エースの死の原因を作った黒ひげ海賊団を
特別恨んだりはしないが、
ルフィに害なす者はゆるさない。
自分の人生を生きるにあたって
兄弟ふたりを置いて先に海に出たサボである。
エースはエースの、ルフィにはルフィの冒険があり
それぞれ成し遂げたいことがある。
そこは互いに干渉しないが
三人で誓い合った夢の果て。
エースが「見れないことだけが唯一の心残り」と言った
ルフィの夢を見届けるまで
サボはエースの分まで命をかけるでしょう。
「メラメラの実」を手に入れて、その意志はなお固くなったはずです。
サボが「メラメラの実」を奪った「ルーシー」だと知り
目の色を変えるバージェス。
やはり当初の目的は「メラメラの実」、それが手に入らなかったので
ルフィの「ゴムゴムの実」にターゲットをシフトしていたようです。
今またバージェスの標的がサボに切り替わったことは、
ルフィにとっては幸運。
うまく10分逃げ延びてもらいたいものです。
いよいよ範囲を狭める速度を上げる鳥カゴ
その中心は、覚醒した能力でドフラミンゴが暴れる修羅の戦場。
国民たちには逃げ場がない。
人間の力で「負け」を認めないゾロは、力技で、
トンタッタたちはその怪力で工場を盾に
鳥カゴの進行(収縮)を止めようと試みる。
キュロスとコロシアムの戦士たちは
ファミリーの残党を掃討し市民を誘導。
なんだか総力戦の様相を呈してきました。
そんな中、気になるのは
藤虎が気づいた上空の気配と、
もう戦わないハズだが、どこかへと急ぐレベッカ。
上空から落ちてくるのは「寄生糸」?
だとするとかなりタチが悪い。
また、
市民を誘導し終えたサイたちコロシアム組は
市民の男たちをも引き連れて「何か」をするつもりらしい。
全員でゾロの背中を押すわけもないだろうから・・・
バルトロメオのバリヤーを全員で押すのかな・・・?
・・・ってか、バリヤーと鳥カゴはどっちが強いんだろう
あと、鳥カゴの範囲が狭まってくると
海兵たちも中心街に避難するよりないのですが
パニックの中、海軍は逃げ惑っている様子も市民を助けている様子も
今は描かれていません。
藤虎は、目を張った以上は、賭けに介入すること、すなわち
ルフィとドフラミンゴの戦いについては静観を決めていると思いますが
この窮地を脱すること、これに関してのみは
協力してくれるのではないでしょうか。多くの市民の生命がかかっていますから。
ところで、
中心街で暴れるドフラミンゴ。
覚醒したイトイトの能力を完全に制御できているように
僕には見えません。
このまま暴走した「イトイトの実」に自滅の道もあるのでは・・・
と考えてしまいます。
・・・えぇ、ただの妄想ですとも・・・。