原作の第35話~37話分。コミックス4巻07章-09章。
今回は3話分と短いです。
大事なエピソードなのでじっくり描写したかったんでしょうね。
ついにその時がきた。
25年前、覚悟を決めて聞いた老師トンペティの予言
古からの死臭ただよう密室で
幼な子が門をひらく時!
鎖でつながれた若き獅子を未来へとき放つため
おのが自身はその傷を燃やし
しかるのちに残酷な死を迎えるであろう
何それ、そのまんま具体的すぎて怖いわ
喩えにも何にもなってない・・・
いくら生命の源である波紋を極めたといっても
未来に起きることをここまで克明に言い当てるって凄すぎ。
波紋使いでトンペティ最強かも。
25年前25歳ということは
ツェペリさん50歳か・・・見た目より歳くってンね。
波紋使いは老いにくいってか
渾身の一撃「波紋乱渦疾走」をかわされ
あげく鎖で真っ二つに・・・
息も絶え絶えのジョナサンにすり寄るツェペリ
絵面がグロくならないようにスタッフの苦労の跡がうかがえます。
切断面が上手く隠されていますね。
まぁ残酷さを際立たせてもいいシーンですが・・・。
そしてジョナサンに託される
究極奥義とツェペリの全生命エネルギー
尋常ならざる力が注ぎ込まれる様子が
原作以上にうまく表現されています。
(動きが激しすぎてスクショが撮れませんでした)
静かに蘇生し、怒髪天を衝くジョナサン、
あきらかに今までのジョジョじゃない。
まるで、どこぞの星の
おだやかな心を持ちながら
激しい怒りによって目覚めた伝説の戦士のようです。
とにかくタルカスを一撃で撃破。連邦の波紋使いはバケモノか
若くして石仮面を追うため家族を捨てたツェペリ。
親友と息子を同時に持ったような幸せな面持ちで逝く。享年50歳。
・・・ん?
ちょっと待て。
ツェペリさんが家族を捨てたのは、当然波紋修行に入る前だよな。
だから、ツェペリの息子は現在25歳以上。
ここから50年後という設定の第二部に出てくるシーザーは
ジョセフとほとんど同じか、せいぜい1・2歳上くらいだろう。
となるとシーザーが生まれたのは、父親が55歳くらいのときになる。
そりゃまぁ無い話ではないが、なんだか不自然だ。19世紀だし。
50年後の世界で、ジョナサンの孫とツェペリの孫が共闘する。
すばらしいキャスティングだし、燃える展開だ。
しかしジョナサンの息子はこれから生まれるのに対し
ツェペリの息子はすでに現在のジョナサンより遙かに歳上。
その息子同士がほぼ同年齢・・・
釈然としないなぁ・・・・どうでもいいけど。
閑話休題
原作読んだときは、鎮魂の火を灯しているのかと思っていたが
これ火葬しているんだね。
この時代の英国にそういう風習があったかどうかは怪しいが
ゾンビにされて敵になっても困るから
遺体を焼くというこの処置は正解だったのだろう。
ところで、素朴な疑問なのだが
波紋使いが吸血鬼やゾンビになった場合、波紋使えるんだろうか。
体内に波紋練ったら、体の内側から蒸発しちゃったりするのかな・・・
ストレイツォって二部で波紋使ってました?
※今6巻読み返したら、ストレイツォの最期がまさにソレでした・・・
ひょっとするとカットされる可能性も心配した
あたしィィィの赤ちゃあァァァん!
無事オンエアされたのは良かったのだが
かなりソフトになってたね。無理もないけど。
ところで
ここのくだりの「ん〜〜するというとミセス」とか「OKOK!」とか
DIOの子安ボイスがピッタリすぎて怖い。
こういう上から目線の余裕なセリフ言わせたら填るなぁ。
原作とだいぶ雰囲気が違うな、ストレイツォ
次回「決戦!JOJO&DIO」いよいよです。
さて、全くの余談ですが:
ED映像のツェペリさんが・・・
渡部篤郎に見えて困っているのは僕だけでしょうか・・・。