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ONEPIECE 786「ギャッツ」

ルフィ渾身の「ゴムゴムの獅子バズーカ」は
すさまじい威力を見せたが、

ドレスローザを覆う「鳥カゴ」はいまだ解除されず
しかし、
さらにもう一発ダメ押しの一撃を放とうとしたルフィは
電池切れ。
ギア4は「筋肉風船」。
以前のギア3の「骨風船」と同様、タイムリミットで
吹き込んだ空気が勢い良く抜け、一気に脱力、戦力低下を引き起こす。
ギア3は、骨風船で巨大化していたのと同じ時間
2.5等身のチビに縮んでしまい、ろくに戦えなかったが
今回はもっと酷い。

全身に力が入らず「ぐにゃぐにゃ」で、痙攣を起こしている
目は虚ろで考えるのも億劫な状態。
ギア4使用後は10分間覇気を使えなくなるというが、
それどころではないわな。
ケリがつかなかった場合のリスクは甚大だ。
しかし、10分経ち覇気が戻れば「あと一撃で必ず倒す」
と言うからには、
あれだけの反動があり、下手すると命を削っているかもしれないギア4を
すぐさま再起動できるということだ。
恐ろしい・・・色んな意味で恐ろしいね・・・。
そして、満足に動けないルフィを
バージェスが襲う。

狙いは「ゴムゴムの実」だ。
もう確実だ。
「今殺して奪ってやる!!」と言うからにはこの場でできるのだ。
バージェスは、能力を「悪魔の実」に還元する術を知っており実践できる。
その術はまだ明言されたわけではないが、
「能力者が死んだ直後に最も近くに在る果実に還元される」
という説がかなり有力である。
そんなに簡単でいいのか?・・・というのは相当に疑問なので、
やはりなにか特殊な条件なり手順なりがあるのだと思いたい。
シーザーがスマイリーをガスに戻し、
「サラサラの実 〜モデルアホロートル〜」を実に定着させたときは

リンゴがいくつも用意されていた。
これはその術の不確定性を示唆しており
果物ひとつを用意すれば100%成功するというわけではなさそうだった。
まぁ、シーザーの理論と、黒ひげ海賊団のやり方は異なるのかもしれない。
どのみちバージェスは確実性を高めるために慎重に周到に準備を怠らず〜
というタイプではなさそうだし
それでは、背負った風呂敷の中身がたくさんの果実かというと
それは当たっているし、外れてもいると思う。
この中身はもちろん
能力者から「悪魔の実」を”狩る”ための、普通の果実だったのだと思う。
しかしそれはさっきまでの話で、
その果実の大半は、別の能力者たちから奪った「悪魔の実」に
すでに変容している可能性がある。
王宮の外壁塔にはファミリーの幹部たちが縛りつけられていた。
「能力者狩り=悪魔の実収集」を行う黒ひげ海賊団が見逃すはずはない。
さらに穿った目で見てみると

王宮の台地を飛び降りても平気な身体。
脚こそ変形していないけど・・・
バージェスが「バネバネの実」を食った・・・
なんてことは・・・・ないかね・・・?
こいつは元々丈夫そうではあるが・・・
「バネバネの実」は、伸びたり縮んだり、その反動を武器とする辺りに
「ゴムゴムの実」の”似て非なるもの”という扱いで登場している気がする。
そういう意味では、今後もある程度活躍してもおかしくないと考えています。
ルフィに仇するものには世界のどこからでも駆けつけ倒す。
駆けつけたサボが割って入る。

バージェス vs.サボの戦い。
サボが敗北して「メラメラの実」を奪われる
なんて展開も、あり得ないことはないが、
ここでサボまで失ったらルフィはドフラミンゴを倒せない気がするし、
ルフィのもう一人の兄を殺すという重大な役どころには、
バージェスでは不相応だ。
よって、ここでサボが敗れることはない。(たぶん
そこで、無駄にプライドの高いバージェスが諦めて退散するには
「まぁ、悪魔の実もたくさん手に入ったしまぁいいか」
というような言い訳が必要なのだ。
そんな観点からも、
ファミリーの幹部たちは殺され、能力を狩られたと考えちゃうのですよ。
まぁ、どのみち鳥カゴがある限り、外には出られないんだけどね。
追記:
バージェスはドレスローザへ来る前にパンクハザードに寄っており
モネの「ユキユキの実」を手に入れていた。
それを見せつけながら、
「姉貴が待ってるぜ」と言い放ち、シュガーの息の根を止めた
・・・・とか
非道な妄想をしてみた・・・。うわーん

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