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我思う故に・・・新館

ONEPIECE 783「邪魔だ」

 




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トレーボルによる自爆
その爆炎から
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なんとか逃れたルフィとロー
ローの千切れた右腕は、
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レオのヌイヌイと、マンシェリーのチユチユで
何とかなりそうな雰囲気ですが
当のローが戦線離脱を拒んでいるため
すぐさま治療に専念することはできなさそうです。
チユチユの実の能力には、寿命を削って行う「復元能力」があり、
爆発炎上したSMILE工場をも元通りにすることが可能だという。
壊れた無機物を元通りにできる「治癒」ではなく「復元」。
これを行えば、ローの腕とて問題なく元通りにできそうだが
生体には使えないのかもしれない。
また、可能だとしても、ローは医者として、
他人の寿命を対価に自分のケガを治すことを由としないだろう。
あと1時間以内にドレスローザのすべての生命が死に絶える
この事態においても、その矜持は違えないはずだ。
ロー自身も、なりふり構わず戦線に復帰するつもりは
もはや無いし、
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レオとマンシェリーは、何かを強く決意したようだし、
ここでローの腕を繋げるのだろう。
さて、ここで少し気になったのはトレーボルのこと。
トレーボルの最後っ屁は
可燃性のベタベタに着火したものだった。
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地下でトンタッタたちに使ったときは結構な勢いで爆発していた。
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しかし今回は「引火」という表現が使われたように、
大きな炎こそ出たが「爆発」と呼べるものだったかどうかはちょっと疑わしい。
とはいえ、ルフィは瞬時にローを連れて離脱しているし
ドフラミンゴもまた退避していることからは、
それなりの威力の炎だったことは想像できる。
ところで、そんなさ中
あれだけ幹部たちを大切にし、
幹部がどんなにヘマをしようとも叱咤のひとつもくれなかったドフラミンゴが、
勝ち勇んでローに深手を負わされたトレーボルに対し
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「マヌケが…」と吐いている。
加えて、ルフィがローにそうしたように
ドフラミンゴはトレーボルを救い出したようには見えないし、
心配する素振りも見せていない。
先の爆発(?)が、ヴェルゴやモネの覚悟と同様
ドフラミンゴを思うが故、自らを犠牲とした最後の攻撃だった、すなわち
「トレーボルは死んだ」=「もう救いだす必要はない」のだとしたら
今回のドフラミンゴからは、
わずかでも悔恨の情なり、哀惜の念なりが感じられたはずだ。
つまるところこれは、
トレーボルが死んだとしても、生きているとしても、
「最高幹部の5人は家族のように対等に互いを尊重している」という
トレーボルの言葉が、欺瞞だったことを裏付けている。
4人の最高幹部が、
あるいは誰かの意志によりドフラミンゴを神輿に担いでいた可能性、
または逆にドフラミンゴが4人をただ忠実な都合のいい下僕と捉えていた可能性、
そのどちらもがお互い様だった可能性が存在する。
ともあれ、家族ごっこはもうお終いだ。
双方、疲弊しながらも一歩も譲らぬルフィとドフラミンゴ。
意地と信念がもはや互いを看過しない。
かつてアーロンと対峙したときに、
おれは剣術を使えない。航海術も持ってないし、料理もできなければ嘘もつけない
しかしお前を倒せる と言ったルフィ。
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同じゴールにたどり着く方法論はひとつではない。
仲間を信頼した、ある意味割り切った役割分担が麦わらの一味の強みでもあったが
仲間ひとりも救えなかったシャボンディでの挫折を経て
自分がこう在らなくてはいけないという責任、また
自信と実力を兼ね備えた”枠”を大きく設定しなおしたルフィ。
人間が深海で魚人を相手に
お前ごときにゃ何も守れねェというホーディに対し
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いいや…全部守る!その為の”2年”だったんだ!
と啖呵を切った。
そして今、
自分に関わったあらゆる人たちの想いを、無念や怒り、悲しみを
すべて見過ごさずに抱え込んだ。(背負うという表現は適切ではないと思う
ルフィは新たな覚悟の一歩を踏み出す。
発動!ギア4!!
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「お前」と「鳥カゴ」が、おれの邪魔だ!
ルフィにとって海賊王への道は、この海で最も自由な男になること。
万物の声を聞くことができたという海賊王、ゴール・D・ロジャー。
それと同じ才能の片鱗を露わにするルフィが
誰にも支配されず、支配せず、
あらゆる人の、物の、国の、ひいては星の悲鳴を聞き、
気に入らない奴はぶっ飛ばす。
シンプルだが、ひたすら譲らず。それこそがルフィの覇道。
今、立ち止まって事を為さねば、ルフィの覇道は貫けない。
一国を滅ぼそうとする「鳥カゴ」と
さらに被害を増やすことを何とも思わない「ドフラミンゴ」が
今のルフィにとって、海賊王への道を邪魔しているのです。
いまいち真意を汲み取れている自信がありませんが
今回のこのセリフ、非常に重要だと思います。
さて、
ギア4thとは、いったいどんな技なのか。
wktk・・・
と、2週間待たないといけないワケね
オダッチ・・・またドえらい寸止めかましてくれますねww

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Comment

  1. BIE(管理人) より:

    クロコダイルには、何らかのシンパシーを感じている気がしますね

  2. クルム より:

    ヴェルゴなんかの時はドフラが2人の最後を思う姿がありましたがトレーボルは…うん、体だけでなく関係もハリボテだったんだね(笑)
    ドフラが部下を責めないってもしかしたらクロコダイルと同じで実は誰ひとり信用してないから、期待してないからだったりして
    ファミリーは家族、対等といいつつ扱いは部下で最高幹部も忠誠誓うみたいなポーズしてたしクロコダイル誘ったのはただ対等な協力者が欲しかったとか…ないか

  3. BIE(管理人) より:

    正直、見当もつかないんですよww
    小さくなるってのは、似たようなことワポルがやってましたね。
    あれは「細くなる」でしたが。

  4. smith より:

    ゴムの特性を生かした体の変化がギアですよね、たぶん。
    伸びる、縮む、電気抵抗が高い、ぐらいしか・・・
    親指から吹き込んででっかくなるなら、
    親指から吸い込んでちっさくなるってどうでしょう。
    2Y修行前のギア3副作用みたいな感じで小人族っぽく。
    縮んで圧縮されて密度高まって、
    スピード維持したまま技の重み増しました、的な。
    小さくなるだけじゃ画が弱そうですかね。

  5. 向日葵 より:

    ドフラミンゴが、ルフィの打撃が軽いという
    ようなことを言っていたのが気になりました。
    ということは、重いゴムや硬いゴムになる?
    と思ったものの、そこから全く想像が
    膨らみません。
    楽しみだ! ギア4

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