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ONEPIECE 669 「作戦開始」

イエティCOOL BLOTHERSに倒されたように見えた
ゾロ・サンジ・ブルックたちに起きた事件の真相
雪山に巨大な謎の足跡を発見した三人
神秘の未確認生物に魅せられて
まんまとおびき出されました。

この想像上のイエティ、ルフィが考えたナミ魚人みたいに
いずれ実際に登場することがあるかもしれませんね。

人の好奇心を逆手に取った罠
喩えるならチョウチンアンコウの灯のような手法。

思えばこれがイエティ兄弟の常套手段だったのです。

行き止まりで「KYPガス弾」を喰らい
全員酩酊しながら、つららが逆立つ谷へと真っ逆さま。

ゾロが戦闘態勢に入っていないように見えたのは
刀を抜いていないのではなく、居合で”つらら剣山”を斬ったあと
いきおい鞘に収めたと考えるのが自然のようです。
どんな酒豪も泥酔状態と眠気に襲われるガス弾
ゾロが他二名よりも意識を保っていられたのは
“酒に強いから”という解釈でいいのでしょうか。
しかし
下手するとゾロよりも酒豪かもしれないナミの身体を持つサンジだって
意識を保ててもおかしかないのですが
だからこそサンジが真っ先に目覚めたと理解することにします。

666話冒頭のこのシーン
右側の鋭利に切り立った岩壁がゾロが斬った「つらら剣山」の斬り口で
左手前に落ちてるのがその破片だったのですね。
ただ、そうなると
崖下の三人の周りにある足跡の説明がむつかしい。
崖下に足跡があるということは
三人を落とした後、イエティ兄弟がここに降りてきたことになります。
降りてくれば、見るからに三人には外傷がないし
つらら剣山が役に立たなかったことはすぐに分かる。

それなのに、イエティ兄弟は三人をすでに始末したつもりになっている。
少し釈然としませんが、
流れ上、もうイエティ兄弟のことはどうでも良くなってきてるので
放置することにしましょうか。
先へ進んで、凍った錦えもん発見

どうやら、迷子の胴体部分が湖に落ちてしまったらしく
錦えもんは能力者のため、落ちてない残りの部位まで力が入らなくなり
そのまま吹雪に晒され凍った模様。


彼の中にある”海賊”への偏見が解きほぐれていく様子が感じられ
やっぱり仲間になるんじゃないのか・・・と思ってしまう。
しかし、ルフィが仲間に欲しいと口にしていた
コックも船医も船大工も音楽家もすでに居るし、
仲間になったとて一味での役割がはっきりしない内は可能性は薄いだろう。
今のところ彼のパーソナリティは「侍」だけなので
このままだとゾロに次ぐ「戦闘員その2」・・・これは無い。
もっとも、そういう見方だと、ジンベエもくまも不要ということなのだが。
そのころ研究所の正面では
船を奪うため、G-5 スモやん部隊が大奮闘

664話の物言いでは、
1/3の兵で船を奪い脱出した後本部に通告
その間に事態が大ゴトになる前に黒幕を暴く
と言っていたので、相当慎重に動くのかと思いきや
めっちゃ正面突破です。
これが引き金で事態が大ゴトになる可能性だって
十分考えられるレベルの追い込みの掛け方

そこへ、これまた堂々と正面突破のルフィ・ロビン・フランキー
ルフィに”作戦”とか”段取り”なんてモノあるはずがなく
やはりローの考えたとおりに事は運ばないようです。

ローはローで、まだ隠していることがたくさん有りそうだし
事態はスムーズに進まないこと必至。
前回登場のスライムは
4年前の事故で島を腐らせた化学兵器によるガスを
シーザーが圧縮して”怪物”にしたものとのこと。

まさに”災害””災厄”そのものの存在。
注釈には「生物」と書いてありましたが
果たしてその生命はどこから来たものなのでしょうか。
モリアが影を無数のコウモリにして操れたように
対象がガスならばシーザーは生き物のように操れるとかならいいが
4年前毒ガスに巻き込まれた人たちの、断末魔の「生きたい」という強い願いが
スライムの生命の源だったりしたらすごく切ない
さて余談ですが:

スモーカーの身体でモクモクの実の能力を発揮するたしぎ
チョッパーの身体に入ったフランキーと同じく
能力は使えるもののその制御の仕方が分からないという感じ。
知っての通り、スモーカーの身体は
ローによって心臓を抜き取られています。
これがどういう事を意味するのかというと、
悪魔の実は心臓に宿っているのではないということ。
まぁ厳密にはまだ断言しにくいのですが
これは、回りまわって
黒ひげの身体の”異形”というのが
心臓を複数持っていることではないことに繋がります。
この辺はいずれ解明されるときを待ちます。
そこでふと
本編とまったく関係ない素朴な疑問なのですが
今この状態で、奪われたスモーカーの心臓が
例えばシーザーによって握りつぶされた場合、
いったい誰が死ぬのでしょう。
当然スモーカーの身体は生命活動を停止します。
そうなると、その身体に宿るたしぎの魂が死んでしまい
残ったスモーカーは、そのままたしぎの身体で生き続けることができるのでしょうか。
それとも身体と精神は何らかの繋がりがあって
スモーカーの精神が昇天するのでしょうか。
そうなると、行き場を失ったたしぎの魂も死ぬのかな。
おそらく前者だと思うのですが
相当にイカレたシーザーが暗躍するこの事態がよほどヤバイということと
自分の身体でない分、思ったように戦えないイライラもあるとはいえ
必要以上にスモーカーが焦っているように見えるのは
このまま心臓を潰されると、
自分ではなくたしぎが死ぬハメになることを知っているからなのかもしれません。
口は悪くとも、部下想いですね、スモやん。
追記:
錦えもんの能力について、少し勘違いをしていました。

「何にでも変装する能力」でコートや靴を出した錦えもん
これって、サイボーグ009のグレートブリテンのように
何にでも形態変化できる能力のように考えていました。
それを自分の肉体ではなく、
他の物質をも作り換えることができるのかな・・・と。
ところが今回、サンジは

お前服出す能力者だろ といい、錦えもんも否定しない。
変装=どんな服装にも着替えられる(着替えさせる)能力だったのですね。
悪魔の実を“世に珍しき果実”、その能力を“妖術”といい
錦えもんは世俗の情報を断っているために少し言葉のコミュニケーションが不自由なため
僕がちゃんと彼の言葉を理解できていませんでした。
Udsさんのコメントではじめて気付いた次第でおはずかしい・・・
なるほど“フクフクの実”かぁ・・・
じゃ、もう仲間入り決定じゃね?

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