あけましておめでとうございます。
今年も、僕の根拠のない考察や妄想に
よろしくお付き合いの程、お願い申し上げます。
ごく一部でご要望があったようですが、
鳴子ハナハル先生は今年もCOMIC快楽天新年号への執筆はありませんでした。
残念ですね。
去年は「次号に載る載る詐欺」が2回もあって、その原稿は結局載りませんでしたし、
もうそろそろ快楽天を卒業されたのかもしれませんね。
鳴子ハナハル執筆情報をお持ちの方は
右のメールフォームからお知らせいただけるととても嬉しいです。
と、いうわけでワンピです。
ドレスローザの戦局は大まかに分けて6つ。
ルフィ・ローvsドフィ・トレーボル(&ベラミー)のトップ直撃戦。
今週も一切の描写がありません。
ゾロvsピーカも今週は特に動きなし。
キュロス・レベッカvsディアマンテは、
オモチャの身体の無力さと、妻:スカーレットを守れなかった無念を
怨敵ディアマンテに煽るだけ煽られ、
しかし新たな決意に燃えるキュロスの闘争心は揺るがない。
ここまでは定石通りの展開。
今後、“戦士”レベッカをキュロスが認めて共闘する展開になりそうですが、はて、
しばらく膠着しそうなので、なにか動きがあるまで放置の方向で。
ロビンの合流があるかもだし。
フランキーvsセニョール、変態ふたりの男の戦い。
引き分けるかフランキーの辛勝かでしょうが、
実は、僕個人的にはこの戦いにはもう満足しているので
決着の行方はぶっちゃけどうでもいいです。
そして、コロシアム連合軍とファミリー幹部残存戦力の一連の戦い。←今ここ
ウソップやリク王、ヴィオラたちはすでに目先の戦いを終えているので、戦局には数えていません。
後程いずれかの戦いに介入するまで様子を見ましょう。海軍も然り。
最後は、マンシェリー救出を目指すレオたちです。
マンシェリーの能力というのが気になります。
さて、残り少ないファミリー幹部とコロシアム連合の愚連隊バトル。
実は手長族だったイデオを闘魚の半魚人デリンジャーが下し、
バルトロメオ・キャベンディッシュに手を焼くグラディウスの加勢に駆けつけるも、
いつの間にやら、その戦場を制圧していたのは、夢見る暴走野郎ハクバだった。
デリンジャーがこれでリタイアとは考えたくない一方で、
同時にさっさと片付いて欲しくもあります。
ハクバは暴走系のため、脈絡なく投入できる使いやすいキャラ。
しかも役割を終えれば退場させるのも簡単です。
いずれ更なる別人格を登場させることも可能という、
ある意味ズルいのびしろも保有しています。もうやりたい放題ですね。
ま、そんなに出番は多くないと思いますが・・・
さて、本編はさして重要ではない戦いが少しずつ終息している感じですが、
今回もっとも興味深いのが扉絵に再登場したコイツだ。
さまよえるオランダ人:バンダー・デッケンの手下として
魚人島編に登場したオオトラフグの魚人。
ホーディ・ジョーンズ率いる新魚人海賊団のクーデターが失敗に終わり
その際、クラーケン:スルメによって遠くの海へ運ばれたワダツミでしたが
今回しれっと再登場。
今連載中の扉絵シリーズ「ジンベエの海峡一人旅」は
子海ネコの町が消え、海獣たちが港町を襲い、海神へのお供えがごっそり消え、
遺跡が上空から降ってくる・・と、現状では謎と謎がいまいち結びつかず
何が起きているんだか、まだよくわからない。
失くなったお供えはワダツミのもとに集められており、その上で
「礼には及ばないろ」とは、いったいどういうこと?
しかし、今まさに地上に降り注いだ遺跡と一緒に、
海イヌのおまわりさんも落ちてきたし、どうも消えた町や遺跡はこいつの仕業っぽい。
そして海獣が怒って港町で暴れているというのだから
ワダツミがなにかマヌケな勘違いをして
方方に迷惑をかけているような気がする。
何より「海神」と称されているのが激しく気に入らない。
確かに「ワダツミ」というのは、日本神話における海の神の名だ。
ワンピ世界では、ローマ神話の水の神ネプチューンは、
魚人界の最高権威、リュウグウ王国国王。
ギリシャ神話の海の神ポセイドンは、古代兵器として伝わる伝説の人魚姫。
いずれも神格化されて然るべき存在だと思うが
ワダツミが神と崇められる謂れがない。
こいつはただデカイだけで知能が足りないオオトラフグの魚人だ。
あと、「海坊主」ってのは麦わらの一味が初見の印象で述べたイメージであって
正式には一貫して「大入道」と呼称されているので、
「海坊主こと〜」って呼び方もいささかおかしい。
それはそうと、
ワダツミは魚人島でジンベエにこっぴどく負けているんだが、
ジンベエの顔を覚えていないんだろうか。
(トドメを刺したのはサンジでしたが。
E.S.服用中だったので、正気じゃなかったのかな・・・。