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ONEPIECE 880「退路0」

本気のケーキ作成過程に入ったサンジたち「ケーキチーム」

サンジがチラッと見た外観と香りだけで完璧に再現した設計図を元にして、シュトロイゼン配下の料理長たちを助手に大急ぎで調理に取り掛かる。タイムリミットは三時間。

料理長たちはプリンに記憶を改竄され、お茶会で起きた騒動を知らないため、彼らにとってはプリンとサンジは幸せな新婚夫婦。


悪気のない会話が乙女心を射抜く必中矢となって、免疫のないプリンは熱を出したり火を吹いたり、血反吐を吐いたりと大変だwww

「サンジたちを逃したい」
どうやら、プリンのこの気持ちにウソはなく、デレ方が分からないし認めたくもないとはいえ、サンジのことを好きでたまらなくなっているのも事実のようだ。またグイグイ好感度上げてきたで、コレ。

すべて終わった後で、プリンがどういう行動に出るのか非常に気になるところだ。

一方そのころ鏡世界では、ルフィがほぼ一方的にやられていた。

どうやらカタクリとの実力差は決定的のようで、前回僕が考えたように、カタクリが無理をしていたり、強い状態でいられるタイムリミットがあるような様子も、今のところ見受けられない。

困難な道と分かっていながら、自分たちが前へ進むための最善の策として、追手をひとりで引き受けたルフィだったが、ここへ来てサニー号に繋がる鏡がまだ他にもあったことが発覚。サニー号の仲間たちが危ない。


こいつ1人に集中させてくれ!!

ほう。
なるほど、確かにブリュレも、マスカル・ジョスカルも、もちろん他の雑兵たちも、「覇王色の覇気」で一掃できる気がするので、サニー号の心配、後顧の憂いを断つことさえできれば、オヌシ、タイマンで何とかなると申すか。
じゃあ、今すぐやればいいのに「覇王色の覇気」。それすら、カタクリがさせてくれないんだろうか。

しかしそのとき、サニー号は

それどころじゃなかった・・・・。

「もしもし?」という少しマヌケな呼びかけが、ナミの絶望感を物語っている。

目の前の敵がやたら強い。仲間に襲いかかる敵を止められない。今、仲間に何が起きているのか分からない。この圧倒的な「無力感」と「絶望感」・・・

2年前、シャボンディ諸島で己の力不足を痛感した、あのときに似ている。
果たして、ルフィたちは本当に「もうダメ」・・・なのか!?

さて、ビッグ・マムが繰り出したアクア・ラグナ級(言い過ぎ?)の高波。

この場に、仮にルフィかゾロがいれば、高波の土手っ腹に穴を開けることができるかもしれないが、どのみちクー・ド・バーストを使ったばかりのサニー号に、暴走海列車ほどの突破力はあるまい。ましてや、相手は「生きている高波」なのだ。ナミの航海術を持っても動きを先読みできるものではないし、勢いも威力も中型の帆船一隻でどうこうできるレベルではない。まさに絶体絶命だ。

そうな・・・
ここで何かできるとすれば・・・魚人海賊団とか・・・?

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