-お知らせ-
コミックス 第73巻が発売されましたので
73巻掲載分の扉絵を更新しました。
ONEPIECE 扉絵シリーズ まとめサイト
御用とお急ぎでない方は↓本スレを読んだ後で結構ですので
見に来てください。
予想外にシュガーが強く、作戦失敗したトンタッタは
ベタベタに一網打尽に。
情報を引き出され、爆破され、満身創痍のレオたちが・・・
また、ラオGに対し劣勢の隊長を、体を張って先へ進ませるトンタッタたちが・・・
そこまで隊長を信頼する理由・・・それは
10年前、ドレスローザで最初にオモチャ化された隊長。
彼はシュガーのミスにより
ファミリーへの服従を契約させられていない
この国でただ一人、知り得る確かな歴史と事実を元に
ファミリーに反旗を翻すことができるオモチャ。
隊長がいなければ
オモチャ達は自身の身に起きたことを理解することもできぬまま
ファミリーに尽くし続けるしか無く
トンタッタ族もまた、騙されたままファミリーの奴隷にされていただろう。
奪われた正統な王権に縁が深く
もはや誰も覚えてはいないが、かつて誰もが知っていた
三千戦無敗のコロシアム史上最強の剣闘士
リク家、ドンキホーテ一族、トンタッタ族、
数百年に亘る深い因縁の中に座す、かつての英雄。
地位も名誉も、その姿や名前さえ奪われながらも、
たった一人戦い続けた彼の叫びを聞き逃したら、もうこの国は救われない。
※地位を奪ったのは多分ドフラミンゴではない・・・詳しくは後述
「隊長が最初にオモチャ化されたこと」も、
「正体がキュロスであること」も想像通りでしたが、
10年前のシュガーのミスによって
隊長の存在がそこまで重要なものになり得ているとは気づきませんでした。
他のオモチャ達は
「昼間は動くオモチャ国民として、夜中は労働力として」の
役割から逃れられぬため、今回の蜂起に参加していなかったのですね。
しかし、20年前まで三千戦無敗だったとはいえ
今、人間に戻ったキュロス個人がドフラミンゴを倒せるとは
申し訳ないがとても思えない。
それは彼の実力がどうとかではなく
ワンピという作品的に、
キュロスのみならずリク王軍は惨敗し、これ以上ない辛酸を嘗めさせられるが
然る後、その意を汲んだルフィがドフラミンゴをぶっ飛ばす。
という展開が想像しやすいからだ。
ただ、ルフィや麦わらの一味をつき動かすだけの理由が
彼らにはあるということに過ぎない。
(不謹慎だが)キュロスにどんな屈辱の敗北が待っているのか
そしてそれを払拭するどれほど爽快なカタルシスを見せてもらえるのか、に
僕は期待している。
おそらく、トンタッタたちも、隊長個人の力で倒せると考えているのではなく
国中が記憶を取り戻した後、彼を中心に据えることによる
全国民の怒りのパワーの高まり、
その拠り所・精神的支柱としての存在感に期待しているのだと思うが
しかしイコール
隊長の存在は、リク王家やトンタッタが受けてきた直接の被害だけでなく、
被害に気づいてすらいない全国民への、ドフラミンゴの裏切りの生き証人であり
彼らの革命の正当性と士気を支えるまさにキーパーソンであるからして
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再度オモチャ化されて、今度こそ全員に忘れられてしまう気がするなぁ・・・
余談だが:
10年前にシュガーがドレスローザに上陸して最初にオモチャにされたのがキュロス。
契約させるのを忘れたということは、突発的なことだったのか、もしくは
シュガー自身が能力に慣れていなかったかのどちらかだろう。
能力に慣れていなかったのであれば、
シュガーが悪魔の実を食べた時期と、彼女の大体の実年齢の予測がつきそうだが
そんなことは《僕的に決してどうでもよくはないが》この際どうでもいい。
たぶん突発的なことだったのが正解だろう。
気になるのは、10年前の事件当夜
スカーレットとレベッカはすでに王宮を出て貧しい暮らしをしていたこと。
また、
6歳のレベッカは自分が王家の出であることを知らなかったので、
スカーレットは、身分の違う兵士:キュロスとの仲を反対され、
すでに何年も前に(おそらく妊娠発覚を機に)
王家を追放・放逐されていたと考えるのが妥当だろう。
母子家庭のように描かれているが、
さっきまで一緒に暮らしていたとしても、
シュガーの能力のせいで父親キュロスは居なかったことになっているので
キュロスが何時まで二人とともに居たかは定かではない。
(家の食卓には椅子が三脚ありますね)
おそらくファミリーの上陸をいち早く察知して、対処しようとしたのだろう。
シュガーのミスから察するに、正面から立ち塞がったのではなく
影から動向を伺っていたところを偶然シュガーに見つかった
とか、そんなところではないだろうか。
第721話の回想で、
スカーレットとレベッカを追手から逃すために登場した兵隊さんには
まだ左足があるように見えなくもないので
この直前までは、新品のボディだったんじゃないかなぁ。
ま、本編に付け加えて僕が一つだけ更なる「希望」だと思うことは、
ディアマンテも、ドフラミンゴも、おそらくシュガーですらも、
「オモチャの兵隊の正体を忘れてしまっていること」だな。
余談の余談ですが・・・:
その後ぷんすかしてるシュガーたんテラカワユス