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ONEPIECE 891「信じられてる」

圧倒的なカタクリとの戦力差の壁に、幾度となく致命傷となりうる傷を受けながら、しかし何度でも立ち上がる我らがルフィ。


起き上がりざまを転ばされ、右のパンチを出そうとしたら右肩を打たれ、次の動きをことごとく封じられるもどかしさとストレス。何より「何もさせてもらえない」途方もない無力感に、通常の敵は諦めを覚えるか逃亡を図るだろうに、目の前の男がいくら打たれて血を流そうとも、何度無様に転ばされようとも、心折れる様子がないのが、カタクリには理解できなかった。


おれは信じられてる!!!

ルフィが心折れないのは、カタクリを倒し無事生還するという、今回ルフィに与えられた「役割」の成果を仲間が信じている、と同時に仲間のことも信じているから。さらに言うなら、一味の全員が同じ思いで互いを信頼しているから。決して裏切らないし、裏切れない。

仲間からの信頼という点では、カタクリに寄せる兄弟たちの信頼も、また揺るがないものではあるが、麦わらの一味が互いに信頼しあう「絆」の強さを見せることに対し、それはカタクリの強さがチートすぎることもあり、兄弟たちからの一方的な信頼といっても過言ではない。

カタクリを熱愛する33女36女、フランペの言葉からそれを測ることができる。


フランペはすべての兄に最愛の妹として愛されたい、また愛される資格があると自負する勘違い自己愛少女だ。
すべての妹たちの憧れの的であるカタクリを最も愛するのが自分であり、カタクリから最も愛される妹も、自分でなければならない。


しかし、それも最強の称号あってこそなのであり、もしカタクリがここでルフィに敗北でもしようものなら、自分が愛する価値も、自分を愛してほしい対象でもなくなりそうな物言いだ。



そんな中、ルフィが少しずつカタクリの攻撃をかわす兆しを見せたり、反撃を併せることができはじめた。


ルフィは修行時代のレイリーの言葉を反芻しているようだが、武装色や見聞色の覇気は鍛えれば強くなるそうなので、カタクリほどではないにしろ、次の段階へステップアップしかけているといえるのかもしれない。


驚きを隠せないカタクリの様子は、


さながら、自分だけの停止した世界へ承太郎に踏み込まれたDIOのようだ。


そして、仲間を信じ、仲間の信頼に応えるべく、自らの「役割」を果たす男がもうひとり。

いよいよママが、食えば死ぬほど美味い必殺のウェディングケーキとご対面…

…じゃないのか?ひょっとして…

ママがいい匂いに気付いているが、巨大ケーキが乗った船が見えればナミは安堵するなりニヤリとするなりする筈だ。驚く(戸惑う?)ナミが見たものはいったい何だ。

…そして、次号休載。


余談だが:

ビッグ・マムは42年の間に43人の夫と子どもを作った。おそらく一年と腹の休まった期間はないと思われ、双子や三つ子など同時に生まれた者を除いて、兄弟姉妹はみな年子であるはずだ。

今回フランペのセリフからカタクリには妹が38人居ることが判明した。
ママの娘は全部で39人なので、長女のコンポートだけはカタクリの姉ということになる。長女コンポートと長男ペロスペローのどっちが長子かはわからないが、カタクリたち三つ子が48歳なので、長子の年齢は50歳であることがほぼ確実になった。
これが何を意味するかというと、ママが最初の出産をしたのが18歳で、最後の(直近の)子を産んだのが60歳ということだ。なんともすごいな。



一番下の子どもは8才ということになるが、孫もすでにいるそうなので、ママの周囲にいたガキどもの誰が子どもで誰が孫かまでは分からないな。

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