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ジョジョの奇妙な冒険 第三部 #33「「セト神」のアレッシー その2」

おことわり)
アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」 のレビューは
「原作準拠」の検証の意味も込め、コミックとの比較をするスタンスで書いています。
往々にして揚げ足取りの文章となるため
ファンの方には、しばしば不愉快な思いをさせることがあると思いますが、
筆者は決して悪意を持ってはいないことをご理解の上読み進めていただけると幸いです。
また、検証・認識の甘さから、的はずれなことを書くかもしれません。
その場合は、遠慮なくご指摘ください。

コミックス 22巻06章~08章までに該当。
子供になってしまったポルナレフ。
敵のことも半ば忘れて、優しいお姉さんとほっこり入浴していると
突如襲い来るアレッシー。
リーチの差を活かし、子供ポルナレフをバスタブに沈める。

原作では、水中のポルナレフの動きと
水上のアレッシーの表情が別々になっているが、

アニメでは、水中のポルナレフから見た、醜く歪むアレッシーや
鼻っ柱を寄せて、”ずい”と迫るアレッシーが描写されている。
これは動きのあるアニメならではのいい演出。
絶体絶命のポルナレフ起死回生の一撃は
排便。
「排便は至上の快楽」というが、
さっきまで白目を剥いてもがき苦しんでいたのに、用便を足したくらいで

はたして、これほどウットリできるものだろうか。
いや・・・そうじゃないな、
白目を剥いていたのは、呼吸ができない苦しさもさることながら
力いっぱいキバッていたから・・・と考えよう。
その上での見事なバナナ型の一本糞、これは快楽を伴って当然だ。
さらに「健康的な便ほど浮く」という説もあるらしいし、
とにかく、沈む軟らかいうんちでなくて良かったな。
排水口は頭の下だものな・・・

胎児まで戻されていたお姉ちゃん
母体なしで、剥き出しの胎児になってしまったのだから
当然、自発呼吸はできないし、
感染症や免疫不全を併発するまでもなく、たちまち死ぬような気がするが
詳しいことは分からない。
こんな状態で数分放置されたのち、あとで元の姿に戻ったところで
何の障害も残らなかったのか疑問は残るが、
いわゆるタイムパラドックスよりも非論理的事象であるからして
解説することは不可能だ。「戻れてよかったね」で終わりにするしかない。

小部屋に逃げ込んだポルナレフ。
アレッシーが踏み込んだときは、いったいどこに・・・

原作よりも判りやすい解説痛み入る。
このボールは、原作でははじめから水槽に浮かんでいたが
アニメでは部屋に転がっていたものだ。
ポルナレフがより機転を利かせたという表現なのだろう。
部屋に入る前後の変化として気付かれやすくなってしまうが
壁の鏡がなくなっていることに気付かないのだから
鍵穴から覗いた室内の様子の記憶などたかが知れているということだろう。
ただ、
原作では、どの段階でボールを被ったのかが明確にされていないが
この図解だと、アレッシーが踏み込んだ時には
すでにボールを被っていたことになる。
とすると、
この隠れている表現はおかしいし、
ボールの底面が見えてしまうのも不自然だ。
たしか似た様なトリックを「魔少年BT」でも見たような気がしたが
手元にジャンプコミックスがないので未確認(※文庫版ではない
形勢逆転!
顔を切り刻まれたアレッシーは屋外へ しかしそこには・・・

スキありッ 承太郎ッ!!
セト神の目に、原作よりも必死さが現れていていい。
最近スタンド能力に目覚めた承太郎は
子供に戻ったらスタープラチナを使えない。
が、

7歳児承太郎の生身オラオララッシュでアレッシー昏倒
大人に戻ったポルナレフと承太郎にノされ、あわれ再起不能に。
いよいよカイロへ向かうジョースター一行。
DIOの所在を探るべく、満を持しての念写は




なぜだか、第一話のリフレイン。
様子をうかがいに来る店員まで似てるww
アヴドゥルに至っては原画が完全に使いまわしだが
皇帝以前と審判以後で衣装の色が変わっていることに
今の今まで気付かなかったわ・・・
次回:ダービー・ザ・ギャンブラー その1
声が万丈さんだ!!
余談だが:
ホリィの想い出の中では

少年時代の承太郎はとても「キレると怖い」感じには見えなかったが
あれは母親の・・・というか
ホリィならではのお花畑補正が入ってたのかな・・・
CVはちゃんと一話と同じ高森奈津美女史だったね。

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