サイトアイコン 我思う故に・・・新館

ONEPIECE 1000「麦わらのルフィ」

ようやくドクロドームの屋上にルフィが辿り着いた。
4F・5Fの素通りや、キング&クイーンに対するマルコのチートっぷりからは、1000話に合わせるためにエピソードをいくつか端折って帳尻を合わせた感が若干あるが、それはこの際置いておく。

屋上にはすでに、キッド、キラー、ロー、そしてゾロが居並び、ルフィを加えて味方勢の「最悪の世代」が揃い踏み。(ドレークは味方とはいえない…よなぁ)


彼らを迎え撃つでも、気を引き締めるでもなく、緩んだまま余裕の上から目線でルフィを愚弄・挑発するカイドウとビッグ・マム。

ルフィは大物ふたりの言葉をシカトしながら、しかし存在は十分に意識したまま、ふたりの向こう側で力尽きて倒れている錦えもんに歩み寄る。


ごめんな 遅くなった。


主君おでんの無念を晴らすという、至極まっとうで純粋な自分たちの想いが、まるで届かず理不尽にはね返された悔しさに涙する錦えもんは、もはや指一本動かすこともままならない中、後をルフィに託す。

ルフィには、大物ふたりに言葉で伝えたいことなど、本来ならば何もない。ルフィが「何になるつもりか」だって?

問われて名乗るもおこがましいが、知らざぁ言って聞かせやしょう、この拳で。…とばかりに


豪腕一閃!


おれはモンキー・D・ルフィ!
お前らを超えて、海賊王になる男だ!!!

今回、第1000話のサブタイトルは「麦わらのルフィ」
麦わらのルフィとは何者か?

ルフィが何を成し遂げるのか、そこに今もっともワクワクしているのがヤマトだ。
ヤマトにとってルフィは、ついさっき知り合ったばかりのただの海賊ではない。


いずれカイドウを討ち倒しワノ国を解放する新勢力の筆頭と思われたエースが死に、4年前に伝え聞いたエースの弟が目を見張る破竹の勢いで新世界に乗り込んできた。
その弟は、ヤマト憧れの光月おでんが認めた偉大な男:ロジャーと同じ夢を語り、その突拍子もない夢はロジャーの実子であるエースが期待し、今はおでんの実子:モモの助たちが救国の助っ人を頼って友情の誓いを得てワノ国まで連れてきた。それが「麦わらのルフィ」だ。

20年以上先の未来に、次の時代を担う強力な海賊たちが新世界に押し寄せる。


おでんに成し遂げられなかった打倒カイドウが期待されるが、問題はもっと先だ。
世界の海を制覇した史上唯一の”海賊王”ゴール・D・ロジャーにも遂げることができなかった大事を、ルフィに期待しているのだ。

ところで、ぶっちゃけヤマトはどこまで知り、どこまで理解しているのか。
ヤマトはおでんの航海日誌で、ロジャー海賊団が予見した未来の出来事を知った。航海日誌には、「Dの一族」のことも書かれていたようなので、800年前に起きた出来事については知っただろう。だが「Dの一族」とは何か?まで明かされていたとは限らない。


同様に、ラフテルの場所や「ひとつなぎの大秘宝」の正体までは記されていないのではないかと僕は思うのだ。ロジャーがああいう形で大海賊時代を拓いて死んだ以上、それを後世に記して残すというのは、野暮極まりないからな。

ヤマトはおでんの航海日誌を、”あの日”、おでん城のふもとの川で拾ったという。”あの日”とはおでんが処刑され、モモの助たちが未来へと旅立った”あの日”のことだろう。
燃える城から誰かが守って持ち出したのだとしたら、トキか河松しかいないが・・・トキだろうな・・・。

さて、


エースがサボとふたり、かつては呆れたルフィの「夢」だが、エースが「ルフィならやれる」と信じているのは「夢の果て」だ。


今際の際に気にかけたのも、ルフィの「夢の果て」だった。

エースやサボが口にしたのは「夢」もしくは「野望」といったものだったが、ルフィが宣言したのは「夢」と、その「夢」が実現すれば付随して訪れる大きな「結果」だったのだと思われる。
それが「夢の果て」。

まさか、世界を良くするために自分が何かを為そうと考える男ではあるまい。
だがルフィは、自分が夢を実現するその派生効果で、世の中に変革が起きることまでを思い描いたのだと思う。
それが「今より良い世界」を創ることだとは思わないが、同じことをロジャーも考えたというのだから、「今より面白い世の中」なのだろうことぐらいは想像がつく。

そりゃあシャンクスだって、片腕捨ててでも新しい時代に賭ける気になろうというものだわ・・・。

あと余談だが・・・


クイーンの首、どうなってんだ?コレ

モバイルバージョンを終了