研究棟各所で暴れはじめたセラフィムたち。
彼らに今与えられている命令がどんなものかは分からないのだが、油断しまくっていたピタゴラスやヨークを死に至らしめていないところから、ベガパンク７人の殺害が第一の目的ではないと考えられる。麦わらの一味やサテライトを攻撃してくるのは、ただ彼らの任務執行の障害として排除するためなのだろう。
研究棟司令室には、くま天使とミホーク天使が現れ、ルフィ・ゾロと交戦中。彼らがCP0にも攻撃してくることから、彼らに与えられた命令は世界政府とは異なる方向性を持っていることが分かる。（CP0が捨て駒と考えられていないならば…だが）
ルッチ・カクとの共闘がどうとか揉めているけど、今回は僕的にさほど重要ではない。どうでもいいとまでは云わないが、共闘することが原因で致命的な事態には発展しないだろう。
目下最大の問題は「誰の企みでこの事態が起こったか」だ。
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行方不明となっていたベガパンク本体ステラの消息が分かった。研究所内のとある場所に監禁されていたのである。誰の仕業かはまだ分からない。しかしそこには、2ヶ月前からエッグヘッドを訪れては次々に消息不明となっていたCPの役人たちも捕らえられていた。
2ヶ月にもわたって複数人を監禁してそれがいまだに露呈していないということは、この場所にはもともとカメコの監視がないことを意味し、本体失踪時に研究所内はサテライトが手分けして隈なく捜索したにも関わらず発見することができなかったことから、秘密裏に確保された空間である可能性もある。
なにやら大掛かりな実験設備があるので、すでに放棄された古い施設か、でなければ本体ステラや他のサテライトにも知られないように、何者かが秘密の実験をしていたことも考えられる。
だが、ベガパンクたちは記憶と経験の共有をしているはずなので、それでも企みが露見しなかったのは、犯人は別にいると考えるのが妥当。
そしてその“人物”はベガパンクと同列以上の威権資格を有している。8人目のベガパンクが存在するか、前回仮説を立てた「人工臓器」を利用した第三者という疑いが濃厚だ。ちっとも絞れていないが…。
CPたちはエッグヘッドを出港した後、海獣兵器シービーストウェポンによって拿捕され連れ戻されたとのことなので、犯人は海獣兵器を使役することもできる。本体が謝っていることから、ベガパンクたちが総意で嘘をついていることもあり得ない。
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「思えば“歴史の本文”の研究が政府に漏れるはずなどなかった」とは、CP0がやってきたことでその咎を問われるとベガパンクが早合点した（とも云い切れない）ことと同時に、しかし同時にベガパンクがそう断言するだけのセキュリティを掻い潜ることができる人物が居たということだ。
その人物は秘密裏にCPたちを捕らえ、世界政府がベガパンクに不審を抱く様に仕向けたことになる。
だがルッチたちは「エッグヘッド失踪事件」の真相の如何を問わずベガパンク全員の殺害を命じられていたようだし、であれば“歴史の本文”の研究が政府に漏れていたのも事実なのではないだろうか。
う〜ん・・・分からん・・・。
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さて、その頃エルバフを目前にしたキッド海賊団は、どデカイ敵に上陸を阻まれていた。
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赤髪海賊団
すでに小競り合いが始まっており、偶然（？）エルバフに来ていたシャンクスも徹底抗戦の構え。
キッドたちは前に赤髪海賊団に手酷い目に遭わされてるし、しかしつい先だってビッグ・マムを倒した自信もあって退くに引けない、ってか退く気ゼロ。
シャンクスがいつになく好戦的なのは、旧友の一族が暮らす島を荒らさせないという強い意志なわけだが、その「旧友」というのがなんと
ドリーとブロギー！？
うしろにオイモとカーシーも居る。ロックスターがいまだにパシリなの笑うわ
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だが「互いに死んだと思ってた」とはどういう意味よ。
「互いに」だぜ。
ドリーとブロギーは2年前までの100年間、たったふたりでリトルガーデンで決闘に明け暮れていたから死んだと思われたかもしれないが、一方のシャンクスは今では「四皇」として世界規模で超有名人なのに死んだと思う理由がわからない。しかもシャンクスは現在39歳なので、行方不明になる前のドリーとブロギーに遭って「友人」になる機会はなかったはずだ。
となると、ここでシャンクスが云う「旧友」とは、ドリー・ブロギーとは別の誰かではないのか。
「構わねェさ、兄弟！」という物言いはフェイクじゃないかなぁ・・・。