今回は、気になるネタが満載過ぎて困る。
まずは再登場の彼らの話題から。
話し方と特徴的なアゴからして、
電伝虫で話しているのは、元CP-9のロブ・ルッチとカク。
今度はCP-0として現場復帰だ。
ついでにスパンダムがルッチの太鼓持ちに格下げになってるww
ドレスローザ国民に、ドフラミンゴの王座返上が誤報だと伝えに来た
三人組のCP-0が、彼らだったのかどうかは不明だ。
今さら、あのときと違う仮面で顔を隠している意味がわからないので
別人なのかもしれないが、ともかく彼らは戻ってきた。
エニエスロビーでの失態の責任をスパンダムに押し付けられたCP-9は
政府から追われる身となっていたが、必ず戻ると言葉を残して姿を消していた。
政府の諜報機関だったCP-9のルッチたち。
どんな特別な配慮があったのか、今度は世界貴族直轄の役人に徴用された。
最後までCP-9抹殺を企んでいたスパンダムの現在の姿から考えると
スパンダムがした、自分に都合のいいウソの報告がばれ、
CP-9よりも上位のCP-0としての再雇用と、スパンダムの降格を条件に
現場復帰を受け入れたのだろう。
上司で無くなったスパンダムは、彼らにとって「無能」以外の何物でもないが
自分の部下として引き連れることを、ルッチが望んだかどうかは微妙なところ。
スパンダム自身はルッチたちを監視しているつもりなのかもしれない。
護送中のドフラミンゴ。
彼の言を要約すると・・・
自分が世界のならず者のバランスをとっていたのに、
やっちまったな、藤虎。
海賊の歴史上最大の覇権争いが始まる
おれ知らねェよ。だそうだ。
その際、見たことない人物のシルエットが数人出てきているが
それしか情報がないので今回は突っ込まないことにする。
あと、パンクハザードでシーザーが敗れたときに名前だけ出てきた
「ジャック」とやらが登場。
ドフラミンゴ奪還を目論んでいる様子だが、一体何者なのか。
ジャックといえばトランプと関係がありそうで、
ドフラミンゴの部下なのかと思いきや、
船の帆に描かれたマークは、
795話に登場したシープスヘッドのベルトのバックルのものに似ている。
795話時点では、
シープスヘッドらはSMILEで能力を身に付けたカイドウの部下だろう
と結論づけていたのだが・・・果たして違っていたのだろうか。
さて、ルフィたちの懸賞金が軒並み上がった。
ルフィ、ローは並んで5億。
ゾロは倍以上に増えて、1億2000万→3億2000万と2億UP
そして何より、われらが”ゴッド”ウソップが
はじめて実名で手配された。その懸賞金はなんと2億。
バルトロメオの話では、今回のドレスローザ事変で
際立った危険度を示した人物以外は一律5000万ベリー増額されたらしい。
今回の事件で、世間にはまったく迷惑をかけていないし
市民や海兵に視認すらされていないナミとブルックが増額されているのは
いささか理不尽といえなくもないが、
額面から想像して「犯罪者」としてではなく、
麦わらの一味の「手懸り」くらいにしか思われていなさそうな
チョッパーまでもが増額(しかも倍増w)されている点から考えると、
ナミ・ブルックの増額は「麦わらの一味」全体の危険度を鑑みての結果なのだろう。
懸賞金はその賞金首の「罪状の重さ」を示しているのではなく
世界に対する「危険度」を表しているのだから。
で、そんな中、サンジの手配書がなにやら不自然だという。
ナミ・ブルックと同じく、市民や海兵にろくに視認すらされなかったであろうサンジが
7700万→1億7700万と1億ベリーの増額、そして「ONLY ALIVE」。
キリよく2億に上がるのではなくキッカリ1億UPというのは、
何かしら明確なロジックによるものと考えられるし、
「ONLY ALIVE」とは、
通常の「DEAD or ALIVE(生死を問わず)」と異なり「生け捕り限定」。
これが何を意味するかというと、その意図はさておき
海軍(もしくはもっと上)がサンジに死なれては困る事情があるということだ。
現状でその理由を推察するのは難しいが、
だからこそ、妄想しがいがあるネタに感謝したい。
たとえば、
まぁよくあるパターンだと
サンジの記憶や身体のどこかに重大な秘密事項が隠されており、
それが損なわれることを恐れているのかもしれないし、
馬鹿馬鹿しいが、単純に、
海軍か政府上層にいる人物(女性とはあえて書かない)がサンジきゅんに一目惚れし、
保護したがっているのかもしれない。
しかし僕のイチオシの妄想のヒントは
冒頭にチラリと出てきたCP-0が握っている
以下は果てしない妄想だ。真に受けず、まぁ茶請け話にでも読んでほしい。
所属が変わっているので今でもそうかは分からないが、
かつてのCP-9の面々は、
直属の上司であるスパンダムが、どれほど不条理でボンクラな役立たずであろうとも、
命令には絶対服従する職務に忠実な人殺しだった。
殺人が許可された諜報部隊ということで、
職務に個人的感情を差し挟むことがないよう訓練されているだろうし、
私情にかられるようでは、殺人を生業になど、とうていできないだろう。
彼らにとって何が正義かを判断するのは常に上層部であり、
彼ら個人レベルはもちろん、部隊行動においても、
彼らの正義執行には、大義も理想も志も、おそらくは正義感すら存在しない。
あくまで「任務」だからやっているに過ぎない。
逆を言えば、彼らは「悪」を(感情的に)憎んでもいないということだ。
話は変わってサンジとは如何なる人物か。
サンジは、海賊:麦わらの一味の一員ではあるが
海賊で在ることに意義を感じているわけでも、
海賊として何かを成し遂げたいわけでもない。
海軍や政府、天竜人に浅からぬ因縁など何もなく
政府転覆や打倒海軍を心に掲げているわけでもない。
自分の夢である「オールブルーを見つける」ために、
行きがかり上一味に参入しているのだ。
そして、相手がたとえ敵であろうと、女性には手(脚)を上げないフェミニストだ。
つまり、
サンジという男は何らかの企みがあって海賊をしているわけではなく
その目的が果たされるなら、手段は海賊でなくともよいはず。
加えて、命に替えても弱者を傷つけない義侠心の持ち主、と見ることができる。
トドメにこいつだ。
サンジは特別な修行を受けるまでもなく、六式格闘術のひとつ
「月歩」を自力で習得する類まれな身体能力とセンスの持ち主である。
さらに伝え聞いた情報では、「月歩」で海中をも高速移動できるらしい。
・・・・
要するに・・・だ。
CP-0が、サンジをスカウトしたがっているのではないか。
というのが、僕の今回の妄想だ。
麦わらの一味においては、
政府・海軍に対し、もっとも信念や私怨が絡まぬ実力者と言えるサンジ。
もし宗旨替えが可能なら
政府側の強力な戦力と成り得る・・・と判断したのではないだろうか。
有力な敵勢力から戦力を削ぐこともできて一石二鳥だ。
そうなると、他の海賊団などからも同様にスカウトされる者が居るかもしれない。
あ〜・・・いや待てしかし、
この方法って一回しか使えないな・・・。
こんなにハッキリと、政府が特別に狙ってる人物の判別ができると
次から警戒されるものな。
ここまで書いておいてなんだが、無いなこれは。
じゃあ、シンプルに「珍しい血液型だから」って可能性はどうだろう。
この手配書の写真が撮られたのは魚人島の「人魚の入り江」だ。
そのときにサンジはほぼ全身の血を失うアクシデントに見舞われた。
写真を撮った者には、サンジの血液型は容易に把握できただろう。
サンジの血液型は「S型RHマイナス」という珍しいもの。
何らかの事情でそのタイプの血液が、世界中で不足しており、
誰か「偉い」人物がそれを必要としているんじゃないか。
そうなると、双子の海賊スプラッシュとスプラッタが
まさかの再登場! あるかもしれないwww。
余談だが:
ベラミー、宴が終わるまで居たのな。
再登場するといいなぁ・・・。