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ONEPIECE 1067「PUNK RECORDS」

短くなったベガパンクの頭。
それは本体から切り離されて保管されていた。いや、保管じゃねェな… 管理・運用されている。



実は、ベガパンクは悪魔の実の能力者で「ノミノミの実」の「脳ミソ人間」だった。
古今東西・森羅万象のあらゆる知識を際限なく記憶できるが、知識を蓄えれば蓄えるほど脳ミソも比例して肥大化するため、今もなお巨大化を続けている。


その巨大な脳ミソは切り離されて、エッグヘッド研究層の天井を覆うように設置された卵の殻の内部に格納され、世界最大の有機データバンクとして稼働、そしてベガパンク本人とは念波で常につながっているらしい。

要するにクラウドのストレージのようなものだ。


そのデータをサテライト6人も共有し、それぞれ別の性格と別の任務を与えられた彼らが得た体験と知識をフィードバックすることで、より効率的にデータバンクを活用、また拡張しているのだという。


いずれ世界中の人が誰でもこの「パンクレコーズ」にアクセスできるようになれば、ベガパンクが蓄積した正確で膨大な知識を全人類が身につけることとなり、全人類で相互に「パンクレコーズ」をアップデートすれば、ベガパンクひとり(+6人)では到達できない規模の「知識の海」を作ることができる。これはまさに「Wikipedia」だ。

だが、そうなれば実際の「Wikipedia」と同様にデータの信頼性が低くなり、自分の思想と異なる記述を恣意的に書き換える輩が出てくるのはもちろん、記録の正確さを管理する必要も出てくる。
自分の脳に他人の思想が介入しまくる危険性を、ベガパンクは「そんな心配をしていては科学は前に進めない」ともっともらしいことを云うが、それを世界一貴重かもしれない自分の脳でやろうというのだから、天才科学者の考えることはやはり狂人と紙一重なのだな… と思わずにはいられない。


ボニーを気絶させたのは、冷静に会話を続けさせる展開上の都合だと思うのだが、ベガパンクはボニーが自分を殺したいほど憎んでいることを今はじめて知り、納得こそしたようだがベガパンクの興味は一瞬で自分が作った「人造悪魔の実」の成果へと移った。
オダッチは、くまがその身を犠牲として差し出した経緯をまだ描きたくないらしいな。

で、くだんの巨神兵に話題は転換。


この巨神兵は200年前に聖地マリージョアを襲撃するも、エネルギー切れで静止したかまたは、大した被害を起こすに至るパワーを発揮できずに拘束されたか。
調査の結果、作られたのは900年前らしく、世界政府は完全な廃棄を指示したが、当時の科学者たちが未知のテクノロジーの喪失を惜しんで密かに隠匿してきたものが、流れ流れてここにあるのだという。

この流れだと、前回語られた「ある場所で発見された機械」とは、こいつのことだったのか…?となる。


しかし、その機械について「正シャカ」は「ある王国」の科学技術に言及したが、ベガパンク(本体)は、どこから現れ何をしようとしたのか誰にもわからない という。

確かに現状の結論としては「正体不明」なのだが、ある可能性を提示した「正シャカ」とそれを(あえて?)示唆しないベガパンク本体の思考回路は明らかに違う。

まぁ「正シャカ」が言った「ある場所で発見された機械」が、この巨神兵のことではない可能性もあるけどね。でも「見せたいものがある」つってこの映像見せてるから、やっぱこいつのことだよな…


本体からの説明で、ベガパンクの人格を6つの要素に分け、各サテライトがそれぞれの要素のエキスパートであることがわかった。
それは言葉を変えれば、たとえば「正シャカ」の「正」の要素は、パラメータを「正」に全振りしている分、本体の「正」の要素を凌駕しているであろうという事。
全員がそれぞれベガパンクの分身であることは間違いないが、6人の誰もベガパンク本体と「イコール」ではない。

また6人のサテライトが平等ではない点も気になる。
PUNK02、03、04は01「正シャカ」の言葉に従う描写があった。「正シャカ」と真逆のパラメータを持つのであろう「悪リリス」でさえも…だ。
ドラゴンと直接会話をしていたのも、麦わらの一味を招き入れる判断をしたのも「正シャカ」だ。この特別な感じは何だろうな・・・。


ところで、


巨神兵がマリージョアを襲った200年前といえば「魚人差別」に動きがあった頃。巨神兵を見つめるジンベエには、何やら思うところがありそうだ。


そしてとうとうエッグヘッドへやってきたCP0に対し「セラフィムを置いて帰れ」と徹底抗戦の構えの「正シャカ」。


一方、本体のベガパンクは、自分を殺しに来たCP0の前に自分の「脳ミソ」を放置して逃げ出す算段。
ふたりの決断がまるで違う方向性なのがおもしろいが、「正シャカ」が感じているのと同じように自分の死期を悟っているのか、本体の嘆願には激しい焦りを感じる。


ベガパンク(本体)がボニーに渡そうとしているものは、贖罪だろうか、それとも父くまの意思(遺志)を伝えようというのか。



ルッチがボニーのことを「もう用済み」と云っているのは、くまを従わせるための人質だったという意味に聞こえるが、別の理由があるかもしれない。ボニーの能力を使えば「不老」が手に入るしな。


その頃・・・


自我すら失われたはずのバーソロミュー・くま、再起動して走り出す。
生命維持と健康回復のために繋がれた機械が痛々しすぎて、「修理中」という言葉がもの悲しい・・・。


あとねぇ・・・
900年前に作られた巨神兵の再現を試みたが、その動力だけが分からなかったんだと。

動力ねェ・・・
そりゃあんた・・・


ゴムじゃねェの?

ゴム動力については別記事に追記してるので、そっちも読んでね。

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