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ONEPIECE 680「海軍 G-5 基地長 鬼竹のヴェルゴ」


自分のために部下が犠牲になるのを目の当たりにしたたしぎ
残った部下たちに後押しされて心を立て直します。
というか、このG-5の海兵たち
正義感などカケラも持ち合わせないと思っていたが
犠牲になった同僚がうかばれねェってのはともかく
「シーザーをどうにかしないと世界が危険に晒される」とか
そんな殊勝なこと考えるやつらだったっけ。
悪事こそ働かないが、真面目を嫌い、面倒くさいことをしない
堕落しきったやつらだと認識していたので
この場面では「とにかく自分が助かりたい」を第一義に行動すると
思っていたのですが、侮っていました。
そこに現れたヴェルゴ中将

「最強の援軍だ!」「もう俺たちゃ無敵だ!」
ただならぬ浮かれよう。何この信頼感。
島民からも信頼されていたし、部下の面倒見もいい
うそか誠か、病気の妹がいるとかイメージ戦略もバッチリです。
だからこそ、ヴェルゴが敵だと分かったときの
ハンパない絶望感。

またしても自分の弱さに打ちひしがれるたしぎを救うひと筋の光

レディーがおれを呼んでるぜッ!!!
おっと、これは意外な対決。
「涙のこぼれる音を聞いた」とかキザ言ってますが
残念ながらフラグは立たんよ、サンジ。
しかし、たしぎは残念なキャラになったなぁ・・・。
「ただの人」ができる正義の限界を体現する役割なのかな・・・
一方、ヴェルゴの乱入のせいで
“シノクニ”のアピールにならずイライラがつのるシーザーのもとに
ルフィ到着!!!
「もう逃がさねェぞ!!! シーザー!!!」

さて、
登場したからには、あとで脱出する際にでも役に立つのかな・・・
程度に考えていた小ドラゴンが暴れ出しました。
大きなヤツより改良が施されており
速くて硬いそうですが、なんといってもやはり
目つきが異常です。

初登場のときはクルリとつぶらな瞳でしたし、

前回のうつろな目は、茶ひげ曰く「鎮静剤を打ってある」とのことでしたが

一転、火を噴くわ、弾丸を避けるわ、鋼のようなアゴで噛みつくわ
なんだか、いろいろ面倒くさそうです。
そのドラゴン、何かを察知して
脱兎の如く逃げ去ります。
タイミング的にはヴェルゴに怯えたように見えますが、果たしてそうでしょうか。
ところで、今回のサブタイトルはヴェルゴについて。
“鬼竹のヴェルゴ”と銘打たれているものの

今回攻撃で使用している技は“指銃シガン
あとは殴ったり蹴ったり。
たしぎの剣撃を、黒く変色した腕で受け止めているのは
武装色の覇気でしょうか。
思えば”指銃”自体が武装色の覇気を指先に集中させる技なのかもしれません。
その表題の”鬼竹”らしきものは、

第672話でローを打ち据えるのに使った道具が、どうみても竹でした。
ただ、見た感じ、単に竹を持つ腕ごと硬化させて殴っているだけなので、
別に”竹”である必要はないと思うのですが
ヴェルゴの異名が”鬼竹”である必要性は
まだ見せていないヴェルゴの能力や、
口の周りにものをくっつけるだらしない体質や、
自分のプロフィールを他人のものと勘違いするかのような言動と
何らかの関わりがあるのでしょうか。
とことん謎の男です。当面サンジに任せますが
性格が”鬼畜”というだけではないと思いたいところですね。

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