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映画 ひみつのアッコちゃん

見た目は大人、頭脳は子供

映画「ひみつのアッコちゃん」の試写会へ行ってきました。
試写会チケットが当たった知人が急遽行けなくなったため
チケットを譲り受け
正直まるで興味なかったのですが、話のタネに観に行きました。
小学5年生の加賀美あつ子は、鏡の精から魔法のコンパクトをもらい
何でも好きな自分になれる能力を手に入れる。
もともと化粧が大好きで早く大人になりたかったアッコは
化粧品会社の社員である尚人=岡田将生と出会い
22歳の姿で契約社員になる。
子供ならではの遠慮のないふるまいや言動をコミカルに描き
忌憚のない意見が会社を救う重要なヒット商品のヒントになるなど
トム・ハンクスの「Big」を下敷きにしたかのような本作。
脳みそ小学生の女子大生:アッコの天真爛漫ぶりを演じるのは
昨今TVに映画に引っ張りだこの綾瀬はるかで
オーバーアクションで馬鹿みたいなことを言ったりやったり
はた目にちょっとイタい天然演技は
綾瀬はるかが適役というか、彼女にしかできないというか
でも同時に違和感もあって・・・
・・・しかしこの既視感は何だろう・・・と考えると
つい最近「映画 ホタルノヒカリ」を観たのを思いだした。
ホタルノヒカリではいい年の大人がガキみたいな妄想やじゃれ合いに
延々デレデレする様子が目も当てられず、酷い映画という印象しか持たなかった
本作では中身が子供という設定の分だけ、まだ受容できないこともないが
素で「天然」の綾瀬はるかに「天然」キャラを演じさせるのは
演出としてどうなのよ?という気がしないでもない。
本作の魅力は、その
アッコの見た目と不相応な振る舞いのギャップだけといっても過言ではなく
要所で無知や勘違い、不作法な行いを可愛くやってしまうのを楽しむ映画で
概ね間違ってないと思う。
これは否定的に言うのではなく、割り切ってみれば楽しいという意味で
物語の展開上いろんなひとに変身するアッコが、
どんな姿でも同じような天然な言動をするのは確かに面白く
とりわけ大杉蓮の女の子演技は白眉である。
赤塚不二夫の原作マンガが世にでで50年
・・・の割にはとくに50周年記念作品と銘打たれるでもなく
フジオプロの公式サイトでも扱いが小さい本作
全体のストーリーとしては、プロットが陳腐で捻りも足りず
大人社会へ向けた子供の率直でピュアな正論が人々の目を覚まさせる
なんて現実ではあり得ない展開に驚きも感動もとくにない。
内容的にもあっちへこっちへただ無駄にバタバタしていて
間延びした印象があり2時間かける内容ではない。
決してオススメしないが、
想像していたよりは面白かったと評しておく。
余談だが:
「ホタルノヒカリ」でも綾瀬はるかの子供時代を演じていた吉田里琴が
本作でも10歳のアッコを演じているのだが、この子

貴乃花親方に似てないですか・・・?

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