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ジョジョの奇妙な冒険 第四部 #06「広瀬康一(エコーズ)」

コミックス 31巻01章~05章までに相当。


通学中の康一は新品のマウンテンバイクに浮かれていた。

え〜・・・

いきなり余談で、これはあくまで僕の個人的意見だが、学校や駅、商業施設やマンションにおいても、共同駐輪スペースに「スタンド」が付いていない自転車を置くのは「迷惑行為」であると認識してほしい。

BMXやマウンテンバイクは運動性を高めるため、ロードバイクはより軽くするため「付けないのが当たり前」あるいは「付けるとかっこ悪い」などの理由で、スポーツバイクにはスタンドを付けないのが普通である。しかしそうなると、駐輪する際には、チェーンロックなどを利用してガードレールや柵、ポールなどに寄りかからせて固定せねばならない。
そのようなことができる場所は、駐輪場と定められたスペースには、およそごく限られたところにしか無く、ともすれば駐輪用に充てられていない場所に不法に駐めることになる。(ホイールスタンドなどもあるが、持参して移動する人など普通はいない)

近頃は前輪のリムを「ガチャン」とロックする機械式の駐輪スペースが増えたが、99年頃にはまだ普及してはいなかった。不特定多数が利用する共有の駐輪場で、壁際や柱の横など限られた特定の場所を占有することを前提とするのはあまりにも身勝手だし、駐輪場以外の場所に許可無く括りつけることは論外だ。

スポーツバイクはあくまで趣味や競技のためのものであり、日常の移動の足に使うのであれば、その運用には十分に配慮しなければならない。

てなことを本作スタッフも考慮したのかどうか・・・

アニメでの康一のバイクには「スタンド」が付いている。
少し感心した・・・と同時に、やっぱり少しかっこ悪い・・・。


康一が勢い余って轢いてしまった謎の袋。


袋に閉じ込められた「何か」が断末魔の苦しみに前肢を持ち上げ、しかし力尽きたのか「パタリ」と倒れる。
原作よりも些か芝居がかっているが、車輪の痛々しい跡といい根が善人な康一の動揺はすさまじい。


小林玉美 20歳 職業不定

錠前(ザ・ロック)の能力者であり、元祖「杜王町カツアゲロード」の黒幕だ。
相手の良心につけ込んで「罪悪感」に錠前をかける。「罪悪感」が晴れないかぎり錠前は外れない。

この能力を上〜手に使えば一生これで食っていける
うれしかったねェーッ!

人間のクズ発見ww
スタンド能力の発現はある意味「才能の発露」なので、玉美の人間性がその能力に象徴されているとも言える。
しかも三部とは異なり、四部におけるスタンド使いたちには、明確な「敵」が存在しないため、その能力を思う存分、自分のために使うことができる。というか、他に使いみちがない。
今後登場する能力者たちは、どいつもこいつもスタンド能力を自分の幸せのためにのみ使用するエゴイストばかりだ。

まぁ、虹村形兆もそうだったし、実は、ラスボスとして中盤以降に登場する吉良吉影ですら「自分の平穏な生活を脅かされたくない」ほぼそのためだけにスタンドを使う。
今後、そういう自己中心的なスタンド能力者たちと付き合っていく上で、その例を分かりやすく代表してくれているのが、この小林玉美だ。


言っていることは無茶苦茶でも、相手が冷静に理論武装する前に少しでも「負い目」を感じさせれば、相手の動きを封じ、精神に負担をかけ続ける実にやっかいな能力だ。
悪事を悪と思わないDIOのような相手にはまるで無力なのだろうが善良な市民にとって、この恐ろしさは「オレオレ詐欺」以上だ。


スタンドを素手で掴む億泰ww
ザ・ハンドで削り取らないのは、まだ事情がよく分かっていないからだろう。


「タカリ」のためなら前歯も惜しくない、強気な弱者の処世術。こいつは(あくまでこいつレベルで)色々と考え、工夫しているのだろう。
ちなみに「前歯には保険がきかない」というのは誤りで、保険が適用できる前歯の代替品はちゃんとあり、希望すれば保険で治療できる。ただ変色やプラークが付きやすいなど品質があまり良くないことと、あまり儲からないという患者・医者両面の見地から、勧めない歯科医が多いのだそうな。


錠前を付けたモンがおれにダメージを与えるとその錠前に跳ね返っていくんだぜ〜っ

これは、三部に登場の「恋人」のように、スタンドが物理的にダメージを再現し、やり返すということではなく「ダメージを与える」という行為が、錠前をさらに大きく強固にするという意味だろう。
ゲスなタカリ野郎とわかった今、これ以上負い目を感じることはない気もするが、そこは数々のテクニックで「やりすぎた」と思わせればいいわけで・・・能力者自身が最弱と謳った「恋人」よりも、ある意味ちっぽけなスタンドだ。
いいキャラしてるぜ。


轢き殺したネコは人形、億泰が殴った傷も治った。


錠が消えた!心が軽くなった!
心の「負い目」が無くなれば錠は消失する。


今度は、広瀬家に上がり込んだ玉美。


カラクリもわからず自分の罪悪感に押しつぶされそうになれば、スタンドが見えない一般人ならその苦しみから解放されたいがあまりに言いなりになるのも無理はない。

クリリンのことかー!!!
よくも…許さない…許さないぞ!!

穏やかな心を持ちながら激しい怒りで目覚めた戦士、覚醒!
そして康一のスタンドも

爆誕!!


四部では書き文字の効果音が多用されていないので、この表現は効果的だ。

エコーズの攻撃音をどうやって表現するのか気になっていたが、実際に充てられたSEを聞くだけでは、とてもじゃないが「バギ!」「ビシ!」とは認識できない。
体内から途切れること無くこだまする「効果音」音を身体に染み込ませる。
直接的な攻撃ではないが、激しい怒りと決して許さないという強い意志が具現化した、実に康一らしいスタンド能力。これがエコーズ。

これは気が狂うわwww

玉美、渾身の最後っ屁 自ら腹を刺して…

ポイ… 冤罪完成。


さらに罪の意識を重くした姉は卒倒、母は死んで責任を…
しかし康一はさらなる責めの手を打つ




魂の呪縛からの解放
かあさん、スタンド見えてませんか?・・・www

玉美、屈服。

いやぁ、惜しいなぁ・・・
たとえば企業買収、外交官やネゴシエーターとしてなど、正当に辣腕を揮える能力なんだがなぁ。
まぁ、玉美がそういう向上心・上昇志向を持った人間だったら、身に付ける能力もまた違っていたのかもしれないな。

余談だが:


原作では初登場時と後期で頭身がまったく異なるのだが、アニメではその中間くらいの印象だ。
おそらくこのデザインでずっと行くんだろう。

三部のイギーは、初登場時のみ別のキャラデがわざわざ起こされていたが、玉美はそこまで重要なキャラじゃないので
「強面の不良パイセン」と「へりくだり舎弟」のどちらにも使える頭身に設定したんだろう。
ギャグアニメじゃあるまいし、三頭身ってのもキツイもんな。

次回「間田敏和(サーフィス)」
コピーロボットの喩えはどうする? 今どきの子は知らないぞ…

おことわり)
アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」 のレビューは
「原作準拠」の検証の目的で、コミックとの比較をするスタンスで書いていましたが
第四部は、三部までほど「原作準拠」に拘っていないようなので、比較はもちろんしつつ、
筆者の勝手な推察や持論を、多めに盛り込んで書いてゆきます。
基本的に、揚げ足取り中心の文章となることはこれまでと変わりないので
ファンの方には、しばしば不愉快な思いをさせることがあると思いますが、
筆者は決して悪意を持ってはいないことをご理解の上読み進めていただけると幸いです。
また、検証・認識の甘さから、的はずれなことを書くかもしれません。
その場合は、遠慮なくご指摘ください。
ご指摘・お叱り・応援、あらゆるご意見を歓迎します。

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