扉絵シリーズ第二十弾が始まりました。
頂上戦争以後、麦わらの一味2年間のブランクに期待値を込め
読者が気になるその他の登場人物達の現在を描きながら
シリーズ中屈指の長編となった第十九弾が終わってわずかひと月半
早くもシリーズ再開です。
タイトル不明
Vol.1は「人魚の入江に響く悲鳴」
麦わらの一味のおかげで平穏が訪れた(はずの)魚人島
今日も優雅に遊戯する人魚たちが麗しい「人魚の入江」で
ひときわ目立つ金切り声。
いったい何が・・・?
シルエット(袖?)から察するに
カリブーに関するエピソードなのではないかと思うのですが
ちょっとまだよく内容が判らないので
次回から色々考えたいと思います。
本編:
子どもたちを取り返しに
ナミ(in サンジボディ)とウソップのもとに現れたシーザー
ルフィたちを倒した技は
やはり、空気中の酸素濃度を操り窒息させていたのでした。
ちなみに酸欠状態の”火の鳥星”は炎が消えてご覧の通りに
コアに鳥の形のモノが入っていたのは初めて知りました。
ヤク切れで苦しみ、幻覚まで見ている子どもたちを
言葉巧みに籠絡し奪還するシーザー
そこへ、
酸欠で気を失う寸前のウソ・ナミに代わって
せめてひと太刀とシーザーを襲ったのが
まさか茶ひげがこんな見せ場を作るなんて
初登場のマヌケ面からは考えもしませんでした。
厄介なルフィ、ロー、スモーカーを拘束し、子どもたちも取り返し
当面の憂いが無くなったシーザーは次に
G-5の海兵たちと麦わらの残存勢力を一掃するために
呼び起こしたスマイリーを使って新たな実験をします。
しかしそれは
全国各地の闇のブローカーたちに公開される
殺戮兵器のデモンストレーションだったのです。
その中継を見る者たちの中には
これより見せる毒ガス兵器は、4年前のソレにさらに新たな効果を加え…
シーザーの物言いでは
なにやら4年前の事件も実験失敗などではなく
わざと大勢の被害者を出して見せた
デモンストレーションだった可能性があります。
シーザーは当時は政府付の科学者だったというのに・・・です。
さらにこの放送
「各地の非合法なるブローカー諸君」へ向けて発信されている点から
おそらくドフラミンゴのもつネットワークを介して
中継されているのだと思うのですが、
それは当然
誰でも見ることができる放送ではないと思うんです。
非合法のブローカー
戦争・暗殺・兵器やドラッグの密売に、人身売買
ドフラミンゴの商売を考えたら、その人道外れた”闇”っぷりがわかります。
そして、そのネットワークが、最悪の世代の代表格キッドや
四皇ビッグ・マムまで広がっていると考えると
ドフラミンゴの企みがというか、器がというか、
うまく言葉にできませんが
なんだか規模がでかすぎて、とにかくとんでもない。
ドフラミンゴには「Dの一族」の疑いがありますので
終盤ストーリーの根幹に関わってくると思うのですが
ルフィ及び麦わらの一味が対峙する直接的なラスボスは
“黒ひげ”に違いないという意見は変わりません。
ただ
世界的に最凶最悪の犯罪者はドフラミンゴだと思うのです。
それにしても
中継を見守る各地のブローカー諸氏
意味深にシルエットにされているのは、誰なのか意味があるのか無いのか
気になる!!
まさか、こいつがモモの助とか・・・
(こいつだけテレビ見てないし剣士っぽいし。でも侍っぽくはないな・・・)