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ONEPIECE 777「ゾロVSピーカ」

777回だからって、とくに何もなかったな・・・

ドンキホーテファミリーの主戦力も残すところ
ドフラミンゴ、トレーボル、ピーカと
・・・うん、まぁベラミーも入れとこうか。
我が身かわいさにドフラミンゴのゲームに乗っかった民衆も
新たな希望を抱きはじめ、
寄生糸による「無差別殺戮まつり」の効果も収束してきているのか、
ドレスローザ全土を巻き込んだこの戦いにも終わりが近づいていると
誰もが考えていた。
そんな中、

能力のままに、方方で地盤変形の被害をまき散らしていただけのピーカが
事もあろうに、家族ファミリーであるディアマンテを罵倒している。
自分は、真っ向から名指しで勝負を挑んでいるゾロに対して
ろくに戦おうともしないくせに
自らの役割を果たしているかあやしい、ただ巨体の脅威と迷惑を振りまくだけの存在が
戦い敗れた同胞を罵倒するなど、片腹痛い。
「ドフィのやり方は周りくどい」
「海賊も海軍もおれ一人で充分」
とは、いったいどの口が言っていたのか。
しかも、
ピーカにとって、ドフラミンゴが絶対的存在なのであれば、
彼が大事にしている家族を侮辱する行為は、死に値すると知っているはずだ。
実際、作戦にしくじった幹部にドフラミンゴは
一度たりとも制裁を加えたことはないし、忌み事ひとつすら漏らしたことはない。
地面を自由自在に移動できるのをいいことに
ゾロとまともに戦いもせず、あっちで台地を変形させ、
こっちで負傷者に追い打ちをし、武人の矜持など微塵も感じさせないピーカ。
ここへ来て、ようやく自分に適した役割を見つけたようだ。

ゾロが破壊した巨大石像に再び入り、
王の台地に集結したリク王勢力とウソップ、錦えもんたちを
一掃しようというのだ。

それをやりやすくするため、ゾロを王の台地から遥か遠くまでおびき出した、
罠にはめられたとゾロは思ったようだが、たぶんそれは違う。
ピーカは能力自慢の脳筋野郎だ。そんな戦略を考えつく男ではない。
あっちへこっちへ暴れているうちに、結果的に現在そうなっているだけに違いない。
さりとて、ピーカを止めるのはゾロの任務。
遠く置いてきぼりを食らわされたゾロがピーカを止めるにはどうすればいいか。

ゾロが出した結論は
空を飛び、ヤツをブッた斬る!!!
ほほう・・・空を飛ぶとな・・・いったいどうやるというのか?
まず容易に思いつくのは「月歩」だが、
サンジとかぶるし、
「月歩」は「飛ぶ」というより「走る」感じだから違うだろう。
では、桃白白のように

自分で放り投げた石柱に飛び乗るというのはどうか。
・・・現実的ではないな。
ゾロなら考えるかもしれないが、ジャンプしても町に落ちると言っているので
ドラゴンボールのように一蹴りで数百メートル上空までジャンプできる
人間離れした脚力は持っていないはずだ。
(腕力や生命力もたいがい馬鹿げたレベルとかいうな
斬撃を飛ばしても届かないと言っているので、「斬撃に乗る」というのもない。
となると、
今まで見せたことのないゾロの新たな能力の初披露となりそうだが、
「悪魔の実」・・・これは絶対ない。
閉ざされた左目に隠された真の実力が発揮される!ってのは、
ロマンに溢れているが、あるとしても今ではないように思う。

ラストのゾロは、久しぶりに頭にバンダナを巻いて気合を入れ
三刀流の構えを取っている。
刀を使って何かするのだから、竜巻を起こしてそれに乗るとか・・・?
意外と・・・
温存させてたキングパンチでぶっ飛ばしてもらうだけ
とかだと・・・がっかりだなぁ・・・

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