鬼ヶ島にあるというカイドウの屋敷の見取り図。
それを入手するために大工のミナトモさんに弟子入りしていたフランキーだったが、図面は何年も前に人手に渡っていた。
八方手を尽くして調べたところ、何人もの手を渡り歩いて、九里から来た何者かに奪われたところまでしか行方を追うことができなかった。
いったい誰がなんの目的で…。
誰ぞ鼻っ柱の強い大名か、どこぞの豪商あたりが、カイドウと同じ屋敷を建てようとしている? …んなわけあるかい。答えはひとつだ。
カイドウの屋敷に討ち入るために決まっている。
錦えもんたち以外にもカイドウを討たんとする勢力がいるのか、それとも錦えもんたちが戻ってくることを信じている者の仕業なのか。
あしゅら童子か、他の九人男の誰かなのか。いずれにせよ、それが今まで決行されていないのだから、噂の20年目にあわせて用意したと考えるのが妥当だ。
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花魁小紫を招いたオロチの宴がいよいよ始まる。
ついに明らかになったオロチの素顔。
イワンコフ・雷ぞうに続く顔デカ頭身、腹黒そうで、しかしまぬけそう…
う〜ん・・・滝口順平の声しかイメージが湧かないwww
こいつは、本当に脅威なのか。
名前からして「八岐大蛇」をイメージさせるくせに、変身態を未だにシルエットしか見せないのは、見たら拍子抜けするからじゃないのか・・・。
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宴の直前、
将軍オロチのもとを訪れていた男たちは、CP-0。
なんと、海賊を倒すための武器をワノ国で調達しているとか。
ドフラミンゴが失脚した今、王下七武海という政府と海賊のいいとこ取りできる仲買なしに、政府が公に直接取引するわけにはいかず、取引内容でかなりオロチに足元を見られているようだが、はたしてそれほどのリスクを払ってまで入手するべき武器なのだろうか。
CP-0は天竜人直属の諜報機関のはずだが… 実質的に世界のすべての人間の頂点に君臨する天竜人をして、それほど欲しがらしめるワノ国の武器。今となっては「SMILE」のことではないはずだし、他では手に入らないワノ国独自の武器とは何か。
まぁ、真っ先に考えつくのは「海楼石」だわな。
海楼石はワノ国で生まれ、釘のように小さく加工できる技術者はワノ国にしかいない。その技術が光月家由来の伝統技術かどうかはさておき、産地も加工もほぼ独占しているのだから「海楼石」を用いたアイテムはワノ国から買うより無いのだ。
ってことは、世界中に存在し、もちろん海軍でも使われる「海楼石」の手錠や鎖などは、すべてドフラミンゴ経由で市場に流通していたと考えていいだろう。スモーカーの特注の十手なんかもドフラミンゴは把握していたかもしれないな。
ひょっとすると、おでん様は「海楼石」と石工の技術を広く世界にアピールしようとしたのかもしれない。オロチはその市場を独占しようとしたんじゃないかな。
ただなぁ・・・
仮にその推察が正しかったとして、オロチをそそのかしたのはカイドウ(とドフラミンゴ)だと思うんだ。なんか、今回のCP-0との会話を見ても、オロチの立ち位置がいまいち掴みづらい。
「海賊と戦う為の武器を海賊から買おうと…」
言うまでもなくオロチは海賊ではない。「海賊から買う」の海賊とはカイドウのことだ。
しかし
「ウチと直接交渉する他なくなった…」
「ウチ」というからには自分たちが武器を製造販売している、ということになる。武器を売っているのはオロチなのか、カイドウなのか。
で、トドメはこれだ。
「ワノ国=オロチのバックにはカイドウがついている」
虎の威を借る狐かよ。カイドウの名を出して凄むなんてダサいことこの上ない。こいつ単体はまったく脅威でもなんでもないと思うね。
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余談だが:
リュウリュウの実(古代種)モデル:アロサウルスだって。なんだ、T-REXじゃなかったんだ。
貴重な古代種が二人並んでると違和感がすごいと同時に、翼竜なんかもいるのか…なんてロマンに期待が涌いて止まらないわ。
ただ、気になるのは「古代種」ってことは、リュウリュウの実には現代種もあるってことか?
僕は「リュウリュウの実」ってのは、てっきりカイドウの能力のことで、ドレークは例えば「ディノディノの実」とかじゃないかと思っていたんだが、竜やドラゴンを恐竜と同じカテゴリーで扱うのは無理がありそうだし、じゃあカイドウは何の能力者なんだ?
やっぱり竜が正体で、ヒトヒトの実 モデル:鬼(幻獣種)だろうか・・・。