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ONEPIECE 753「戦」 


コロシアムの猛者たちとファミリー幹部がついに激突。
誰もが我先にとドフラミンゴの首を目指していた
バラバラな「個」の集団が、ここへきて団結をはじめた。
自国の利益最優先だった、あのダガマでさえ
傷つきながらもルフィが進む道を作る。

おれは軍師だからな。これは「戦争」だ!
首はねスレイマンが倒されたデリンジャーの一撃を
耐えてみせるとは、この男・・・意外と侮れんわ。
ファミリーの幹部&雑魚どもを彼らが食い止め、
キャベンディッシュの愛馬ファルルは頂上を目指す。

ルフィとロー、そしていつの間にやら便乗しているキュロスを乗せて。
一方その頃、SMILE工場では
工場の窓に取りついたトンタッタのピンクビー部隊が
工場内の仲間たちと意思を通わせていた。

うむ、内側から開けるのが手っ取り早いのはわかる。
しかし、この窓・・・
SMILE工場は、これまでずっと地下にあったのに
こんなに大きな天窓が付いている理由がわからない。

SMILE栽培のための太陽の光は人工のものを内部に照射していたようだし
破壊されにくくする観点からも、こんな窓は作る意味が無いんだが・・・な。
まぁ、工場内部のファミリー三下は
ウソップ並みに言葉を巧みにしない限り
真実に目覚めたトンタッタには敵わないだろう。 開くのかね?あっさり・・・
そして、その頃
ドフラミンゴに食って掛かり、全読者期待の回想シーンに入ることを邪魔しているのは
ベラミー
俺にもう望みはねぇのか・・・
末端の兵卒には容赦ないが
ファミリーの幹部にはこの上ない温情を注ぐドフラミンゴは、
任務を果たせなかった幹部に対し、怒ったり叱責することはなかった。
バッファローとベビー5然り、デリンジャー然り、ディアマンテやトレーボル然り。
最上級のリスペクトを示し、法外な貢ぎ物を献上し、
二年前より精神的にも成長したはずのベラミーなのに、幹部との扱いの違いは何か。
単に、10年以上の付き合いだからということはないはずだ。

俺とお前は目的が違う。お前はずっと海賊になりたがってた・・・
だが俺はこの世界さえブチ壊せればなんでもよかった!

なるほど、海で暴れ、名を上げることの先に見据えるものが違うから
ついてこさせても同じ場所には辿り着かない。
リスペクトをいいことに利用できる範囲で利用していたが、
役に立つのもここまでと判断した。だからお前もういらない。ということらしい。
確かに、出会った頃のローは「目に入るものを全部壊したい」と言った。

ガキの頃のおれによく似てたとは、まさにそういう意味だったのか。
そこに親しみを感じ、ローには特に目をかけていたのかもしれない。
そんなローと比べられては、たまったものではないな・・・
では、ドフラミンゴが何より大切な「家族」と呼ぶ
ファミリーの他の幹部たちは、かつてのローと同じように
ドフラミンゴと同じものを見据えているのか。

モネは「あなたこそが海賊王になる男」と言った。
しかし、ドフラミンゴにとって海賊はたまたまとった手段に過ぎないようだ。
〜〜〜
引っかかる・・・これすごく重要な事かもしれない。
ドフラミンゴは世界をぶち壊そうとしている。
そして、あくまでその手段として「海賊王」になる道を選んだ。
そうすることで、もしくはその過程でドフラミンゴは世界をぶち壊す力を得る。
それが「ラフテル」なのか「古代兵器」なのか、
はたまたまったく別の何かなのか、それは不明だ。
単に世界の規律を崩壊させる「衝撃の真相」の露見かもしれない。
とにかく、ファミリーはそのためにドフラミンゴを全力で支援する。
ドフラミンゴの目的達成のためには、命も惜しまない者たちだ。
では、そもそもドフラミンゴが世界をぶち壊したい動機は何だろう。
これも、不確定要素が多すぎてまだなんとも言えないが
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何か「君の父上がいけないのだよ」的な
彼の生まれの不幸に関係があるに違いない。
天竜人に生まれ、この世界のすべてをやりたい放題できる立場を放棄して
全てをぶち壊したいとは・・・
ドフラミンゴは
天竜人をトップに仰ぐ絶対的な世界の勢力図を崩そうとしているかのようだ。
しかし、単純に「ドフラミンゴ本当はいいヤツ」ってことではないだろう。
いったい幼少期に何があったのか。
なぜ母親は死に、コラソンは死なねばならなかったのか。
天竜人、空白の100年、Dの一族あたりは、
まだまだ明かされない深い謎だとしても
ん〜〜〜〜〜〜〜〜とりあえず・・・ 
はよ! 回想はよ!!

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