ピーカは岩石に同化し意のままに操る”イシイシの実”の岩石同化人間。
自然系ロギアっぽいですね。
石造りの王宮を丸ごと支配しているというので、
ヴィオラの千里眼でも居場所を特定できなかったものと思われ
さらにこうなると、王宮内部はピーカの体内も同じ。
ピーカに見つかるとドフラミンゴに到達できない
と、ヴィオラが言った意味が判りました。
石壁くらい、ルフィは難なく破壊するでしょうし
ゾロだってあっさり斬り裂くでしょうが
ピーカは単に石に同化し壁に潜るだけではなく
投げる、押しつぶす、穴を開けるなど、おそらく距離も大きさも自由自在ですから
王宮内部には逃げ場がなく、なんとも分が悪い。
真っ向から戦うにしても強そうな上、
たとえばピーカが迷路作りに専念すれば、
ルフィたちがドフラミンゴのところへたどり着くことはまず不可能。
なるほど、手強そうです。
その頃コロシアムでは
バージェスがキングパンチを一点に集中させたような破壊力を持つ
（…破壊力のみならキングパンチの方が強いかな？）
「波動エルボー」を繰り出し
対するサボは武装色の覇気を纏った「竜の鉤爪」で対抗。
さて、
速報でも触れましたが、サボの「竜の鉤爪」
サボは12年前、瀕死のところをドラゴンに救われ
以後革命軍に身を寄せていた可能性が高い。
ドラゴンの下で「竜」と名の付く技を身につけているとなれば
これはドラゴン直伝の技である可能性が高いわけですが
それはさて置き
この形、何かに似てますね。
そう「天駆ける竜の蹄」
天竜人に奴隷とされた者たちに押された烙印です。
モチーフが同じ「竜」ですから、形が似ることもあるでしょう。
しかし、サボが12年前に死にかけたのは
天竜人の、人を人と思わぬ傲慢きわまりない無慈悲な砲撃。
憎っくき天竜人をイメージさせる技を好んで使うものでしょうか。
ここから、
竜（ドラゴン）の技で竜（天竜人）を倒すという
ある種の決意のようなものが感じられます。
少し余談になりますが、
天竜人とは、800年前に世界を平定し（？
世界政府を作り上げた20人の王の末裔たち。
彼らの選民意識を見るに「階級」なんて生易しいレベルでは決してなく
かつて第二次世界大戦終了まで、欧米の白人たちが
アジアからアフリカ各地の有色人種を「人ならざるもの」として扱っていたように
自分たちが世界中の人民（下々民）と同じ種族であるという認識がない。
選ばれた民というか、上位の別種族だと思っているなら
彼らのエムブレムには「五爪の龍」が描かれていてもおかしくない気がするのです。
しかし中国では「五爪の龍」は皇帝のみに許された表現ですから
天竜人の中でも唯一無二の最上の存在ただひとりだけを表すものかもしれません。
また「天翔ける竜の蹄」は天竜人そのものを象徴するのではなく
天竜人への隷属者の証だから四本爪にとどめてあるとか。
物語の終盤、
「五爪の龍」を御旗に掲げる、天竜人のトップ、もしくは
さらに上位を自称する種族が登場する可能性もあるし、
天竜人という存在を越え、打倒するという意味で
ドラゴンやサボが後々、五本爪の技を繰り出すという展開もアリです。
まぁ、ここらへんはあくまで妄想の域を出ないのですが
ガープがある種の意図をもって名づけたかどうかまではわからないにしても
ドラゴンが、己の名前に天竜人との浅からぬ因縁を感じ
天竜人を頂点と仰ぐ、腐った支配階層による
捻れた社会構造を打倒する革命に身を投じるに至ったことは間違いないと思うのです。
〜閑話休題〜
いよいよ、我らがシュガーたんが気絶させられようとしています。
シュガーの好物”グレープ”に偽装した超激辛調味料の塊を
彼女の果物カゴに忍ばせる作戦がいよいよ決行！
というところで次回はお休みなのですが、
いくら見た目そっくりにしたところで、
匂いも手触りもぜんぜん違うだろうに、本当にバレないのか？
タバスコ星よろしく、ウソップがシュガーの口に撃ち込んだ方が
僕は確実だと思うんだが・・・
さて、気になる台詞がありました。
トレーボルとシュガーが控える「幹部塔」
オモチャが次々と生まれるこの工場の様な部屋には
別の呼び名があるとトレーボルは言う。
ここが通称「工場」である可能性があります。
しかし、オモチャを次々と生み出してはいるが
ここでは兵器もSMILEもつくられている様子はないし
500人のトンタッタ族が働かされているようにも見えない。
まぁ、トンタッタ族は見えていないだけかもしれませんが…
まさに今キャベンディッシュをオモチャに変え
こうして普通に視認できているシュガーのことを
お前の存在には誰も気づかない と言っていた意味もまだわかりません。
あとは、ネット各所のバレサイトですでに言われているように
契約外の扱いになってる可能性があるハクバが目覚め、
閉塞した戦況を打開する展開になりそうな予感がするとはいえ、
なにせ、暴走するだけしてあっさり眠ってしまうハクバの自我は当てになりません。
ウソップの頑張りにｗｗ期待しましょうか。
僕は今週はシュガーたんを堪能できたので満足です。
