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ジョジョの奇妙な冒険 #16 波紋教師リサリサ 

コミックス8巻04章~08章中盤まで。

ジョジョの体内、
首と心臓に填められた毒のリングは
医学的に処置することは不可能ッ!!
指輪が溶解し、毒が体内に注入される前に
ワムウたちを倒し、解毒剤を手に入れなければならないッ!!!

前回起きた衝撃的な事件の説明から。
しかしなんだ。
肋骨が6対しかないって・・・適当すぎるやろ
こういうのは原作よりもリアル指向で頼んますわ・・・いやマジで。
ジョセフの波紋の欠点指摘など
ここでの会話は、
原作ではローマでなされ、その後ヴェネチアへ移動するのだが
今作ではすでにヴェネチアに着いているように改変されているのは
週をまたいだのだから舞台をあらかじめ変えておく方が
スムーズだと判断したからだろう。
エア・サプレーナ島
名前の元ネタは、オーストラリアのバンド「Air Supply」
こういう島は当然だが実在しない。
スピードワゴンにはじまり、二部から頻出する
ミュージシャンの名前や曲名に由来するネーミング。
地名に使われている例は珍しい(たぶん。

ゴンドラの船頭の挑発的なセリフが省かれたのは
漫画と違い、声を必要とするためだろう。
ここで女性の声がするのは興ざめだし
別人の声を使うのも「何だかなぁ〜」なのでこれはよい判断。
第一部で催眠状態のポコが喋らなかったのと同様
マンガとアニメの差違による区別と考えてよい。
何が何でも原作と同じにする必要はないのだ。

美貌の波紋師範リサリサ
その頃ニューヨークのエリナばあちゃんを
事態の報告(一部捏造)のため訪問するスピードワゴン。

アニメではこの場にスモーキーが。

原作ではすでにオールアップのスモーキー。
この場面には描かれておらず、今後一切登場しない。
このまま忘れられても誰も困らないキャラを
わざわざ登場させたことに、特に意味はないだろう。
これは拘り方を間違えたパターン。
居ることに違和感を感じない方がおかしいだろ。

試練のプロローグは地獄昇柱ヘルクライム・ピラー
どうでもいいけど
こういうネーミングって例えば車田正美みたいに
状況に応じてイタリア語使ったりできなかったのかな
(リサリサ本人は英国出身とはいえ、この時点で素性は不明だし
ついでに
このときシーザーがしている手袋について、

原作ではオストリッチ革を鋲で留めたような
ワイルドかつエレガントな一品。
ところがアニメではこの意匠の解釈をどう間違ったのか
ブチ穴 www。
これはないわ

柱20m地点でトラップ作動
超高圧の油膜噴出

くっつく波紋とはじく波紋のコントロールで、シーザー辛くもクリア
ジョセフの限界を感じたシーザーは
ジョセフの救助をリサリサに懇願する。

原作ではどこにもリサリサが見あたらず
柱の外苑まで出て大声で訴えるシーザー

今作では、登り切ったところになぜか居るリサリサ。
何故こんなケレン味のない登場をするのかと思ったら

「死んだのか!?」と思わせて
リサリサ登場「よくみなさい!」「え!?」
という展開を省いたから。”尺”の都合に違いない。
ケレン味を削がれたのは残念だがこれは仕方ない。

めでたく逆さの水を静止できるようになり
リサリサを師として尊敬しはじめたジョセフの背後から

師範代:ロギンズ&メッシーナ
修行は苛烈を極めます。
次回「深く罠をはれ!」
最終試練に隠しボス:エシディシ登場!

あァァァんまりだァァアァ!!
・・・まじかヒロシ まじでそんなテイストか・・・
注)
アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」 のレビューは
コミック版との比較をしてみようというスタンスで書いています。
決して原作マンセーな人ではありませんし、アニメスタッフに喧嘩を売るつもりもありませんが
思ったことは言うというブログ自体の姿勢を崩すつもりはないので
ファンの方には、しばしば不愉快な思いをさせることがあると思います。
それについては、何というかもう・・・ご了承ください。

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