前回から始まった扉絵新シリーズ第二十弾
タイトルが判明しました。
「カリブーの新世界でケヒヒヒ」
Vol.2は「逃げるのおよしよ。人魚共さん達よォ〜!!」
主人公はやはりカリブーです。
高額の懸賞金目当てに麦わらの一味を狙うも返り討ちに遭い
そのまま魚人島に潜伏
人身売買で高く売れると評判の人魚たちを大量に捕獲したが
ホーディ一派の騒ぎに乗じて王宮の宝物庫に入れたので
人魚たちを開放し、財宝を根こそぎ奪うもひととき
財宝はルフィたちの手を経てビッグ・マムのものに。
取り返そうと息巻くものの、ペコムズに一撃でノされて以下略。
一瞬の出来事だったとはいえ、
ペコムズ vs カリブーのバトルを見ていた魚人島民たちは
その時にカリブーが2億の賞金首だと知ったハズです。
魚人島は海賊達の落とす金で成り立っているため
即「海軍に通報」とならないのはお約束なのでしょうが
王宮のネプチューン軍に捕らえてもらうとか、できなかったのでしょうか。
人魚たちの証言があればカリブーの能力も大体想像がつくので
もしネプチューン軍に捕まっていたら
自然系ロギア対策を施され、簡単には逃げられなかったハズ
今ここで自由にしているということは、軍に捕まったりせず
うまく逃げおおせていたということなのでしょう。
「カリブーの新世界でケヒヒヒ」
「魚人島で」ではありません。「新世界で」です。
カリブーはしらほし姫を捕らえてそのまま新世界へ入るつもりでした。
しらほし拉致はあのドサクサを逃した今もう不可能とはいえ
新世界へ入るつもりなのは間違いない。
そのための資金稼ぎのつもりなのか、酷い目に遭ったウサ晴らしなのか
人魚を捕らえられるだけ捕らえて魚人島を出るつもりなのでしょう。
たぶんジンベエあたりに阻止されると思いますが・・・
扉絵シリーズはあまり深刻な展開になることはなく
珍道中で終わることが多いとはいえ、
扉絵シリーズの内容が後に本編に活かされることも、まま有るし
なにしろ、ロビンとネプチューン王の会話を盗み聞きし
しらほし姫の秘密を知ってしまったカリブー
また、
何やらビッグネームっぽい「あの人」とやらに、
その情報が伝わった日にゃあ大変なことになりそうで、
笑えない結末になる予感。
そこに至るまでの珍道中を楽しむことができるでしょうか。乞う期待。
扉絵シリーズまとめサイトに第二十弾追加しました。
お楽しみください。
本編:
ローがヴェルゴに屈した理由
それはローの心臓がヴェルゴの手にあったから。
パンクハザードへの滞在を認める条件として
シーザーはローの心臓を求めていたのでした。
自分で表立ってシーザー捕獲に動けないと言っていた理由というのが
これなのでしょう。
ローの心臓は今ヴェルゴが持っており、
スモーカーの心臓はシーザーの手の内に。
また、話の流れでモネの心臓をローが持っているようですが
これって後の話に関わってくるのでしょうか。
それとも、拘束された時点でモネの心臓だけ取り返されてるかな?
取り返せば自分で戻せるんだろうか・・・
そしていよいよ始まる実験
4年前の実験では対象を即死させられなかった不完全なスマイリーに
巨大なキャンディーの形をした物質を加えることで
完璧な殺戮兵器「シノクニ」になるといいます。
しかし、そのキャンディーを与えるところから
シーザーの予想をも超えた結果が待っていそうです。
さて、今回はいくつか腑に落ちない描写がありました。
それが、周到に用意された伏線なのか、
それとも僕のマンガ脳が考え過ぎなのかわかりませんが
備忘録的に書いておきます。
機会があれば読み返すことになるかも。
まずヴェルゴ
ヴェ:コーヒーとクッキーをいただいていた。変だなクッキーがないぞ
モネ:クッキーは出してないわよ
ヴェ:そうだクッキーはいただいてなかった。
何この会話、要る?
登場したときにハンバーグの食べカスを付けていたことと関係があるとしたら
ヴェルゴの“うっかりさん”な性格を補足しているのか。
それともジョーカーの部下同士
モネと“クッキー”という符牒(隠語)を使って密談していたところに
シーザーが戻ってきたのでモネが訂正したとか?
モネがジョーカーから送り込まれたスパイであることを
シーザーは知らないはずなので、この可能性もあるわけです。
次に、抜き出した心臓を使って
シーザーがスモーカーを虐めようとしたその時
モネが中継の準備ができたと割り込んでいますが
これがスモーカーへの攻撃を止めさせるために意図的に割り込んだとしたら
モネがさらに海軍の2重スパイである可能性もあります。
(さすがにこれは考え過ぎか・・・
ちなみに、今スモーカーの心臓を握りしめるとどっちが苦しむんでしょうね?
次もモネ
ローの動きはモネが姿を変えて尾行していたため
企みがバレたらしい。
これまでにもモネは自前の羽根で空を飛んでいる姿が確認されているので
空から尾行することもできるかもしれないが
鳥の姿はモネの見たまんまだ。
わざわざ「姿を変えて」と強調しているということは
鳥の姿以外にもなれるということでしょう。
それは、ローがモネを研究室からおびき出そうとしたときに言った
モネの能力というのと関係がありそうですね。
ローがパンクハザードに来たときには人間の手足だったモネ
以前も書いたように、
健常な人間が好きこのんで鳥の手足を付けてもらうなんて
頭がどうかしているとしか思えないが
こうなってくるとこの姿もローの改造かどうかわからなくなってきた。
ローの動向を探っていたのなら、
チョッパーの存在を知っていてもおかしくないのに
放置していることも腑に落ちない。
とにかく謎だらけの存在モネ。
ドフラミンゴの直属というし、ひょっとすると
今後とてつもなく重要なキャラクターになってくるんじゃないのか?