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ONEPIECE 1174「せかいで1番つよいもの」

自分の方へぶっ飛ばされてきたMMAを棍棒でバッティングしたソマーズだったが、そのMMAが港に停泊させていた船にダイレクトヒット。これでは子どもたちを連れ去ることができない。


これは誰がどう見てもソマーズの大失態。ソマーズ本人もこの事態にはかなり「ヤバさ」を感じており、慌てて軍子による子どもたちの行進を止めさせようとするが、軍子の身体はいまイム様に使役されており止められない。

だがそこでソマーズは思考をポジティブに変換・・・いやいや、これは現実から逃避したと云うべきかな。


子どもたちの奈落への行進をなんとか止めようと、親たちが必死で止めようとするもすべてが徒労と終わり、互いに名を呼び泣き叫ぶ親子愛を存分に堪能した後、為すすべなく死にゆく子供を見殺しにするしかない絶望を、快楽として享受する歪んだ性癖が勝ってしまった。
本当にクソだな。


ただ、それを「イム様にも落ち度があった」とするのは無理筋じゃね? あとで酷いお仕置きをされなきゃいいね。


両腕を捨てる覚悟で孫を止めようとしたオイモは、イバラを解くことも止めることもできず、痛がる孫の言葉に手を離さないわけにはいかなかった。


ニヤニヤとその様子を見守るソマーズをよそに、親たちはこの酷い仕打ちに激怒し、子どもたちは自らの行いが悪かったことを口々に心から反省し泣き叫ぶ。

すると・・・


先頭を歩くコロンの前にリプリーが両手を広げ、トゲが刺さることも構わずにコロンを抱きしめた。「あんた一人じゃ死なせない」
無力感に苛まれた親にできる最後の行為であろう笑顔での抱擁は、我が子を安心させる最大の愛情表現だ。


すると次々に親たちが我が子・我が孫を抱きしめ、子供もろとも桟橋から下層へと落ちてゆく。
もはや助けられないことを悔いても仕方ない。せめてこの子の恐怖と後悔を拭ってあげたい。親のいないヨハンナを想うアンジェも、あのロードですら弟を一人で逝かせることはできなかったのだ。


図らずも、この結果はソマーズの想像以上だったらしい。


確定していた10人の子供に加えて、その親が、兄弟が推んで身を投げた美談。ソマーズの認識では「ゴミクズ」ほどの価値しかない弱き種族が、愛を語り愛に殉ずる“感動ごっこ”のムダ死にの一部始終に、鼻まで真っ赤にして抱腹絶倒するソマーズ。
・・・もうこいつ、でっかいバチ当たれ! タンスの角に足の小指ぶつけろ!

さて、
冥界へと真っ逆さまに落ちたコロンたち、しかし彼らが死ぬことはなかった。親たちの中にはかなり深手を負った者もいそうだが、彼らは今まさに陽界を目指して上昇中だったロキとルフィによって受け止められたのだ。


ソマーズが能力を解いたのか、能力の範囲外まで離れたのか、イバラの拘束も解けたようだ。チクチクするのはイバラではなくヴァイキングの装束かな…。


するとその頃、陽界では・・・


突然降り出した雪、激しい雷とともに「解放のドラム」が鳴り響き、森の木々や岩、はてはアウルスト城まで、まるでエルバフ全土がドラムのリズムに揺れはじめた。

ヤルル様は何やら古い伝承のようなものを思い出したようだ。


世に珍しき“雷雪”の日に、空を覆う“巨獣”現る。
“解放のドラム”と共に、“太陽の神”は現れる。

見たところ、これはふたつ別々の伝承かな。

ニカが“解放のドラム”とともに現れるのは周知の通り。
先日ロキがMMAを凍らせた技が「悪魔の実」由来であれば、その「悪魔の実」はラグニルを味方につけなければ食べることができないのだから、空を覆う“巨獣”の能力者は氷(冷気)と雷をどちらも使えることになる。

数百年ぶりの現象だろうに、実に明解な伝承だね。老師トンペティが読み取ったツェペリさんの「死の運命」くらい分かりやすい。


「せかいで1番つよいもの」が同時に二体(二柱?)も登場だ。
さぁ、ここから反撃開始かね。手はじめにソマーズぶちのめしてくれないかなぁ・・・
ってところで次号は休載だ。仕方ねェ

ところで、ロキが食った「悪魔の実」は、どうやら「ニーズヘッグ」みたいだね。
北欧神話に詳しくないので姿を見ても断言できないけど、ラタトスクとかいうリスが関係してるし、そっちがラグニルの「悪魔の実」なんだろね。

 

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