マリージョアに続々と集まる世界中の王族たち。
アラバスタ王国王女ビビ
今回は病気を圧して「どうしても」と出席した父王コブラの随伴だが、今回のシリーズ中にコブラ王は逝去するにちがいないと僕は睨んでいるので、近いうちに王位を継承し、ビビ女王となるはずだ。
かつてドラゴンの思想の危険性が世界会議で議題に上ったように、もしもルフィのことが取りざたされた場合に、擁護したくても立場上難しい者(国)が何人も居るなか、彼らを束ね、意見をまとめるのはビビしかいない。今回のシリーズでは、革命軍以外でもっとも活躍が期待できる人物だ。
それにしても…
カルーがレオに対し、めっちゃメンチ切ってるんだが… ビビが「かわいい」連発するから嫉妬しているのかwww
ドレスローザ王国 王女付き侍女レベッカ
彼女もまた王族なのだが、叔母にあたる王女ヴィオラの侍女という立場上、ビビやしらほしよりは言動に縛りが少なく、比較的自由に動けるだろう。
もともと人を傷つけることを嫌う上もう戦士はやめたとはいえ、身体能力は高いはずなので、その行動力には期待できる。隠密行動に非常に適したお伴も居ることだしな。
そして、彼女たちの隠密警護の名目で同行してきたはずのレオたちトンタッタだが…
リュウグウ王国王女しらほし
純真すぎる清い心と世間知らずが災いして、他人の悪意に極めて鈍いため、言動には注意が必要。その巨大な姿が目立ちすぎるのはもちろんのこと、感情を隠すことも苦手なので、謀事や隠密行動には不向きなのだが、さて…
悪ブラックドラム王国国王ワポル
なんかやらかして大事件のきっかけを作りそう。
だが、僕が注目したのは王妃のキンデレラの方。彼女はかつて王族としての権威を失っていた成金のワポルと結婚した。
それが天竜人の後ろ楯を得て王国を再建。今や彼女もマリージョアへ招かれる貴族の一員となれて、ウハウハなのだろうと思われるが、金と権威に目が眩んだワポルとの関係に「愛」は存在しないだろうと僕は考えていた。(余計なお世話だ)
しかし、悪役組織の女幹部コスもノリノリだったし、ワポルのゲスいジョークも楽しんでいるところから察するに、ワポルとの夫婦仲はまったく悪くないようだ。まぁ蓼食う虫も好きずきというし、彼女が幸せならそれでいいんじゃないかな。
サクラ王国国王ドルトン
この人には腹心がいないんだろうか。お目付け役にDr.くれはを連れてくるのは別に構わないが、あとはラパーンとイッシーしかいないってのは、国家としての体裁としてどうなん?
あと、発展途上の貧しい国だからと、華美を嫌い一兵卒とさほど変わらない装束を着るモットーは立派だが、TPOはわきまえた方がいい。普段ならともかく、社交界で「それ」は同席している他の王族にも礼を失しているように思う。
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聖地マリージョア その絢爛豪奢な社交界の陰の一幕、
蒸気機関だってあるご時世に、非効率的で不合理、不経済、不安定極まりないシステムに思われるのだが…
世界を牛耳る絶対的な選民たちが、自分たちの生活を豊かにするためには、知恵を絞ったり、技術を発展させる必要はない。
彼らは頭も身体も最低限しか使う必要がないのだ。例として、おなじ結果さえ得られるのであれば、この動く歩道がどんなに不合理で不経済であろうとも、それらを解消するためにする努力など彼らにとって意味がないのだ。下地民は彼らにとって所詮は家畜かそれ以下なので、耐久消費財として何人使い潰そうとも、それがいかに「非人道的か」など問われることもない。
むしろ、ヒマを持て余している彼らにとって、下地民をそのように行使することにサディスティックな悦びすら感じるのかもしれない。
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そして今回のキモ・・・
マリージョアのとある城の閉ざされた場所に、厳重に保管されている…
これがドフラミンゴが掴んでいるというマリージョアの「重大な国宝」なのか!?
このネギボウズはいったい何者か。ネギボウズが持つ2枚の手配書はルフィと誰のものか。なぜ今この扉が開かれたのか。
さて、この巨大な(?)麦わら帽子。いったい誰のものなのだろう。空白の百年の頃のものに違いないだろうけど、果たして麦わらって800年以上も原型とどめられるんだろうか。いや、だから冷凍保存されているのか。
ルフィの麦わら帽子と無関係とは思えないのだが、こうなってくると、ルフィがシャンクスからもらった麦わら帽子が、もともとロジャーが被っていたものかどうかも怪しくなってきた。
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それにしてもこのネギボウズ。
手の位置がなんだか特殊だ。過去に登場した人物で該当しそうな人をムリヤリ探すとしたら…