コミックス 17巻05章～08章冒頭までに該当。
今回は、前回と続きのエピソードにも関わらずアバンタイトルがなかった。
珍しいね。
ちょいとキズをつければいいのさッ！
あたしの『ジャスティス』のあやつり人形にしてくれるよッ！
原作にない表現が加味され、分かりやすくなっているのは好感が持てる。
生身でチャリオッツと戦りあう壮絶ＢＢＡ（しかもハサミで…
今週も超絶ハイテンションなエンヤ婆劇場です。
ポルナレフ、死人に囲まれ大ピンチ。
先週見た顔ばかりの中、やはりあの特徴的な顔の犬もいたが
串刺しの部分は暗くてわかりにくかった・・・
逃すかァアアア、ポルナレフ
脳みそズル出してやるッ！ 背骨バキ折ってやるッ！ タマキンブチつぶしてやるッ！
すげェセリフだわ・・・
鈴木れい子女史、御年69歳でこのセリフ・・・魂籠もってますね
いや、・・・鍵穴・・・？ じゃねェよな・・？
トイレにこの巨大な「覗き穴」いったい何だ？
汚い便器だが、ウンコそのものがこびり付いているわけではない。
これDVDでウンコが描き足されていたら賞賛する。
ちなみに、OVA版では描かれてましたｗ
今どうしてオレの名を「承太郎」と呼んだ？
答えてくれ
子供の頃『春日三球・照代』が好きだったせいか
それ考えると夜も眠らんなくなっちゃう！
・・・
時節柄・・・わざとなんだろうか・・・コレは・・・
次回：「恋人 その1」
さて、
OVA版でも２話に分けてじっくり描かれた今回のエピソード。
大きく原作と異なる点（当然本作との差異でもある）は、
OVAではシリーズ序盤から（後半のほうが先に制作されたのでややこしいが
エンヤはDIOの側近的立場の謎の美女として登場し
老婆の姿と美女の姿を使い分けて、一行を翻弄すること。
※おそらく、女性のキャラが少なすぎたので強引に作られた設定と推察
アンジェリーナ・ジョリーやシャロン・ストーンの吹替をし、
僕的にはセーラームーンのヴィーナス＝美奈子ちゃんでおなじみの
深見梨加が、老婆の声も演じているのが注目ポイントだ。
OVAは全13話しかないにも関わらず、
「皇帝と吊られた男」「正義」「ゲブ神のンドゥール」に
それぞれ2話を使っているため、
シリーズを通してのエピソードは非常に少ない。
そのため、原作では別のエピソードで使われた仕掛けが
象徴的に組み込まれているのがこの「正義」の回だ。
巻き込まれた一般人を装って、一行と行動を共にする老婆
攻撃が通じない霧のスタンドに対し困惑するところ
突如現れ、炎で霧をかき消したのは
生きていたモハメド・アヴドゥル
イエス！ウィキャン アイ・アム!!
ついひとつ前の話で
死んだと思うほどの重症を負った（はずの）アブドゥルが
たった数日で、あまりにも早い完全復活。
うん、まぁ…もともと全部で50日弱の物語なので、
完治して戻ってくるのには無理があるんだが
原作ではアブドゥルが「皇帝」の凶弾に倒れてから再登場まで
32話分のインターバルがあった。
休みなく連載していたと仮定して読者の体感は8ヶ月弱
OVAは、アブドゥルが倒れた04話からこの07話がリリースされるまで9ヶ月。
なるほど、間隔としては似たような休養期間だったわけだが
感覚としては大きく違うな。
スタンド使いは煙草の煙を少しでも吸うと…
ダークブルームーンのテニール船長（偽）に対して使ったブラフで
正体バレした後は、
原作と同じく、スタープラチナが「正義」のスタンドを吸い込み
エンヤを気絶させ、その結果を経、
スティーリー・ダンは出てこないが、
肉の芽で殺され、なぜだか陽光に消滅した。
少し余談になるが、
OVA版は当初「代表的なバトルエピソードを」というコンセプトで
エジプト上陸後からDIOを倒すまでの全6話が作られ、その数年後、
前半7話が新たに制作された、という変わった経緯を持つ。
このエンヤ戦は、後から作られた前半部分のクライマックスに当たるため
そのボスたるエンヤもまた、
DIOのように人ではなかったという演出がなされたのだと考える。
ちなみに、原作同様エンヤにやられたホル・ホースはここでリタイヤしたため、
後半には登場しない。
注）
アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」 のレビューは
コミック版との比較をしてみようというスタンスで書いています。
決して原作やOVA版崇拝者ではありませんし、アニメスタッフに喧嘩を売るつもりもありませんが
思ったことは言うというブログ自体の姿勢を崩すつもりはないので
ファンの方には、しばしば不愉快な思いをさせることがあると思います。
それについては、何というかもう・・・ご了承ください。
また、検証・認識の甘さから、的はずれなことを書くかもしれません。
その場合は、遠慮なくご指摘ください。