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ジョジョの奇妙な冒険 #25 超生物の誕生!!

コミックス 12巻05章~07章中盤まで。

エイジャの赤石に強力な紫外線照射を受け
発動した『超・石仮面』
そのパワーは不死身を顕示していたカーズの肉体にも
骨格・神経・細胞まで影響を及ぼし
“生命”そのものを創り替える神の所業。

(注 クリスタル・ボーイじゃありません。
OPにSEが追加されていて驚いた。
グローブを填める。マフラーが風を切る。クラッカーが跳ねる。
タイトルが爆発する。
ラスト2話(下手すればOPが見れるのは最後)のここで
なぜ・・・何故ここにきて
こんなプチリニューアルをしたのかが、まったくの謎なんだが
これはこれで悪くはない。
これはおそらく物語の、そして
スタッフと視聴者の盛り上がりまくっているテンションを象徴しているのだ。
JOJO世界に入りきって
描き文字の効果音を臨場感たっぷりに読み上げるような
凛々しく、可笑しく、シュトロハイムのハイテンションに同調するような
そういう制作陣・視聴者一体の高揚感を表現しているのではないだろうか。
第二部の初めからあってもよかったのになぁ・・・と思わなくもないが
ここでの投入にこそ意味があったのだと思いたい。

ついに太陽を克服し、”闇の生物”ではなくなったカーズ

究極の生命体カーズの誕生だッーっ!
目がイッちゃってマス・・・

カーズ完全図解 まさか文字で説明されるとは思わなかった・・・

ジョセフが乗り込んだドイツ軍用機とカーズの空中戦
言っちゃあなんだが、ここら辺、引き延ばしがツラい。
尺が余っていることがひしひしと伝わってくる。
毎回、放送時間の三分の一を
「前回までのあらすじ」に消費していた『ドラゴンボールZ』や、
1回1回の起承転結もへったくれもなく
時間いっぱいで話を突然ぶった切る『ワンピース』ほど酷くはないが
23話までの疾走感が通常の三倍の速度だった分
前回からの遅々とした倦怠感とのギャップがハンパない。
勝手にエピソードを膨らませるとそれはそれで問題なので
これはもう仕方ないとも言える。
逃げるジョセフが閃いた作戦
それはあらゆる生命の母「地球」そのものの大いなる力で葬ろうというもの
イタリアのヴォルガノ島
「火山」の溶岩にやつをつっこんでぶっ殺してやるぜーッ!

ちなみに、この火山は実在します。
イタリアのエオリア諸島にあるヴルカーノ火山です。
火山だから「ヴルカーノ」・・・そのまんまですね。

カーズを貫き、機体もろとも火口に突っ込むつもりだったが
機体から離れようとするカーズ。
そこへ突然の助勢は
シュトロハイムのロケットパンチ
クリスタル・ボーイだったなら、このロケットパンチで倒せたかもね。
それはともかく、

うん、角度がおかしいね。
飛行機の速度、パンチの初速や加速度、空気抵抗など
あらゆる条件をリアルタイムに計算しないとこの攻撃は不可能だ。
電卓並の演算装置しかなかったこの時代に
シュトロハイムの身体はハイスペックにも程があるな。
さすがドイツの科学力は世界一と言うだけのことはある。
戦争に負けていなければアポロより先に月に行ってたね、絶対。

ドイツ機とともに火口に落とされたカーズ
それでも死なない究極生命との決着は!?
次回:神となった男 
最終回・・・のハズだ!(残り2.5話分)
注)
アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」 のレビューは
コミック版との比較をしてみようというスタンスで書いています。
決して原作マンセーな人ではありませんし、アニメスタッフに喧嘩を売るつもりもありませんが
思ったことは言うというブログ自体の姿勢を崩すつもりはないので
ファンの方には、しばしば不愉快な思いをさせることがあると思います。
それについては、何というかもう・・・ご了承ください。

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