世界の甲板から Vol.44
「インペルダウン -近頃サディちゃんは新任副署長に恋してる-」
サディちゃんはひとまず置いておいて
気になるのはもうひとりの寝ボケ眼の男ですよ。
こいつはどうみてもサルデス
サルデスとはブルゴリを率いていた牢番長で、
2年前は2頭身の”ちんちくりん”でした。
サルデス自身に、
戦闘力が高いとか人並み外れた残虐性を持っているとか
そういうスキルをまったく感じなかったところから
彼の能力は、率いるブルゴリあってのもので
言うなれば有能な『猛獣使い』のようなものだったのでしょう。
そんなサルデスがしれっと12頭身のワンピ体形に変化しています。
これって成長?
ということは、2年前は子どもだったということなのでしょうか。
いったいどんなシビアな“誓約と制約”を誓えば
こんな劇的な変化が遂げられるのか想像もつきません。
だからといってサルデスが副署長になってるということは考えにくいので
サディちゃんが恋してるのはまだ紹介されていない誰かだと思うのですが
・・・・いったい誰なんでしょうね?
ボンちゃんがヘッドハンティングされて副署長とか・・・
バギーへの伝書バットはインペル副署長への招聘だったとか・・・
面白いかも
本編:
再会したルフィとロー
無垢にただひたすら命の恩人に感謝を述べるルフィと、
まだ含むところがありそうで、必要以上の接触を拒絶するロー
一方こちらは入れ替わったサンジたち
僕ならそうする的に当然サンジは
どこかにカメラないか!?
フランキーの身体に入ったナミは
アロハの前を留めてます。
現在チョッパーの身体に入っているのはフランキーだが
入れ替わり前のカンフーポイントのままでいるのが少し気になります。
2年前ならいざ知らず
7つの変形は今やチョッパーが苦労して研究・習得した能力ですから
フランキーに使いこなせるはずはなく
標準形態に戻ってもおかしくはない。
チョッパーの変形は、
身体に流れるある種の”波長”を、意志の力である線まで押し上げることで
成されるもの、と僕は(勝手に)解釈していたので
それが正しければ、中味がフランキーのチョッパーは
頭脳強化ブレーンポイントのいつものチビか
脚力強化ウォークポイントのトナカイ形態に戻るんじゃないかと。
中味がフランキーになっても元に戻ることがないということは
それぞれの変形点は並列に存在し、スイッチを切り替えるだけで
どの形態にもなれるということのようです。
今、怪物強化モンスターポイントも7つの形態のひとつに
チョッパーは普通に数えていますが
ひとつだけランブルボールを必要としているということは
やはり怪物強化だけは少し仕様が異なるのでしょうね。
今は暴走もしなくなっているのですから、
いずれランブルボールすら必要なくなるのかもしれませんね。
何にしても、いまのフランキーはただの巨大タヌキ。
それを言うならナミの華奢な脚では蹴り技を使えないだろうサンジ
サンジの肉体では特殊な変形技が一切使えないチョッパー
クリマタクトさえあれば天候技が使えそうなナミだけが戦力ですね。
ルフィたちと合流し、いろいろと情報整理
サムライが能力者であることや、
囚われの子どもたちはまだ他にもいることがわかりました。
方やG-5、スモやん部隊
サンジたちのようにハートを入れ替えられたスモーカーとたしぎ
スモーカーには心臓がないはずなので
ハートという記号で入れ替えられたのは
「心」?それとも「人格」?
そんな実態のないものまで自由自在にできるとは
「オペオペの実」本当に恐るべし。
そして隠された「CC」マークから
スモーカーが出した推論
「CC」とは
ベガパンクの元同僚で現在賞金首 科学者シーザークラウン
どうやらこいつが”Mマスター“のようですね。
秘密を守れなかったことにおカンムリのシーザーに対し
「文句があるのはこっちだ」と引かないロー
二人の関係性が少しだけ見て取れます。
しかしながら、今回最も気になったのは、
ルフィと会ってから、ローの去り際の一言
「互いに取り返すべきものがある」
とは何のことでしょうか。
僕は、ベポ以下ハートの海賊団の仲間を
人質に取られているのではないかと思うのですが
さて、真相は如何に?
余談:
「CC」とはシーザー・クラウンのイニシャルでした。
それについて、
研究所のそばに隠されていた船に「CC」と書かれていたと
スモーカーが言っています。
以前使われていたものなら「PH(パンクハザード)」と
書かれているはずだとも。
ここでわかることは、
ベガパンクが4年前に化学兵器の実験失敗で島を腐らせ
施設を放棄させるに至る以前から
この島は「パンクハザード」と呼ばれていたということ。
以前も少し触れましたが「パンクハザード」とは
“ベガパンクが大変な化学事故を起こした島”という意味ではなく
現役の研究所時代から
“ベガパンクの危険な実験場”のような意味合いで
そう呼ばれていたと思われます。
そしておそらくその当時、
研究者としてベガパンクのライバル的存在だったのが
シーザー・クラウンなのでしょう。
どうも彼が”Mマスター“で間違いなさそうなのですが
今週1カットだけ登場している後ろ姿は
これまで数度登場した”Mマスター“の姿とは少し違います。
これまでは
ガス状なんだか液状なんだか
よく分からない姿でうろつき回っていたかと思えば
フラスコの中に引き籠もってみたり
難役をローに押しつけて安堵したのか
流動体のままジュース飲んでたりしてたのが
今回は
人間の手が見えます。
さらに髪の毛とヒゲ(?)おまけに角まであるようです。
何かの能力者で間違いないと思いますが
「ガスガスの実」ではないでしょうか。
・睡眠ガスや毒ガスを好んで使うこと。
・流動体でいるときは周りの手下が防護服を着ているが
今回人間の姿(っぽく)なったとき、ローは素のままであること。
人間体は害がないけど、ガス状に変化したときは
気体だけに周囲に悪影響が出てしまうため
手下たちは防護服を着ているのではないでしょうか。
(ガス銃を使うからって理由もありますけど)
大量殺戮兵器の第一人者というのも
機械的なものではなく
BC兵器とか毒ガスとか、そういった類のものかもしれませんね。
※追記「ガスガスの実」はすでにアニメ版で登場済みだそうです。てへぺろ (・ω「互いに取り返すべきものがある」を受け
茶ひげンタウロスが「よかった、おれの事だ」と言っているのは
ローが自分(茶ひげ)のもとの姿を取り戻してくれる
と勘違いしてのセリフだと思われ
とはいえ、そう勘違いするに至る関係性が
ローと茶ひげの間に少なからず存在することが伺えます。
ホーキンスに瀕死の重傷を負わされた茶ひげは
ローに命を救われたと思われます。
その後、どんな経緯があってのことかは判りませんが
シーザーに改造されたのでしょう。
少なくともローの能力で改造されたのであれば
この展開でローを信頼するハズがありませんからね。
何にせよ、
巨人・魚人・サイボーグ・ゾンビ・有翼人と
どんどんと強力な人外の存在が登場してくる展開に
新たに参入してきたキメラ(? 合成生物(?
宇宙海賊が本編に出てくる展開もそう遠くないかもしれません。