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ONEPIECE 666 「イエティ COOL BROTHERS」

さて皆さんお待ちかね!(Gガン予告風)

世界の甲板から Vol.46は
「インペルダウン LEVEL5.5番地ニューカマーランド新女王ボン様」
いまだ健在だった5.5番地ニューカマーランド。
イワンコフがルフィと共に脱獄する際
一緒に来るも残るも自由だとみんなに言っていました。
にわかに考えにくいですが、居残りを選択した者も居たのでしょう。
その残党が2年の間にまたぞろ勢力を伸ばし
ニューカマーランドはすっかり元の活気を取り戻しているようです。
その中心に君臨する新たな女王ボン様とはいったい誰でしょうか。
まったく見当がつきませんが
知ってる誰かに似ている気がしないでもありません。
そのベンサム・・・
もといボンサマとやら・・・
めんどくさいから、もういいや
生きてましたね。ボンちゃん。本当によかった。
どういう経緯で助かったのか、いずれ語られることがあるでしょうが
おそらくは
黒ひげ一味が騒動を起こしたどさくさに紛れて
5.5番地残党の手引きで悪魔の袖引きルートから逃げおおせたのでしょう。
さもなくば、
イワさんがいない今マゼランの毒を中和する術など無く
まともに拳を交わしていたらボンちゃんが助かる道理は無いのですから。
そしてそう、イワさんが居ないニューカマーランドでは
もうホルモン調整で男女の垣根を越える方法はなくなりました。
しかし、ジェンダーフリーに限らず、
あらゆる自由を求めるニューカマーのキャンディたちにとって
ボンちゃんの生き様は紛れもなくカリスマであり
新女王になるべくしてなったと想像できます。
ボンの字が「盆」ではなく「梵」になっているのも
「梵」とはお釈迦様を導いたインドの原理神格ブラフマンのこと
またはそこから、清浄・神聖なものを表す文字です。
ニューカマーランドでいかに祀りあげられているか
崇め奉られているかがわかります。
ホルモンの助けを借りなくても
ボンちゃん自身は男にも女にもなれるしね。
本編再登場が楽しみです。
さて本編:
前回雪原に倒れていたゾロ、サンジ、ブルックは
件のイエティ兄弟の仕業に間違いないらしく
今回の攻撃の仕方を見る限りでは
なぜゾロが刀を抜くことすらしていなかったのか
どうにも腑に落ちません。
詳細不明のままですが
少なくともイエティ兄弟はすでに始末したつもりのようです。
続いて狙われたのはナミ、チョッパー
子どもたちと一緒に居残った組。
茶ひげがいち早くイエティ兄弟だと気付きますが

なんとイエティ兄弟の標的には自分も含まれていました。

まぁ、そもそも
島の外から余計な客を招き入れたのが茶ひげの部下だし
ルフィの懸賞金にビビリ入ってケツまくって
捕まったら知ってる情報全部話すし
役に立たないどころか、不利益与えまくりで
確かに助ける価値が1ミリも見つからない。
信じたマスターに見捨てられ
憐れ茶ひげは身動きできないまま

イエティ兄弟の巨大な銃口に晒されること
その描写にたっぷり3ページ以上。
う〜む・・・こんな役どころになるとはなぁ・・・

そして影は見えども姿ははっきり見えず
消えてしまうイエティ兄弟。
シーザーの命令には
フランキーボディの捕獲が含まれており、ナミが攫われました。

忌まわしいベガパンクの技術だが興味はあるようです。
今回重要なのが
トラファルガー・ローがこの島に来たときの話

突然やって来て、シーザーに対等の立場を要求したロー
この研究所に残された政府の研究資料に興味がある風ですが
その実、深い裏がありそうです。

シーザーに「JOKER」という後ろ盾が居ることまで知っていたのは
「JOKER」の正体に繋がる証言ですが
ちと早計なのでまだ深読みしないことにします。
ここで見過ごせないのが、ローがはじめて来たときのモネ。

なんと両手が(見た感じ両足も)健常です。
茶ひげや元囚人のシーザーの部下たちに脚を与えたのは
ローにとって、シーザーを信用させるまでには至らずとも
条件を呑ませる通過儀礼のようなものだったでしょう。
しかし囚人たちとはちょっと雰囲気が違うなーと感じたモネは
数ヶ月前までまったくの健常者だったのです。
当初、むさくるしいシリーズになりそうなので
ムリヤリ設定された女性キャラじゃないかと思いましたが
このモネ、なんだか重要な役割を担っている気がしてきました。
だって、モネは好きこのんで鳥人間になったってことでしょう?
どう考えても頭がおかしい。
ローの能力なら、いつでも元に戻れると
織り込んだ上でのことだとは思いますが、常軌を逸してる。
シンドリーちゃんみたいに、巻き込まれた被害者じゃないし

何より、他人の事など一切信用しそうにないシーザーが
一目置いているのが、ただ者ではない証。
セクシー・ハーピーから目が離せません。
そして
非人道的な行為を喜々としてするシーザーを

趣味の悪ィ男だ・・・誰かを思い出す・・・
どうも僕はローとドフラミンゴの繋がりが無視できないようで
真っ先にドフラミンゴを想像しましたが、
同様にローが「JOKER」の存在を知っていたのもドフラ経由で
その正体が、例の「もっと上」の男・・・・?
とか、安易に考えてしまうのがよろしくないので
一度リセットしておきたいのですが、これがなかなか・・・
しかし、こういう類の「趣味の悪さ」って
モリアとドフラミンゴくらいしか思い浮かばないんだよなぁ

さて、いよいよ行動を開始するのか、
謎だらけで多くを語らないローがめちゃめちゃカッコイイですね。
非常に重要かもしれない追記:
そういえば、ローの正体はサボではないかという説がありましたね。
誕生日とか北の海出身とかはいくらでも偽れると思うので
もしこの可能性を突き詰めると、今回のローのセリフはちょっと興味深いです。
趣味の悪ィ男だ・・・誰かを思い出す・・・
が、父親を含む祖国ゴアの腐った貴族どものことだとしたら。
どこへ行こうと、おれの自由だ
というのが「誰よりも自由な海賊になる」という感情の延長だったとしたら。
しかしロー=サボ説には大きな穴があります。
エースを助けに行かなかったことです。
子供のころの記憶を断片的にしか持っておらず
衝動に従って行動しているため、気まぐれにルフィを助けたりした・・・とか
あるかもね・・・・ないかもね・・・ふふふ・・・

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