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ONEPIECE 684「やめるんだベガパンク」

スモーカー vs ヴェルゴ
非常に気になる戦いに
しかし、とりあえず今回は目新しい攻防がない。
生き馬の目を抜く海賊たちの生存競争を尻目に
最前線で常に高めのテンションを保ち
感覚と戦闘技能を研ぎ澄ませてきた(ハズ)のスモーカー。
2年前ルフィを制していたスモーカーの今の実力は?
対して
未だ我々には能力の端しかみせることなく
謎多いままのヴェルゴの戦法は?
ヴェルゴについて、今気になるのは攻撃を受けすぎること。
たしぎの刀を受け止めたり、スモーカーの十手をガードしたこともあるが
サンジのキック、ローのカウンターショック、スモーカーのゲンコツと
戦闘に長けた六式使いなら
もっと「避ける」なり「ガード」するなりできないものだろうか。
ここまで見た感じでは
「堅さ」と「タフネスさ」が尋常ではないようなので
ヴェルゴのタフさにはやはりなにか”タネ”があって
後でそれを際立たせるために、
今は、攻撃を喰らいまくっても平気なことを印象づけているのか、
それとも己れのタフさにただ慢心しているだけなのか・・・。

しかしながら、血を吹いたり流したりフラフラしたり
しっかりダメージは喰らっているようなので、
現状ではさっぱり何が何だか。
※ 鉄塊使ってるように見えない=”六式”使いではないということ?

そのころシーザーは、R棟2階の「秘密の部屋」に。
ここは元々ベガパンクの「所長室」だったという。
「秘密の部屋」といえば
モモノスケが入り、小さなドラゴンに変身しちゃったという
あの「秘密の部屋」ですよね。
見たところ研究所内各所を監視・統括できるようなシステムと
研究装置・資材が点在している。
遺伝子の模型のようなものがあるのが興味深い。
しかし、なぜここが入ってはいけない「秘密の部屋」なのか
今回だけではまだわからない。
そして今思い出される4年前の真実。

非道で残虐極まりない大量殺戮兵器を研究するシーザーは
ベガパンクをはじめとする研究者たちに科学班を追放され


イタチの最後っ屁とばかりに兵器を起動させた。
今回のサブタイトル「やめるんだベガパンク」とは
当時自分が周囲から受けた制止から事件を引き起こすまでの一連の行為を
すべてベガパンクに置き換えて語ったものだ。

「海軍がいかに多くの海賊を殺せるかが兵器のキモ」
「民間人だろうと全て吹き飛べば世界は平和」
「”非道”という点において、囚人を使った人体実験と何が違う」

という当時のシーザーの弁は、
ある側面だけ捉えると決して間違ったことを言っているわけではなく
自分の研究の成果とその評価にしか興味のないマッドサイエンティストとは
こういうモノかもしれない・・・と一瞬理解しかけたものの、
シーザーだって、それが非難されることだったとわかっているからこそ
その罪を憎っくきベガパンクに擦り付けているわけで、
根本的な最終目的よりも、むしろ手段を重要視し、もたらす結果にプライドを掛ける
ある種、方向性を誤った暴走癖が確認できる。

ここで作中はじめて喋ったベガパンク
シルエットの部分しか見えておらず
どういう人物なのかまだ想像もつかないため、ここで妄想をひとつ
ひょっとして、ベガパンクとシーザーは同一人物ではないのか。
いや、聞き流していただいて結構・・・
黒地に白ドットのシャツを着たシーザーと
白地に黒ドットのシャツを着たシーザーがいるんですよ。
たぶん次の日とか、ただそれだけだと思うんですけどね

ただ、以前出てきた首から下のベガパンクと
今回のシルエットがまったく結びつかないのが気になるのです。
ってか、シルエットのどの部分がどうなってるのか全く分からない。
とにかく、このシリーズ中にベガパンクも登場することになりそうです。
4年前の事件も、ただこれだけとは思えませんしね。
そしてその頃、地下深くに落ちたルフィが出会ったのは・・・

侍のような言葉を話す小さな竜
小さな竜・・・いや、小さすぎ。
やられた! ミスディレクションを疑っていたので
速くて硬いあの小型ドラゴンは
モモノスケではないだろうと思っていましたが
これは少し斜め上を行かれました。
ってか、節子それドラゴンやない、竜や
僕個人の認識では、
西洋の「ドラゴン」と東洋の「竜」は別物だと思っているのですが
オダッチ的にその辺の差違はどう捉えているのか気になります。
でもこいつ、
乗って上まで飛んでもらえそうにないよなぁ

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