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ONEPIECE 716「首領・チンジャオ」


71巻発売にともない
扉絵まとめサイト コミックス71巻掲載分を差し替えました。
ここ数週滞っていた週刊連載分もまとめてアップしています。
おヒマな方はどうぞ
ファンク兄弟は二身一体の殺し屋。
センスとメンタルに優れた兄と、フィジカルのみに恵まれた弟。

兄弟で力を合わせて殺し屋稼業といえば聞こえはいいが
要するに一人ひとりでは半人前ということだ。
弟は修行が足りなかった。
「個」としての強さの追求。
そして兄としてではなく棟梁としての責任。
どう見てもサイの方が器が大きい。

ケリー・ファンクは“ジャケジャケの実”のジャケット人間。
動物でも、怪物でも、着た者の全てを支配する。
・・・っても、

自力で相手の肉体を乗っ取ることはできず
誰かの手で着せて貰わないと能力を発揮できないという
実にお粗末な欠陥を持つ能力だ。

だって、普通こんなキモいスーツ誰も着てくれないだろ・・・
要するに
予め倒すなり気を失わせるなりしておかないと
その者に着せることは不可能。
予め倒せるということは、
極端に言えば、自分たちより弱い者にしか着せられないということだ。
あんまり意味ないね。
ほぼ、弟ボビーに着せる使い道しかないも同然だ。
しかも、これは初めから着て出てこないと、
わざわざ弱点をさらしたのと同じことだ。

一方の、八宝水軍サイとブーが体得している拳法『八衝拳』とは
衝撃波で攻撃するのか、
相手の堅さにかかわらず防御不能のダメージを相手に伝えるとは

大気中の水から体内の水へと衝撃を巡らせる『魚人空手』にも通じる
高度な武術と見受けられる。
ファンク兄弟の兄ケリーをあっさりダウンさせたからとはいえ

安易に武器(with覇気)に頼ったブーは
確かに武術家として未熟だったのかもしれない。
元LEVEL6の脱獄囚を狙っているという賞金稼ぎ”追い剥ぎのジャン”
セントラル格闘界の覇者イデオ
そしてサイをも、それぞれ一撃で下し

ついに、ルフィ vs 首領チンジャオ 一騎打ち
(もう”ルフィ”でいいや
この壮絶な頂上決戦の勝者がCブロックを勝ち上がります。
さて、余談というか、けっこう深そうなんだけど
チンジャオとガープの間にはどんな因縁があるのでしょうか。
・昔ガープに殺されかけた。
・ガープに”巨万の富”を奪われた。
・力も…青春の思い出をも奪われた。
何というか・・・逆恨みのニオイがぷんぷんする・・・
海賊と海兵
狙い狙われるのは彼らの常。
その流れで死ぬような思いをしたとて、
恨み骨髄、孫の代まで引きずるものだろうか。
ましてや、肉体のみならず精神の修行をも
達人を越えて仙人の域に達していてもおかしくない風体のチンジャオが
海賊と海兵の”切った張った”で恨みを持ち続けるとは
とてもじゃないが考えられない。
「殺されかけた」「巨万の富を奪われた」まぁ、ここまではいい
「青春の思い出をも奪われた」ってどういうこと・・・?

失う悲しみを思い知らせてやる!!!
どうやらガープのせいで、何か(誰か)を失い、
失意のどん底に落ちた過去があるようです。
まぁ、まだ全然わかんないけど・・・
例えば・・・チンジャオは昔、
ガープの奥さん(ルフィのばぁちゃん…なのかな)を死ぬほど愛していたけど
「現場の正義」第一だったガープは家庭を顧みない男と、周囲には見えた。
そして病気だか事故だか海賊に襲われたんだか
ガープの留守中に奥さんは亡くなったとか・・・う〜ん、ベタベタすぎるな
じゃあ、
その昔チンジャオが属しており、
近く当主を継ぐ予定だった伝統ある武闘派寺院に
汚職とか犯罪行為が露見して、ガープの手によって壊滅させられた・・・とか。
これなら手に入るはずだった地位と名声、青春の思い出も
まとめて奪われたことになるかも
まぁ、根拠のない与太話はこのくらいにして
この件に絡んで、第708話のレビューでも触れた
ガープが若い頃の話が語られることを、めっちゃ期待しています。
ルフィのばぁちゃん出てくるかなぁ・・・

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