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ジョジョの奇妙な冒険 第三部 #23「女教皇 その1」 

コミックス 19巻08章中盤~10章冒頭までに該当。
潜水艦
意外と閉塞感のないものですね。
無さすぎだ。

この外観からしてリアリティを欠片も感じないし
操縦系統やソナーなどデタラメにも程があるんだが、
まぁ、こういうものだと思うしかあるまい。
金持ちが道楽で造った潜水艦なので最新の衛星電話まである。
深度数十mの海中に衛星電話が届くのかどうかは知らないが
この電話をかける一連のくだりは原作にはない。

相も変わらず、白とハデなドレスで迷うスージーQ
この人物描写も当然オリジナルだが、
50年経っても変わらないスージーQの人物像が垣間見えるのは嬉しい。
CVも、二部と同じ小島幸子女史が引き続き演じている。
ちなみに

ドレスを選んでいるのは、翌日のチャリティーコンサートのためで
このコンサートはニューヨーク市長であるスモーキーの主催だそうな。
二部エンディングでは、故郷ジョージアで初の黒人市長となったと
言われていたが、その後ニューヨーク市長にもなったということなのか。
すげェな、スモーキー。
ちょっとしっくり来ないが、まぁいい。
いよいよエジプトへ。
目指す上陸地点は、地図で見るところの

ここいら辺らしい。原作では架空の地形っぽいな。
ずいぶんと国境ギリギリに上陸するんだな。
エジプトの状況もわからないまま
敵の懐深くに安易に入り込む訳にはいかないということだろう。

決意も新たに意気込む5人。
今さらだが、承太郎って碧眼なのな。
余談だが、眼の色ってのは
老いるとくすんで黄味がかかるので、ジョセフの色との対比がいい感じだ。
4:50AM → 眠い → コーヒー淹れてくれ → アフリカが見えた!
コーヒーを飲みたくなる流れを上手く作り出しており、
進路を確認している間にコーヒーが沸いたのだろうが、

意気込んだところで一息入れる、ってのは些か間が悪いな。

いつの間にか艦の中にスタンドがいるぞッ!!
「女教皇」は、いつ・どこで潜水艦に潜入したのか。
原作には、そういう含みがまったくないため、
その整合性をとるためか、本作では「潜行中の潜水艦に近づく物体の描写」と
「何かがぶつかった衝撃」が追加されていた。
穴を開けて入ってきたのもその時だと納得しやすい。

もちろん
ポルナレフが操縦するシーンも、岩場にぶつけるようなシーンも原作にはない。
そしてこの緊急事態に
ハ〜イ、ジョセフ
話し足りなかったからローゼスをとっちめて番号を聞き出したわ(はぁと

話し足りないと思ったらすぐかけろよ。
7時間も経過してからどういうつもりだ。しかもこっちは朝5時だ。
まぁ、そういう空気読まないところも、スージーQということなのか。
そして潜水艦は座礁・・・というか沈没。
この「OH! MY! GOD」
・・・ジョセフは気絶してるのに誰が言ったんだろうと思っていたら

本作ではポルナレフが言っている。
フランス人なら「Oh! Mon Dieu!!」とかじゃないんだろうか?

どんどん浸水する艦内に漂うジョセフの義手
・・・って、それ右手!

次回、海底に待ち受ける「女教皇」の罠 「女教皇 その2」
パン・ツー・まる・みえ
「女教皇」のCVって久川綾だったのな・・・
注)
アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」 のレビューは
コミック版との比較をしてみようというスタンスで書いています。
決して原作やOVA版崇拝者ではありませんし、アニメスタッフに喧嘩を売るつもりもありませんが
思ったことは言うというブログ自体の姿勢を崩すつもりはないので
ファンの方には、しばしば不愉快な思いをさせることがあると思います。
それについては、何というかもう・・・ご了承ください。
また、検証・認識の甘さから、的はずれなことを書くかもしれません。
その場合は、遠慮なくご指摘ください。

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