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ONEPIECE 844「ルフィ VS サンジ」

今回のエピソードを言葉で説明するのはとても難しい・・・。
熱い・・・とても熱い・・・。
本心を隠したまま、ルフィを追い払おうとするサンジ。
身分の違いを訴え、あえて口汚く罵ってみせる
口で言ってもわからないなら、
「もうお前のことなんか何とも思ってない」とばかりに
渾身の技を叩き込む。
しかしルフィは

・・・お前とは・・・ 戦わねェ!!
どれだけ罵倒され、何度蹴られてもルフィは引かない、手も出さない。
傍目には一方的にリンチを受けているようにも見えるが
ルフィはこれを「決闘」だという。

これは意地と意地とのぶつかり合いなのだ。
ルフィのするべきことは決まっている。
サンジを仲間として連れ帰ること。それだけだ。

目的は違えど、偉大なる航路を制覇するという夢を同じくした
互いに掛け替えのない仲間であることは、これはもう「決定事項」なのだ。
それを覆すのならば、相応の理由と覚悟を示さなければならない。
どれだけ痛めつけようと、ルフィの心は折れない。
逆に、蹴るだけ蹴って、自分を偽って、心を痛めているのはサンジの方だ。
トドメに吐いたルフィの言葉がサンジの心に深く突き刺さる。
 
お前が戻って来ねェなら、
おれはここで「餓死」してやる!!!
おれはお前の作ったメシしか食わねェ!!!


お前がいねェと、おれは海賊王になれねェ!!!


繰り返し「消えろ」と言われても頑なに拒絶した「断る」は

何が何でもコック:サンジを仲間にする。
サンジが断ることを許さないと言ったあの時のリフレイン。
また、一味を抜けると言っているサンジとの決闘は、
ウォーターセブンでのウソップとの決闘を思い出させる。
このとき、
自分の意見に従わないウソップに船を降りろとうっかり言いかけたルフィに

それを言わせなかったのは、他ならぬサンジだった。
そして「餓死」してやる!は
サンジが「餓死」を何より嫌うことを知っているからこその、ルフィ魂の叫び。
それをさせてくれるな、という最上級の懇願だろう。
この不毛な決闘に、勝者はいない。

ナミやロビンが感情をすべて吐露し、
自分の生き方を阻む障害を取り除く助力をルフィに願ったように
サンジが今なにで困っているのか、どうしたいのかを伝えることができれば
二人は共闘できるはずなのだが・・・
男同士では、そうはいかんか・・・。
サンジが一味を抜けてしまったら、ルフィの冒険はこれ以上先へ進めない、
「おれは海賊王になれない」というのが、
最終的に「ひとつなぎの大秘宝」の正体に関わってくる
布石・伏線であるような気もしないではないが、今はそれを語るときではない…よね。

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