかもしれませんよ。
スモーカーは青キジの直属だったみたいですが
彼は組織がどうあれ自分の正義を貫くタイプなので
変わらず任務に勤しんでいると思われ、
准将から一足飛びに大将もないだろうから
どんだけ出世してても中将どまりかな。

次にE.S.ですが
彼らに供給した人物なんてものは、残念ながら存在しませんでした。
23歳のコアラは出てこないのか・・・(まだ言うか
最後にビッグ・マム
名前だけで本シリーズには直接関わってこないだろうと
僕は考えていたんですが、ガッツリ関わって来ました。
無償で魚人島を庇護していた白ひげと違い
ずいぶん我が儘な性格をしているようです。
おおよその予想通り、ローラのママである可能性が高いと思いますが
ビブルカード一枚であっさり引き下がるとは考えにくい。
実際、ジンベエの話聞きながらルフィが菓子むさぼり食ってるのが
描かれてるし、激昂するのが目に見えるよね。
しかし、納めるお菓子が足りないといっても
材料さえ何とかなるのなら、サンジが作れば丸く収まる気がしないでもない。
そんな量じゃないということかな・・・。
とにかく新情報出過ぎです。
まだ他にも解決しないといけない謎いっぱいあるのに
これらがストーリー的にどう繋がってくるのか凄い楽しみです。
追記:
「世界の甲板から」の次の扉絵特集が
その後の青キジの足取りを辿るものだったりして。・・・だといいなぁ・・・

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