ONEPIECE 656 「燃える島の冒険」
世界の甲板から Vol.38「ウォーターセブン -海列車2号船 遂に完成-」
海列車2号船、その名も「パッフィング・アイス」
トムの弟子にしてウォーターセブン市長
ガレーラカンパニーを率いるカリスマ船大工(ただしロリコン)の
アイスバーグさんが新たな海列車を作り上げました。
トム号が老朽化したとかではなく
おそらく新たな路線を開拓したのだと思います。
これでより一層ウォーターセブンは活気づくのでしょう。
確かアイスバーグは
ウォーターセブンを島ごと海に浮かべるという
前人未踏の新たな野望を打ち出していましたが、
一体そっちはどうなったんでしょうか。
ルルの寝ぐせが悪化しているのは放っておくとして
パウリーがなんだか偉そうな格好をしています。
扉絵シリーズ「あの人は今」では副社長に昇格してましたが
ひょっとするとアイスバーグは市長職に専念し
ガレーラ・カンパニーの社長の座はパウリーに譲ったのかも。
こんな借金癖のある社長いやだなぁ・・・
本編:
ドラゴンです。
空想上の生物で現実に存在するハズがないそうですが
火を吐いたり、空を飛んだり、とにかくドラゴンです。
ドラゴンの吐く炎は熱いし、ドラゴンの身体自体も熱いそうですが
それがこの島が熱い理由と関係があるかどうかはまだ判りません。
とりあえず、ルフィは好奇心の赴くまま、
ゾロは斬りたいという衝動のままにドラゴンと対峙。
そんな中、ルフィはドラゴンの背中で不思議なものを目撃します。
竜の頭に人間が刺さってる!!
ゾロの一刀流 ”居合”『死・獅子 歌歌』で両断されたドラゴン
頭に刺さっている人間を抜こうとしたら
ぎゃあああ ちぎれた~ ごめ~ん!!!
しかしそのちぎれた(?)下半身は
走り去る。
待て!!お前おれの仲間になれェ!!!
と目を輝かせて追うルフィ。
さて、この下半身。
目も耳もないので
ルフィたちが語りかけていることが上手く理解できないようですが
口もないハズなのにどこで喋っているのかは謎。
ゲタ履き、着物に古めかしい喋り方(「ブ」は判りませんが)
刀こそ差していませんけど、侍っぽいですよね。
前回ルフィが受けたSOSは「仲間が次々に斬られ、侍に殺される」
というものでした。
しかし今ここにいるのは真っ二つになった侍(?)
なんかおかしい。
「サムライ」は加害者なのか、被害者なのか。
分断された上半身がどこかにあるのならば
当然意識はそちらにあり、
下半身だけで考えたり喋ったりするのはおかしな話です。
しかも、この下半身サムライ(仮称)
「おのれふざけた七武海め」と怒りを露わにしています
いったい誰のことでしょう。
(正確には「あのたわけた”七武海”めが!」でした)
真っ二つにされても死なないといえば、まずバギーが思いおこされ
確かに彼も七武海になっている可能性が高いのですが
他人をバラバラにできるとは考えにくい。
(能力がパワーアップしていると考えにくい・・・というか
バギーにはあのままでいて欲しい・・・。)
そこで思い出されるのが
トラファルガー・ローのこの能力。
そしてローといえば、
シンボルがドフラミンゴに似ているとも言われています。
左:ドフラミンゴのシンボル / 右:ローのシンボル
白ひげが使っていた医療器具にも似たシンボルが刻まれており
ローは曲がりなりにも医者ですから、関係性が問われるところです。
ひょっとしてローはドフラミンゴ傘下の海賊で
今ここにドフラミンゴと一緒に来ているのでは・・・?
そして白ひげの治療に携わったのも、頂上戦争でルフィを助けたのも、
すべてドフラミンゴの指示だったのではないかと
疑い出すとキリがありません。
もう少し様子を見てみないと
サムライが何をしたのか、されたのか、さっぱり判りません。
ああ・・・でも、やっぱり「戯けた七武海」ってバギーっぽいかも・・・
そろそろお披露目してもいいような気もするし。
次にドラゴンですが、
この世界には、幻獣種の悪魔の実というものがあり、
「幻獣」というからには実際には存在しないケモノの能力なわけですよ。
事実「悪魔の実」の能力を借りた”フェニックス”と”大仏”が存在しているわけで
もしドラゴンの実があるなら、それを食べた何某かの姿としてあり得る話ですし、
(今回は違ったようですが)
また、
インペルダウンにはスフィンクスやバジリスク、マンティコラがいたのですから、
稀少な存在としてドラゴンが現実に存在しても何も不思議なことはない。
ツチノコやネッシー、イエティみたいな都市伝説的なものとして
まことしやかに「存在する(by たま出版)」と言われていてもおかしくないのに
ドラゴンに限って「居るはずない」と断じられているのは何故なのでしょうか。
あ、それから、
あやうく書くのを忘れるところでしたが
その頃サニー号では
何者かの仕業により皆が眠らされていました。
サンジが気付いたときには、ブルックも皆と一緒に倒れていましたが
そもそも骨しかないブルックに催眠ガスが効くのかどうかは甚だ疑問。
(それを言い出すと食べたものがどうなっているのかとか
出るらしい「うんこ」はどうなってるのかとか疑問は尽きないのだが)
とにかく「人間ふたりに鉄人とペット」と言ってますから
ブルックは逃れた可能性が高いです。
視認されながらもカウントされなかった可能性もあります。「死人」だけに。
この怪しげな奴ばら、背負っているタンクに「PH」と書いてあります。
当然ヒューレットパッカードではなく「パンクハザード」のことですよね。
彼らの言う“M(マスター)”とは誰でしょうか。
先週からいろんな妄想が止まらないのですが
残念ながら不確定要素が多すぎて、ネタがまとまりません。
なんだかオラわくわくしてきたぞ。
ってか、わくわくしっぱなしだぞ