ONEPIECE 612 「助けたサメに連れられて」
今回の扉絵、描き忘れたブルックをあとで描き足したように
見えるのは僕だけでしょうか。
また、このサブタイトルでこの扉絵ってのは
何か「恩を仇で返される」予感を感じさせますね。
そもそも助けたつもりは毛頭無いはず。
むしろスルメ(クラーケン)を操っていたのかとさえ思いましたが
乗っかりましたね。ちゃっかり・・・。
クリミナルTシャツの巨大サメの名前は「メガロ」
人魚姫の愛するペットだそうです。
ご覧のようにクリミナルブランドは王室御用達なのに
パッパグが「人魚姫とマブ」というのは嘘でした。
ジンベエの言づてのおかげで国賓扱いなのかと思っていたのですが
ペットの恩人として晩餐に招くつもりだったとか。
竜宮城
609話で遠くに見えていた
コレだと思っていたんですが少し違うのかな
マダムシャーリーの話を聞いたフカボシ王子から
連絡が入っているようなので、
着いて早々、一味は拘束されるような気配
実力で逃げて、なお立場を悪くする気もしますが。
そしてルフィは単独美味そうな匂いにつられて
泣き虫人魚姫と遭遇
人魚姫は身の危険を感じているようです。
新魚人海賊団とバンダーデッケンがどう絡んでいるのか
ややこしくなってきました。
それから、さらにややこしい要因がひとり
カリブーは体を底なし沼に替える「ヌマヌマの実」の能力者でした。
難しいところですが、僕はまだ自然系ロギアとは断定できません。
人魚を大量捕獲して大儲けする企みでホクホク顔。
「麦わら様様だ」というセリフからは
ルフィたちを狙ったのもただの懸賞金狙いで、
ポルシェーミの関係者で恨み骨髄・・・という線は消えましたね。
あと、まさにこういう事件を起こさせないために
白ひげは自分の名前で魚人島を守っており、
そのため皆白ひげの名を恐れて魚人島に手出しできなかったといいますが
カリブーがそれを平気でしているのは
今魚人島を庇護しているらしいビッグ・マムがそれほど恐れられていないのか、
もしくはパッパグが言うようにあくまでビジネス程度と考えているのか
どちらかなのでしょうね。
世情に疎いルフィたちはともかく、
カリブーは魚人島の現状を知っているでしょうから。
ところで
海の世界を統べる海神ネプチューンが
シャチやクジラでなくシーラカンスというのは
「海では力こそが全てではない」ことを意味するのだと思います。
「海」はワンピ世界で大きな鍵となるはずですから、
この価値観は後々ストーリーに大きく影響してくると思います。
現生する古代魚=すなわち、全ての歴史を知っているとは思いませんか。
ロビンはネプチューン様と仲良くしておくべきだと思います。
余談ですが:
以前、ココロのヒレやウロコを見たチムニーの驚き具合から
ココロが人間との間に産んだ子供(チムニーの親)は
普通の人間の姿をしていたと思われる旨を書きましたが
魚人のハーフはそれ以外にも登場していたことを忘れていました。
フォクシー海賊団のビッグ・パン、魚人と巨人のハーフです。
巨人並の巨体でありながら、背びれや水かきを持ち
魚人としてのドジョウの特性をその肌に持っていました。
どうやら多種族とのハーフで”間の子”は生まれるようです。
魚人と人魚の間に”魚人”か”人魚”しか生まれないのは
なんだか変ですね。
ただ、魚人島に来てみれば、巨人並に大きい身体をした純血種の人魚がいるので
ビッグ・パンは大きな体躯を持つただの魚人だったのかもしれません。
巨大な人魚は居ても、巨大な魚人はまだ出てきてないんですけどね。
おまけの余談:
ウソップが手に持つ”小さいカブト”
こんなん持ってましたっけ?
Comment
恩を仇で…(^^;
なんか麦わら一味には、不利な方向で話が進みそうですね。
ローマ神話のネプチューンとギリシア神話のポセイドンは同一視されたりしているので、魚人島は古代兵器と何か関係しているのかも…と私も思います。
私は、深く掘り下げたり先を読んだりするのが得意ではないので、感想・考察をいつも楽しみにしています。
正解か正解じゃないかよりも、こんな風に楽しめるんだなぁ♪と。
そうですね。マブダチと表現するのが恐れ多くてビビっているだけで知り合いではあるのかもしれませんね。
間違い指摘ありがとうございます。本文中で修正します。
パッパグが人魚姫とマブというのは嘘、というのはまだ決まったわけじゃないと思うんですよね。何か裏があるというか。593話でパッパグが「おれ人魚姫に合わせるってホネと約束したんだよ」と言ってます。嘘だとしたらこんな事言うでしょうか?ちょっとまだ判断しかねます。
あと海神はポセイドンじゃなくてネプチューンですよ。