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ONEPIECE 747「最高幹部ピーカ」 

すごく・・・大きいです・・・ナニガw
イシイシの実の岩石同化人間:ピーカ

10年前とは衣装がかなり変わっています。
脚鎧がヤリスギ准将に似ているような気もしますが
とくに関係ないでしょう。
ワンピにはとても人間と思えないような容姿のキャラが
大勢いますけど、この凄まじいバランスの悪さは
op_747c.jpg アポロントラングー?
図体に似合わなさすぎる「高い声」は
ファミリーの中でも最高レベルのアンタッチャブルのようで
そこに触れると物静かなピーカもキレます。

石で生き埋めにしてやろうか・・・
ゴゴゴゴ・・・

そこで突然、自分語りを始めるドフラミンゴ。

ドフラミンゴは、8才のときに母を失い、10才のときに父を殺した。
他には何もないドフラミンゴにとって
「幹部」たちは喜びも悲しみも共にした「家族」だと言います。
サラッと言いましたけど、コレ非常に重要です。
母を亡くした理由は何でしょうか。
父を殺した(殺さざるを得なかった?)理由は何でしょうか。
現在「若」と呼ばれるドフラミンゴの「オヤジ」に当たる人物は
父親でないのなら、はたして誰でしょうか。
彼が天竜人ではなくなったことと
しかしながら今でも天竜人に等しい権力を振りかざせる謎も
その辺りに絡んでくるのでしょう。
いったいいつ頃まで待てばその話が聞けるのでしょうか。

謎だったこの貧しそうな子供時代は
両親を失い世界貴族の地位を剥奪された、
もしくは自ら出奔した後だったということのようですね。
なるほど「おれ程数奇な人生を辿っている人間もそうはいない」と
自分で言うだけのことはありそうです。
ま、とにかく
ドフラミンゴがファミリーの幹部たちに寛容である理由、
部下たちからの信頼が異常に厚いことにも納得です。
海軍とは話がついているし
焦らずともゲームを高みの見物すればいいというドフラミンゴの方針に
理解を示さないピーカは
ひとりで一気にケリをつけるつもりなのか
ものすごい策に打って出ました。

驚きに言葉をなくす人々を余所に

その声の高さのみが引っかかったルフィに爆笑され
ブチ切れるピーカ。
この巨体でブチ切れるとどうなるんでしょうね。
さて、上でも少し触れたように
ドンキホーテファミリーの絆は
喜びも悲しみも共にした「家族」だからだそうです。
しかし、そこに「仲間」「家族」への「愛」が介在するかどうかは
偏屈なドフラミンゴのことだけに断言できません。
血の繋がった家族(両親)にどんな仕打ちを受け、何を失い、
その代わりにファミリーで何を得たか。
それらを経て天竜人や世界政府に、今どんな思いを抱いているのか。
ここへきて
ドフラミンゴはドフラミンゴで、辛く悲しい過去を背負ってきたような
彼を擁護する一面が垣間見えました。(ちょっとわざとらしい気もします
「済んだことだ」と部下の失敗を咎めず
これから訪れる「新しい時代」に常に目を向けてきたドフラミンゴ。
暗い過去を切り捨て、自らの力で道を切り拓くドフラミンゴは
常に前向き、前のめりに「未来を生きている」かのよう。
ただ、それは悪く言えば「過去を省みない」ということ。
邪魔者を次々オモチャに変えて消してきた、場当たり的な対処といい
「鳥カゴ」という、もう取り返しの付かない策といい
未来を見てるくせに「無計画」としか表現できない施策が
ローのような離反者を生み、ひいては現在のような窮地に到ることもあると
反省することは、たぶん今後もないのでしょう。
麦わらの一味と対称的な存在となるのは黒ひげ海賊団だと思っていましたが
ドンキホーテファミリーは思っていたよりも奥が深く
黒ひげ海賊団とはまた違った角度で対比することになるかもしれません。
余談ですが:
電伝虫に写メ機能が!
地下の交易港に留まっている船に
海賊船に偽装したドエレーナ王国の船がありました。
ドエレーナ王国といえば

そこの貴族とやらがコロシアムに出場していました。
貴族が腕試し・・・というのに違和感を感じてはいましたが
国家規模で武器を密輸し、
ついでに「メラメラの実」が手に入ればなお良し、という感じだったのでしょうか。
東の海や、偉大なる航路の前半の海では、
革命軍関連でクーデターなどの話はあったものの
国家間の紛争などは見かけませんでした。
(クロコダイルが企んではいたようですが。
武力の保有量が国家間の優位性を決めるような構図は
後半の海がそれだけ荒れた戦乱の世の中になっていることを意味している。
こんなザマでは、世界政府の存在意義が問われますよね。
世界政府は、世界の海の平和を守るためではなく
世界の海にある程度のカオスを維持する為に存在している
のではないか。
そしてそれには隠された目的がある・・・というのは僕の持論ですが

世界政府が神に等しいとでも・・・?
あきらかな世界的反逆者であることがわかったドフラミンゴに対してではなく
世界政府への激しい憤りを露わにするイッショウさん。
イッショウさんは、このまま海軍の「獅子身中の虫」となるか
それとも海軍を辞めてクザンのような道を歩むのか、その動向が気になります。
・・・ってか、緑牛・・・まだ出てないんですけど!?
どんな人なんだろう
ちょっとだけ追記:
いっこうに姿を現さないカン十郎。
僕はカン十郎が、
これまたシルエットでしかなかなか登場しなかったピーカと同一人物である
という可能性を未だに捨てられないのですが、
先週、錦えもんが単身で地下へ降りてしまったのは
巨大化したピーカを見させないためじゃないのかと
ちょっと勘ぐってみたり・・・

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